平成27年度 1級土木施工管理技術検定 学科試験合格発表

平成27年8月19日に、平成27年度 1級土木施工管理技術検定 学科試験の合格発表がありました。概要は下記の通りです。

受験者数 35,810人 (前年 33,130人)
合格者数 19,551人 (前年 19,389人)
合格率 54.6% (前年 58.5%)
合格基準 65問の内37問以上正解を合格とする。
65問は、全96問の内、必須及び選択問題を合わせた総解答数である。

合格発表結果をうけて

全国合格率54.6%・合格基準点37点

平成27年度1級土木施工管理技術検定学科試験は、初出題の用語や新技術に関する知識が問われるなど、問題A(選択問題)・問題B(必須問題)とも難しい内容が多く出題されました。そのため、今年度の学科試験合格率は、前年よりも低下して54.6%という結果になりました。

また、合格基準は得点率60%(39点)以上と事前に公表されていたましたが、今年度は2点引き下げられ37点以上が合格となりました。合格基準の引き下げは難度が高い試験の場合に行われ、近年では平成23年度と平成26年度に実施されています。

「合格率の低下」「合格基準の引き下げ」等を踏まえれば、学科試験が容易に突破できない難しい試験になってきていることは、紛れもない事実と言えます。今後の学科試験に合格するためには、早期からの学習でより多くの知識を習得し、段階的に実力アップをはかることが必要となります。

  受験者 合格者 合格率 基準点
平成25年度 32,639 人 19,568 人 60.0% 39点
平成26年度 33,130 人 19,389 人 58.5% 37点
平成27年度 35,810 人 19,551 人 54.6% 37点

1級土木施工管理技士として活躍するチャンス

若手入職者の減少や監理技術者の高齢化等で建設技術者が不足していますが、一方で、人材確保や人材育成に向けた動きも活性化しています。施工管理技術検定の受験資格緩和も技術者確保に向けた対策のひとつと言え、近年、受験者数が増加傾向にあることも、この動きが反映されたものと考えられます。

年齢別合格者比率の推移を、平成22年度以降で見てみると、現場監督の主力となる若手〜中堅層(25歳〜34歳)の減少傾向が顕著であり、中堅・ベテラン層(35歳〜44歳)以上が増加傾向であることがうかがえます。技術者不足の影響から、中堅・ベテラン層にまで、資格取得の要請がされていることが伺えると同時に、長期ビジョンで見れば若手〜中堅層の人材不足が懸念される結果となっています。

したがって、建設会社等では技術者を確保しようとする取り組みが今後も継続するものと考えられ、監理技術者資格となる1級土木施工管理技士を取得することが、自身の活躍に繋がる大きなチャンスと言えます。

平成28年度学科試験合格のポイント

学科試験は、過去問そのものの出題が減少し、問題文の言い回しを変えたものや関連知識を問うものが増加傾向にあります。また、新規用語最新技術に関する知識が出題されるなど、過去問を暗記する程度しか準備できない受験生にとっては合格は難しい試験となっています。

問題の難化傾向は今後も継続すると考えられるため、過去に問われた基本事項を完全に理解したうえで、まだ出題されていない周辺事項にまで学習範囲を広げることが、今後の受験対策では必要になります。

マークシートによる4肢択一式問題では、判断に自信が持てなくても解答することができますが、それらの問題は結果的に正解できないケースも多いと言えます。したがって、問題文の表現に惑わされない『正確な知識』を習得し、確実に得点を積み上げることが合格のポイントと言えます。

効率のよいカリキュラムで資格取得をサポート

当学院学科講座では、過去10年間の出題内容から今後の出題が予想される重要ポイントを割り出し、講義を中心に正しく理解し、演習テストや復習テストで効率よく知識定着を図る学習システムを採り入れています。さらに、取りこぼしの許されない内容については試験直前の答練講座で再チェックする構成となっているため、しっかり受講すれば、初受験者でも高得点で合格できるカリキュラムとなっています。

学科試験高得点合格者は実地試験においても高い合格率となっていることから、当学院の学科講座では、8割以上の得点で合格する実力を身に付け、実地試験合格へと繋げる講座になっています。来年度、確実に試験を突破されたい方は、ぜひご利用ください。

『難関』の実地試験合格へ向けて

1級土木施工管理技士になるためには、2次試験である実地試験に合格しなくてはなりません。解答は記述式で行われ、学科試験よりも確かな知識が求められることから、合格率30%台の難関試験となっています。

実地試験では経験記述が特に注目されますが、合格のために忘れてはならないのは、経験記述だけでなく、選択問題の対策も十分に行い、総合的な得点力を高めなければならないということです。

当学院の実地講座は、基本的な内容から段階的に知識を積み上げていくカリキュラムに加え、「経験記述」はもちろん、「選択科目」についても充実の添削指導を実施します。そのため、初学者の方でも確実に合格レベルの実力を身につけることができます。実地試験突破をめざす方は、当学院講座でしっかり学習し、合格を勝ち取りましょう。

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平成27年度 1級土木施工管理技術検定 実地試験対策

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