平成28年度 2級土木施工管理技術検定試験 総評

総評

学科試験(種別:土木)総評

本年度の学科試験は全61問から選択問題を21問、必須問題を19問解答する例年通りの形式でした。
出題傾向を見ると、全体的には「土木技術者としての基本知識が習得できているかどうか」を問われる内容が多かったのですが、単なる過去問学習では正解できない難しい問題も散見されました。また、本年度は過去の本試験では数問出題されていた「注意深く問題文を読み取れば容易に正解できる問題」も出題されておらず、基本知識をもとに解答を導き出す力が、例年以上に必要とされた試験だと言えます。

難易度が高かった問題の例としては、No.5(コンクリート)とNo.56(品質管理)があげられます。
No.5は「骨材の給水量」に関する問題でしたが、骨材の含水状態を表す「絶乾状態」「表乾状態」等の意味を理解した上で、設問で問われている給水量がどのようなものを指しているのかを学習していなければ解けない問題でした。
No.56は「土木工事の各工種の品質特性と試験方法の組合せ」に関する問題でしたが、「骨材の混合割合」「軟石量試験」という語句が初出題されたため、自信を持って正誤判定を行えなかった受験生が多かったと考えられます。

実地試験(種別:土木)総評

経験記述(問題1)のテーマは「安全管理(ただし、交通誘導員の配置のみに関する記述を除く)」と「品質管理」が出題されました。
「安全管理」については、過去に記述のテーマとして出題された際には「交通誘導員の配置に関する記述を除く」という記述条件(ただし書き)がありましたが、本年度は交通誘導員に関する記述も部分的に認められたため、解答しやすくなっていたと推察されます。

経験記述で高い評価を得るには、文章構成や表現が採点者にとってわかりやすく、題意に沿った具体的な内容で記述されていることが重要です。限られた試験時間内で自分の現場経験を簡潔にまとめるのは困難なため、本試験までに十分な準備ができているかどうかがポイントになります。

しかし、本年度の試験では前述した安全管理に関する記述条件(ただし書き)等の問題の変更や解答欄の行数の増減があったため、事前に準備してきた記述を単に書き写すだけでは、解答欄に収まらなかったり、空白部分が多くなってしまったと推察されます。問題文を注意深く読み、設問の要求を満たす適切な内容と記述量で解答する、柔軟な対応が行えたかどうかが本年度試験の大きなポイントでした。

問題2以降は、学科試験の学習時に理解しておかねばならない技術知識と理解の有無が問われました。一例として、問題2(土工)では、盛土の締固め機械等に関する穴埋め問題が出題されましたが、学科試験でもおなじみのタイヤローラや振動ローラといった建設機械について、特徴を理解していれば容易に解答できる内容でした。しかし、各種機体の形状がイメージできず、文字面だけの暗記をしていた受験生にとっては難しい問題だったと推察されます。

マークシート方式の学科試験と異なり、実地試験では穴埋め形式や、文章での記述形式で解答を行うためには、出題される内容に対して、より深く、正確な理解が必要になります。したがって、学科試験の学習で得た知識に対して、より理解を深める学習を行えていたかどうかが本年度実地試験突破のポイントだったと推察されます。

平成29年度に向けた対策

学科試験に関しては、出題傾向を踏まえた上で原理・原則の正しい理解からスタートし、段階的に実力を身につけることが重要と言えます。
実地試験に関しては、学科試験の学習内容を正しく理解し、正確に記述できるレベルが求められるため、単なる暗記ではない、体系的な学習で理解を深めることが重要です。
さらに、経験記述は「出題が予想されるテーマ」について、第三者の添削指導を受け、合格レベルの記述力を習得しておくことが必要です。

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