平成29年度 1級土木施工管理技術検定 学科試験総評

  7月2日に、「平成29年度 1級土木施工管理技士 学科試験」がありました。

総評

出題形式について、問題A(選択問題)は61問の出題から30問を選択解答し、問題B(必須問題)は35問すべてを解答するもので、例年通りの形式でした。
出題内容について、問題Aの選択問題は、難易度の高い問題も出題されたため、得点を積み重ねるためには、自分が解ける問題を的確に選択することがポイントでした。また、理解を伴った知識の習得をせず、過去問を暗記する程度の準備で臨んでしまった受験生は、言い回しを変えた問題などで取りこぼした問題が多かったと推察されます。

問題Bの必須問題は、初出題の用語が出題されたこともあり、対策が不十分だった受験生には難しく感じる問題もありました
また、記述を丁寧に読み込み、これまでの現場経験を踏まえて判断する力が問われる問題が多く出題されました。

全体の難易度は平成28年度と同程度と考えられますが、土木一般の「土工」、「コンクリート」では、特に難しい問題が出題されたため、この範囲の得点を伸ばせなかった受験生が多かったと推察されます。

(1)問題A〔選択問題〕

土木一般(15問中12問選択)、専門土木(34問中10問選択)、法規(12問中8問選択)からの出題で、例年通りの出題数と選択数でした。
問題Aの中では、No.1の「土の原位置試験」が、選択率が高かったにもかかわらず、正答率が低い難しい問題でした。
「試験の名称」、「試験結果から得られるもの」、「試験結果の利用」の3つの組合せについて適当なものを選び出す問題でしたが、過去10年以上出題されていない形式であることに加え、「適当なもの」を選ぶ問題であったため、「標準貫入試験」、「スウェーデン式サウンディング試験」、「平板載荷試験」、「ポータブルコーン貫入試験」の4つの試験内容について、正確で具体的な知識を必要とする難しい問題でした。

また、No.54(建設業法)の「技術者制度」に関して、理解不足のために判断を誤った受験生が多かったと推察されます。
正答肢の(3)は「特定建設業者から政令で定める金額以上の建設工事を請け負った建設業者」という記述内容を「下請業者」と読み替えることができれば、監理技術者を配置するという記述が誤っていることは容易に判断できました。一方、選択肢(1)を誤りと判断した受験生は、「建設業者が建設工事を施工する際には、主任技術者を置かなければならない」という基本を理解できておらず、「下請代金の額にかかわらず」という記述に惑わされたことが誤った判断に繋がったと推察されます。

(2)問題B〔必須問題〕

例年の出題通り、共通工学4問と施工管理法31問が出題されました。施工計画や工程管理、安全管理などに関して、近年の出題傾向にしたがい、1級土木施工管理技士として当然押さえておくべき一般知識や適切な判断力を有しているかが問われたました
問題Bの中で、受験生の判断が分かれたと考えられる難しい問題として、No.26の「盛土の品質管理」の問題があげられます。選択肢(1)の「締固め度(D値)」や選択肢(4)の「タスクメータ」という用語は、学科試験における初出題の内容であり、過去問の内容を十分に学習していたとしても、正しい知識で判断できた受験生は少なかったと推察されます。

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