平成29年度 1級土木施工管理技術検定 学科試験総評

総評

問題A(選択問題)は61問の出題から30問を選択解答し、問題B(必須問題)は35問すべてを解答するもので、例年通りの出題形式でした。

出題傾向に関しては、過去の出題を十分に理解し、技術者として必要な知識が習得できているかかどうかが問われた内容だったと言えます。
一方で、「土木施工機械の新たな技術動向」「最新の法改正」に係わる問題が出題されるなど、過去問の学習だけでは誤った判断をしてしまう問題も随所に出題されました。

(1)問題A〔選択問題〕

土木一般(15問中12問選択)、専門土木(34問中10問選択)、法規(12問中8問選択)からの 出題で、例年通りの出題数と選択数でした。
土木般(No.1〜No.15)の中で特に注?されるのは、No.4の「トータルステーションを利用した情報化施工」の問題です。

国土交通省では、公共工事において高い生産性と施工品質を実現するため、情報通信技術 (ICT)を活用した「情報化施工技術の一般化・実用化」を積極的に進めてきました。 No.4はその代表的な技術で、「トータルステーションによる土の締固め管理技術」に関する内容でした。

また、問題BNo.4建設機械では、「GPSやセンサーを搭載したモーターグレーダのマシンコントロール技術」が出題され、問題BNo.26品質管理でも同技術からの出題がありました。近年、国を挙げて推進している情報化施工技術についての知識が問われる出題でした。

選択問題に関しては、暗記ではなく、理解する学習を継続してきた受験生が解ける問題を上手に選択することができれば高得点も可能な問題構成だったと考えられます。しかし、問題集等で過去問を暗記する程度の学習では、 「土木施工機械の新たな技術動向」や「最新の法改正」など、今の試験で問われる技術者として必修の知識を習得することが難しく、多くの問題を取りこぼしす可能性もあった出題内容でした。

(2)問題B〔必須問題〕

共通工学4問と施工管理法31問が出題されました。近年の出題傾向にしたがい、施工計画や工程管理、安全管理などに関し、1級土木施工管理技士として当然知っておくべき一般知識が多く出題されました。これらの内容に関して、しっかりとした知識を身に着けておく必要がありました。

一方で、最新の法改正を反映した内容(No.19「足場、作業床の組み立て」)や新規用語(No.24「静的破砕剤工法」)などの過去問を暗記しただけでは対応できない問題も散見されました。

No.19(1)、(2) は、「足場の組み立て等の作業に係る墜落防止の強化措置」として改正され た内容で、特に(2) については、旧基準と新基準で作業床の幅寸法が異なるため、法改正内容を具体的に理解していないと判断を誤ってしまう問題でした。

また、No.24は「建設業法等の一部を改正する法律」で新たに追加された「解体工事業」に 関する出題となっており、最新の法改正を意識した問題と言えます。出題内容は「静的破砕剤工法と大型ブレーカ工法の併用作業で行う解体作業」で、初出題の用語を含む難度の高い問題でした。

問題Bは必須問題のため、過去問の内容や一般知識を問う基本問題を取りこぼさないこと が高得点をとるポイントと言えます。加えて最新の情報が反映された出題に対しても、十分に対策を講じ試験に臨むことが、試験突破には必要と言えるでしょう。

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