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平成30年度 建築設備士第二次試験(設計製図)総評

総論

本年度の建築物は、地下1階、地上5階、塔屋1階、延べ面積約10,800uの建築物が出題されました。建物は東棟、西棟と分かれており、平面図や断面図をしっかりと確認することが求められました。
建築設備の設計条件として、空調熱源設備に「水蓄熱槽」、給湯設備に「太陽熱利用給湯設備」、電気設備に「太陽光発電設備」が指定され、市庁舎特有の「防災拠点としての機能継続対策」、「ライフラインの途絶等に対応した建築設備の機能確保」が求められました。
必須問題では、記述条件を具体的に指定するなどの新傾向問題が4問出題され、選択問題にも設計条件や記入上の注意点に、例年にない要求が見られました。
採点のポイントを踏まえた正しい学習と、十分なアウトプットトレーニングができていたかどうかが合否を分ける試験でした。

■建築設備基本計画(必須問題:計画の要点等の記述)の出題構成

空調・換気設備関連 給排水衛生設備関連 電気設備関連
第1問 大地震時に業務継続を行うための空調設備に講ずるべき対策 第3問 太陽熱利用給湯設備の計画の要点 第5問 事務室に設ける照明設備において、昼光連動調光制御とそれ以外の要点を分けて記述
第2問 議場に設ける空調設備の計画の要点 第4問 雨水利用設備における沈砂槽、雨水貯留槽及びろ過装置の計画のそれぞれの要点 第6問 事太陽光発電設備の計画の要点
第7問 排煙機の必要最小量と排煙設備の計画の要点 第8問 屋内消火栓設備の計画の要点 第9問 自動火災報知設備の計画の要点
-- -- 第10問 非常用自家発電設備の計画

※第1問、第3問、第4問、第5問は新傾向の出題。

建築設備基本設計製図(選択問題:空調・換気設備 第1問〜第3問)

第1問(系統図の作図)は、蓄熱槽を有する熱源設備の構成力が問われました。また、負荷側が二管式で指定されたので構成的にはシンプルでしたが、記入上の注意点として『合理的な系統分け』をすることが明記されていました。
第2問(計算問題)では、空調機の能力表以外に『蓄熱槽の必要最小容量』、『必要換気回数』、『ガラス表面結露の発生有無の判定』の計算問題が出題されました。
第3問(平面図の作図)は、作図範囲が大きく、例年よりも作図量がやや多くなりました

建築設備基本設計製図(選択問題:給排水衛生設備 第1問〜第3問)

第1問(計算問題)は、『太陽熱利用給湯設備の貯湯槽の加熱量・補助加熱装置の号数』の計算問題が初めて出題されました。
第2問(系統図の作図)は、雑用水給水設備と屋内消火栓設備が出題されました。雨水を屋内消火栓用水にも使用することが指定され、さらに東棟、西棟を分けて系統図を作図する必要があったため、適切な構成力が問われました
第3問(平面図の作図)は、厨房の配管平面図が出題されました。給水管、給湯管(往・返)、排水管の他にガス管の作図が初めて要求されました。平面図でも適切な構成力と作図力が求められました。

建築設備基本設計製図(選択問題:電気設備 第1問〜第3問)

第1問(計算問題)では、過去の類題から設計条件の数値を変えて出題された問題が多く、設計条件に沿って、機器を正確に選定することが求められました。
第2問(単線結線図の作図)は、平成27年、平成29年と同様の出題で、低圧の非常用自家発電設備から防災・保安用系統を正しく描く必要がありました。
第3問(平面図の作図)では、全体照明としてLED照明器具が指定されましたが、形式は設計者が判断する出題でした。また、コンセント設備では二重床用コンセント、自動火災報知設備では差動スポット型感知器(2種)が指定されました。図示記号の表記が与えられなかったので、基本的な電気図示記号を正確に記憶しておく必要がありました。

建築設備基本設計製図 第4問(共通問題)

地階設備室の計画において、平成29年と同様に、計画した各設備室の室面積を記入することが要求されました。また、空調設備の配管図では加湿給水管の作図が初めて求められました。

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