構造設計1級建築士インフォメーション
総合資格学院の合格実績

構造設計1級建築士 試験制度を知ろう

構造設計1級建築士を取得するためには、原則として、1級建築士として5年
以上構造設計の業務に従事した後、国土交通大臣の登録を受けた登録講習機関が行う講習の課程を修了する必要が
あります。

講習を修了するためには、2日間にわたる講義を受講した後、非常に難度の高い問題が出題される「修了考査」に合格しなければなりません。この「修了考査」は、構造設計の実務者にとっ ても難しい試験だけに、合格のためには十分な対策を講じる必要があります。

以下は、令和5年度の情報です。

受講資格

1.受講資格

「一級建築士」として5年以上構造設計の業務に従事した方が対象となります。
また、この受講資格に関し、当該構造設計の業務と同様の取扱いが認められるものとして、平成 25 年国土交通省告示第 732号及び国土交通省住宅局長通知(国土交通大臣認定)により具体的な業務経験が明確化されたほか、「構造設計の補助業務」及び 「構造に関する工事監理の補助業務」については、平成25年国土交通省住宅局建築指導課長通知により、業務経験に含めない時期が設定されました。これらに基づき、業務経験として認められる業務等は、次の(a)及び(b)となっています。

(a) 業務経験として認められる業務

業務経験として認められないものの例
  • ・構造設計の業務
  • ・確認審査等の業務(建築物の構造に関するものに限る。)
    構造計算適合性判定
  • ・確認審査等の補助業務(建築物の構造に関するものに限る。)
    構造計算適合性判定の補助業務
  • ・工事監理の業務(建築物の構造に関するものに限る。)
  • ・平成25年10月1日以降に従事した構造設計の補助業務
  • ・平成25年10月1日以降に従事した構造に関する工事監理の補助業務
  • ・構造以外の設計(意匠設計、設備設計等)
  • ・構造以外の工事監理
  • ・積算
  • ・施工・施工管理
  • ・研究・教育
  • ・行政(確認申請の審査業務、構造計算適合性判定業務を除く。)
  • ・土木関係の業務
  • ・都市計画関係の業務
  • ・環境等の業務
  • ・構造計算プログラム作成業務

(b) 過去の講習において国土交通大臣の確認を得て業務経験として認められてきた業務

  • ・構造設計の補助業務(※1)
    • ※平成25年9月30日以前に従事していたものに限る。
  • ・構造に関する工事監理の補助業務(※2)
    • ※平成25年9月30日以前に従事していたものに限る。
  1. ※1. 建築士法第10条の3第1項第一号に定める講習の課程を修了した者と同等以上の知識及び技能を有すると認めるものとなるには、平成25年国土交通省告示第732号第1第1項第二号の規定に基づき、国土交通大臣の確認を受ける必要があるため、結果的に受講資格として認められない場合があります。
  2. ※2. 過去に申し込まれた方で、業務経歴に構造設計の補助業務又は構造に関する工事監理の補助業務が含まれている方は、講習実施機関 より直近の業務経歴を追加請求される場合があります。

業務経験年数を計算するに当たっては、一級建築士免許登録の日から令和5年9月11日までを業務経験期間として算入することができます。

受講資格に関する注意事項

3.受講申込区分

講習を受講する際には、下記の3種類の申込区分から該当する区分を申し込む必要があります。

申込区分 T 全科目 講習の全科目を受講する場合の区分で、「一級建築士」が対象となります。初めて受講される方、過去に受講された方で科目免除対象者(下記(U)(V))に該当しない方は、申込区分Iとなります。
申込区分U 法適合確認のみ 令和3年度又は令和4年度に実施された構造設計一級建築士講習の修了考査において「構造設計」に合格された方が、講義及び修了考査のうち、「構造設計」に対応する「建築物の構造に関する科目」の免除を希望する場合の区分です。
なお、令和3年度構造設計一級建築士講習の修了考査において「構造設計」に合格された方がこの申込区分で受講できるのは、令和5年度までとなります。
申込区分V 構造設計のみ 令和3年度又は令和4年度に実施された構造設計一級建築士講習の修了考査において「法適合確認」に合格された方が、講義及び修了考査のうち、「法適合確認」に対応する「構造関係規定に関する科目」の免除を希望する場合の区分です。
なお、令和3年度構造設計一級建築士講習の修了考査において「法適合確認」に合格された方がこの申込区分で受講できるのは、令和5年度までとなります。

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構造設計一級建築士資格取得までの流れ

インターネットによる受講申込受付

令和5年6月12日(月)午前10時〜6月30日(金)午後4時

受講資格審査

受講票の発行

(公財)建築技術教育普及センターより、8月28日(月)頃から受講票の発行通知がメールで配信されます。マイページから受講票をダウンロードし、必ず印刷したうえで講習会場に持参してください。
※スマートフォン等の電子機器の画面上の受講票提示では受講できませんのでご注意ください。

講義実施期間

【会場での受講】令和5年9月中旬〜9月下旬の連続する2日間 ※注1

【配信動画の視聴による受講】令和5年9月12日(火)〜9月24日(日) ※視聴期間

修了考査

令和5年11月5日(日)

修了発表

令和6年1月19日(金) ※予定

交付申請 ※注2

構造設計1級建築士証の交付

(注1)
講義は、申込区分Uの場合は半日です。
(注2)
交付申請の期間は、修了日(修了考査の実施日)以降1年以内です。詳細は、公益財団法人建築技術教育普及センターのHPをご確認ください。

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修了考査の内容

  1. (1) 修了考査は、令和5年11月5日(日)全国一斉に実施されます。
  2. (2) 修了考査は、次の表の考査区分、出題形式等により行われます。
  • ※「構造設計一級建築士講習テキスト(2021年改訂版)」及び「建築物の構造関係技術基準解説書」(2020年版を推奨)の参照可。
考査区分 出題科目 出題形式 出題数
法適合
確認
構造関係規定に関する科目 ・理由記述付き4肢択一式
・記述式問題
・10問
・ 3問
構造設計 建築物の構造に関する科目 理由記述付き4肢択一式
・記述式問題
・10問
・3問
  • ※理由記述付き4肢択一式とは、正答肢を選択するとともに選択した理由を記述する問題です。
  • ※解答に当たり、適用すべき法令については、令和5年1月1日現在において施行されているものが予定されています。
  • ※修了判定については講習実施機関のホームページでご確認ください。

講習の構成・修了考査の内容に関する注意事項

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総合資格学院でめざす構造設計1級建築士資格

構造設計1級建築士の資格取得に関する疑問や不安を、総合資格学院が解決します。当学院のライセンスアドバイザーが、豊富な経験や指導ノウハウに基づき的確にアドバイスいたしますので、ぜひ、私たちと一緒に構造設計1級建築士の資格取得をめざしましょう!

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