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平成29年度 設備設計一級建築士修了 考査総評

平成29年度 設備設計1級建築士修了考査 分析概要

法適合確認、設計製図ともに、ほぼ例年どおりの出題構成でしたが、近年の法改正内容が反映された出題のほか、新規問題や計算問題が数問出題されたため、時間配分に十分な注意が必要でした。また解答時間が短いため、問題演習や記述・作図の練習を十分に積んでおかなければ、制限時間内に解答することが難しくその傾向は、より色濃くなっています。

「法適合確認」について
[空調・換気設備、給排水衛生設備、電気設備、輸送設備:各5問、計20問]

出題傾向

空調・換気設備と輸送設備では、初出題の問題や過去発展の問題が多く出題されました。また、計算に時間を要する問題がいくつかあり、2時間という限られた時間の中で、素早く正確に判断、記述する力が求められました。

特徴的な出題

【問4】煙突 【問13】避雷設備は、ともに不適切な部分に、平方根の計算を含む複雑な計算が必要であり、間違いやすい問題でした。【問19】輸送設備の融合問題は、四肢択一式の問題でしたが、4選択肢中3選択肢が、計算に時間を要する問題であり、講習会テキストに掲載されていない内容も含まれていたため、不適切な理由の記述も含め、解答に時間がかかる問題だったと言えます。

【問18】段差解消機
近年、車いす利用者の転落事故が報告され、話題となっている段差解消機に関する問題が、図の問題で1問、初めて出題されました。段差解消機の法適合確認のチェックポイントは多くありませんが、初出題の問題であったため、戸惑う受験生もいたと考えられます。

【問20】輸送設備の融合問題
四肢択一式の問題でしたが、全選択肢が近年法改正があった分野からの初出題の内容で、講習会テキストに根拠となる記載が明確になく、言い回しを変えた文章で出題された問題でした。最新の法改正に関する知識と文章読解力が問われました。

「設計製図」について
[必須問題10問、選択問題各3問(空調・換気、給排水衛生、電気から1つ選択)]

■課題条件 『設計課題:市街地に建つ本社事務所』

延床面積・階数 8,809m2・地上6階、塔屋1階
空調熱源機 ガス直だき吸収冷温水機
給水方式 高置水槽方式
排水方式 汚水・雑排水を分ける分流式(※)
  • ※昨年までは、汚水・雑排水を合わせて排水する合流式だった。合流式から分流式に変わることで、計算量、作図量が増加した。
受電方式  本線・予備線2回線受電方式

出題傾向

課題条件は、ほぼ例年どおりでしたが、排水方式で、汚水(便器からの排水)と雑排水(便器からの排水以外)を分ける分流式が初めて指定されました。

特徴的な出題

【必須問題】

・問1、4、5、7、8は、昨年と同様に、具体的に要点記述の条件・数が指定され、多くの記述が求められました。

・問6において、器具排水負荷単位、排水立て管の器具排水負荷単位について、それぞれ汚水・雑排水を分けて算定する問題が初出題されました。例年よりも問6の計算量が増加しました。

【選択問題】

給排水衛生設備の問3の配管平面図の作図において、汚水と雑排水を分ける分流式が指定されたため、例年の汚水と雑排水を合流させる合流式に比べてエスキスに要する時間、作図量ともに増加しました。

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