令和4年度 2級建築士設計製図中期必勝コース
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課題文では、(1)敷地のアにおいて「盛土・切土により敷地全体を平坦にしてはならない。」と明記がされています。多くの受験生は、「全ての敷地を盛土・切土をしてはならない」と読み取っていますが、課題文には「全体」を平坦にしてはならないとあります。また「道路境界線の部分をGLとし、±0㎜とする。」と明記されているので、建築計画部分を±0㎜とし北側立面図の見え掛り500㎜分が地中に埋まっている状態が正しい高低差の処理方法といえます。また敷地内の勾配は1/40と緩やかなので、この勾配を利用し無理なく診療所部分と住宅部分に出入りできる計画とし、階高などを調整することで軒の高さが9mを超えないように計画することで高低差を処理することも可能になります。
部分詳細図の切断位置は、「2階バルコニーの出入口を含む部分とする。」と指定されており、作図の範囲として「バルコニーの出入口」と「バルコニーの手すり壁」の2か所が求められています。開口部の正しい表現と、課題文の中にもある「作図上の省略」をうまく使い、この2か所を作図する必要がありました。
敷地の高低差に関連して、「住宅部分の玄関ホール」のGLからの高さを求められました。玄関ホールを含めた1階の床の高さをどう設定するかによって、スロープなどの外構計画にも影響が表れます。正しい高低差の処理をすることで、正しい玄関ホールの高さを導き出すことができます。
課題発表時から、「建蔽率、容積率、高さの制限、延焼のおそれのある部分、防火区画」等が付加されていた内容です。延焼のおそれのある部分と竪穴区画は過去に出題されているため、正しい理解と表現方法が求められました。
🎖🎖「気になる」ポイント総選挙🎖🎖
— 【公式】総合資格学院 (@shikaku_sogo) September 12, 2021
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本映像では、令和3年度 2級建築士設計製図試験の特徴や採点のポイントとなる部分について解説いたします。
令和3年度 2級建築士 設計製図試験の特徴
「歯科診療所併用住宅(鉄筋コンクリート造)」
近年の試験では、設計の自由度を高めた課題が出題されていますが、令和3年度はその点に加え「1階部分の各要求室の適切な配置及び動線計画」、「高低差のある敷地」、「竪穴区画及び延焼のおそれのある部分の法令関係」が問われた試験でした。
「設計者としての正しい法規の知識と実務レベルの表現力」と、「敷地条件を正しく読み取る読解力と正しく処理する計画力」の両立が求められました。
令和3年度試験においてポイントとなった項目
ポイント(1):ゾーニング
ポイント(2):敷地内の高低差
ポイント(3):法令関係
ポイント(4):作図の精度と密度
課題文を正確に読むことが重要
・設計条件「特に留意する」は必ず守る。
・敷地の高低差について、盛土・切土により敷地全体を平坦にしてはならない。
・軒高9m以下。
・バルコニーは2階と3階に要求され、どちらも「設置場所は適宜とする」。
・2階または3階に書斎(A)と(B)の要求。
作図上のポイント
まとめ
令和3年度の課題には、難しい要素も多分に含まれていましたが、多くの受験生が「仕上げている」状況であることが想定されます。 合格を勝ち取るためには、先にあげたポイントにしっかりと対応できていることに加え、作図によるプレゼンテーション力が重要であると考えられます。