令和3年度 1級土木施工管理技術検定 第一検定総評

1級土木解答・解説書

総評

全体の出題数及び解答数はこれまでと同じ96問中65問を解答するものでしたが、問題B(必須問題)で「施工管理法(応用能力)」が新設されたため、出題構成は下表の通りとなりました。
各分野とも初出題の内容が散見され、令和2年と比べ難度は上昇したと考えられますが、一方で、新たに加わった施工管理法(応用能力)に関しては、これまでの施工管理法の出題傾向を踏まえ、理解を伴った学習ができていれば十分に得点することができたと考えられます。

なお、合格基準に関しては、令和3年度から『得点が60%以上かつ検定科目「施工管理法(応用能力)」の得点が60%以上』となったことから、2つの基準を同時に満たすために、選択問題と必須問題の全範囲をまんべんなく学習しておくことがポイントでした。

(1)問題A〔選択問題〕

No.2(土工)は、例年「土量の変化率」が出題されていましたが、令和3年度は出題傾向が変わり「法面保護工に関する具体的な施工法」が出題されました。植生マット工やコンクリートブロック枠工などの各種法面保護工に関する施工上の留意事項が問われましたが、これは実地試験で出題されていた内容のため、正解するためには学習範囲を広げておくことが必要でした。

No.14(基礎工)は、場所打ち杭工法に関して「支持層の確認と支持層への根入れ」が出題されました。支持層の確認は平成22年以来で、支持層への根入れについては初出題でした。
10年前の過去問まで学習していた方は、ある程度絞り込むことが可能だったと考えられますが、正答肢を含む2肢は初出題で難しい内容だったため、正解するのは困難でした。
法規に関しては、過去に出題されていた内容を十分理解していれば得点できる内容が多かったと考えられますが、No.50とNo.51(いずれも労働基準法)の難度が高かったため、この問題を選択した受験生は、得点が伸ばせなかったと考えられます。

専門土木に関しては、各種工事に関する難しい内容が出題されましたが、問題選択の自由度が高く(出題34中10問解答)、出題傾向とポイントを押さえて学習すれば、問題の選択次第で十分得点できたと考えられます。

(2)問題B〔必須問題〕

問題Bの出題数は上表の通りですが、新設された施工管理法(応用能力)に関しては、実地試験では定番の穴埋め問題が四肢択一式に変更されて出題されたことが特徴的でした。内容に関しては、施工計画、工程管理、安全管理、品質管理に関して、施工管理上の重要ポイントや頻出事項を理解していれば十分得点できるものでしたが、No.33〜No.35の3問は新技術や専門技術に関する出題だったため、やや難しかったと考えられます。

今後の試験対策に関しては、過去の学科試験だけでなく、過去の実地試験の出題内容まで学習範囲を広げ、十分な知識を身につけておく必要があると考えられます。

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