平成30年度 兵庫県立東播工業高等学校 建築科作品展

平成30年度 兵庫県立東播工業高等学校 建築科作品展

名称

平成30年度 兵庫県立東播工業高等学校 建築科作品展

日程 2019年1月25日(金)〜1月27日(日)
会場 ニッケパークタウン センタープラザ
主催
  • 兵庫県立東播工業高等学校 建築科
後援 兵庫県立東播工業高等学校PTA
協賛 総合資格学院

複合型SCに努力の結晶 約200点を堂々展示!

平成30年度 兵庫県立東播工業高等学校 建築科作品展が、平成31年1月25〜27日の3日間、複合型ショッピングセンター「ニッケパークタウン(兵庫県加古川市)」で開催されました。

同作品展は、同校建築科生徒の1年間の取り組みや学習の成果を地域住民の方々へ発表する機会として、卒業式の校内展示からはじまり、現在では校外にて毎年実施されています。5回目となる今回は、前年同様同会場のセンタープラザでの開催となりました。

3年生は「卒業設計」、2年生は「住宅自由設計」、1年生は「木造平家建専用住宅設計図」、このほか建築研究部は「ものつくりコンテスト・大工技能検定 製作品」など、約200点を展示。生徒らの努力の結晶はショッピングセンターを訪れた多くの方々の目に触れることとなりました。

人気投票でPTA賞が決定! 緊張の公開プレゼンを実施!

前年より実施して好評を博している来場者参加型の人気投票を今年も実施。珠玉の作品群の中でも、3年生では恒藤温人さんの「鹿児のわ〜ユニバーサルコミュ二ティセンター〜」、2年生では小松原一眞さんの「プライバシーと共同空間のある家」が票を集め、PTA賞に輝きました。また、神崎羅那さん(3年生)の「自然に囲まれた集合住宅」、前田千颯さん(2年生)の「自然と会話が弾む家」が、建築科長賞に選ばれました。

今回新たな試みとして会場横にステージを設け、そこで展示作品ついての発表を行う、2年生と3年生による公開プレゼンテーションが実施されました。観客を目の前に、緊張した面持ちながら、プレゼンを行う生徒らの一生懸命な姿に、ギャラリーからは暖かい視線や声援が送られていました。

3年生 恒藤温人さん
「鹿児のわ〜ユニバーサルコミュ二ティセンター〜」

2年生 小松原一眞さん
「プライバシーと共同空間のある家」

卒業設計のテーマは地域活性化 新手法採用でアイデア出しを推進

今年度の卒業設計のテーマは「加古川市の地域活性化」。計画にあたり、加古川市役所の都市計画課より担当者を招き、「加古川市の都市計画基本構想」について話を聞いたうえで、生徒らが「こんな施設があればいいなぁ」と思うものを形にしています。

対象エリアは「加古川駅周辺」「陸上競技場周辺」「加古川西岸・東岸」「平荘湖湖畔」など13箇所。建物用途は「娯楽」「文教」「生活」「休息」と大きく4つに分類し、それぞれの地域の特徴、交通事情等を考慮しながら2〜5人のグループで、1人1棟計画しています。また、今年度はアイデア出しの手法として「ワールドカフェ方式」をあらたに採用。自分のアイデアが生かせる場所や仲間を探し出したうえでグループを組んで設計を進めました。

<特別編集>担当教諭が語る建築科設計展

富田耕司氏

建築科3年生担任
富田 耕司氏

ちょうど3年前に、はじめてこの建築科作品展を訪れました。まだ東播工業高校へ赴任する前の話であり、その後すぐに赴任が決まりました。建築科の担任ならば、かならずこの作品展に関わることはわかっていて、覚悟もしていたのですが、どのように作品展というカタチにまで持っていくかを3年間悩んでいたというのが正直なところです。今回3年生の担任として、いざ作品展に臨むこととなりましたが、前日の準備から、当日までの生徒らの動きをみても、私が見てきた、これまでの3年生以上に、しっかりとした対応ができていて、安心しました。期末試験がある中、作品展にも力を入れてがんばってくれている姿を見ると、うれしくもあり、ありがたいなと思います。卒業していく3年生には、ここで学んだことをこれからに活かしていって欲しいですね。

3年生は卒業を間近に控えていますが、そのほとんどが地元に残るので、将来、地域の担い手となってくれるでしょう。だからこそ卒業設計では「地元の街づくり」に意識を向けて欲しいという思いがありました。今回「加古川市の地域活性化」をテーマにしたのも、街についてしっかり考える、ひとつのきっかけになればとの考えからです。
2年生は住宅設計がテーマですが、たとえば窓を設置するうえで、なぜその位置で、その大きさなのか、とか、柱なら通し柱だから太いのか、とか。「住宅」という身近なものから、いろいろなことを考えて、そこから生まれた新しい気づきを大事にして欲しいと思います。
みんなで考えて、ていねいに作り上げ、それを見てもらうという経験を通して、設計することの楽しさや嬉しさ、また設計したものへの愛着も感じ取ってもらえたらと思います。

澤 大輔氏

建築科長
澤 大輔氏

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