別所 洋奈さんの
1級建築士合格体験記

「継続は力なり!」の言葉の意味を実感

令和元年度
1級建築士合格
別所 洋奈 さん(25)

学 歴
大学
勤務先
建設会社
施工管理
本試験得点
104点 (計画:19点、環境・設備:19点、法規:23点、構造:23点、施工:20点)
教 室
受講講座
1級建築士パーフェクト総合セット

受験回数 学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
建物を見ることが好き

建物を見に散策することが好きだったため、建設業界に就職したいと思いました。建設業界の中でも、身近で建物ができていく過程を実感でき、それに携わることができる施工管理という仕事の魅力に気づきました。人間がつくるものの中で、建築物は最も大きく、それを多くの人たちでつくっていくのが、私が感じる建設業界の楽しさのひとつです。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
将来の自分、応援してくれる家族のために

勉強を続けていくうえでモチベーションとなったのは、自分の将来の仕事の幅を広げたいという思いと両親、祖父母へ安心を与えたいという思いでした。身内には建設業界の人がいないため、施工現場という場所へのイメージや女性が少ないということで両親や祖父母には心配させてしまっていました。そのため、少しでも家族に安心してもらうために、わかりやすい形として資格を取りたいと思いました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
合格率が高い実績

最初に総合資格学院のラインセンスアドバイザーに説明を受けたときに、「この試験がどれほど難しいか」を知り、その時点で独学という選択肢は消えました。他の資格学校と比較して、総合資格学院は校舎数や受講生数も多く、何より合格者占有率が圧倒的に高かったので通おうと思いました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
合格したいという気持ちを貫く

設計製図試験、エスキスが上手くまとまりちょっと安心しながら作図に移りましたが途中上手く行かない部分がたくさん出てきて描いては消してを繰り返しました。正直、そのときは泣きたい気持ちでいっぱいになりました。どうしよう、と不安ばかり大きくなりましたが、講師が「絶対に受かってやるという気持ちを絶対に捨てずに、その気持ちを込めて図面を描けば受かります」と言っていたのを思い出し、半ば自己暗示のように「絶対受かる。絶対受かってみせる」と自分に言い聞かせて、最後の最後まで図面を描き続けました。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
ちょっと時間の積み重ね

学科の勉強をしているときはちょっとした時間も、トレインとトレーニングや自分のまとめノートを使って勉強しました。入社してからは、お昼休みはご飯食べた後毎日30分時間を確保し、電車の中でも音楽を聴きながら勉強しました。仕事柄、朝が早くて夜が遅いため、正直体力的にしんどかったですが、朝も早めに出勤して始業前ギリギリまで問題を解いたりしていました。自宅で寝てしまわないように、終業後に会社で勉強したことも。もともと、テレビをまとめて録画して休日はもちろん、平日の空いた時間に見るのが日課だったのですが、受験期間中はそれらをすべてガマン。録画することも止めていました(笑)。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
施工管理への理解が深まる

私は施工管理の仕事をして3年目になりますが、杭から仕上げまですべてを理解するには、まだまだ経験が足りません。しかし、学科で勉強した知識のおかげで、今まで自分が見たことのない工事が始まったときなど、知識がゼロの時に比べてとても理解がしやすかったです。

学科攻略法

得意科目(分野)と苦手科目(分野)
得意科目(分野)

計画

苦手科目(分野)

構造

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
文章問題の内容を頭にイメージ

構造の力学は得意分野でしたが、文章問題がとても苦手でした。そもそもの文章の意味がわからなく、単語もなかなか理解できなくて最後のほうまで点数が伸び悩みました。しかし、構造担当の講師が模型などを用いてわかりやすく説明してくれたおかげで、文章の意味が具体的にイメージできるようになり、それ以降、得点が少しずつ上がりだしました。構造の文章問題は履修が最後の方まで残るカリキュラムだったため、最初は点が伸びずに不安でしたが、講師のおかげで得点できるようになりました。

講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
講師や教務スタッフの言葉

試験の前はとても不安で、自分がわからないことがたくさん出たらどうしよう、まったく解けなかったらどうしようなどとネガティブなことを考えてしまいました。しかし、講師や教務スタッフの方が試験前に「学院で教えたことをきっちりやれれば絶対受かります」と断言されたのが心強かったです。その言葉を信じて勉強を続け、本番に挑むことができました。自分を信じることができたので、とても助かりました。

学科合格のポイント
同じところを繰り返し学習

学科の学習量はとても多く、最初に習ったことを復習していないと、どんどん忘れていってしまいます。習った直後はわかっていても、1週間、2週間と時間が過ぎると、またわからなくなってしまうことがありました。それを防ぐために、こまめに今まで学んだことを振り返ることがとても大切であり、そこが合格へつながるポイントだと思います。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
数字だけでは決められない

エスキスをし始めたころは、ちょうどいい面積にあてはめることなど、数字的なことに気を取られがちでした。しかし、講師が「人々がどのようにその建物を利用するか、具体的に考えることが大事」だと教えてくれました。そのように考えるようにすると、動線がまとまったり、ゾーニングがうまく行ったりするようになりました。また、講義でみた美術館の動画なども、イメージがついてとても役に立ちました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
メリハリのある図面を描くように

私は筆圧が薄く、初回の講義のときから講師に注意を受けていました。そこでシャーペンを変えたり、芯の濃さを変えたり、太さを変えたりなどと、いろいろ試行錯誤しました。最終的には躯体の線はしっかり濃く、植栽や什器はやわらかい線で描くことができて、メリハリのある図面が描けるようになりました。

製図合格のポイント
負けず嫌いの性格!?

学科試験があったため、つづく設計製図試験に費やせる期間がとても短かったです。それでも受験経験者と同じ土俵で戦わなければならないというのは、とても酷であり難しいことでした。しかし、「まわりに負けたくない」という負けず嫌いな気持ちをエネルギーにして人より多く図面を描き、うまくいかなければ何度でもエスキスをやり直すという意識を持ち続けたことが合格につながったと思っています。

今後の目標や抱負

今後の目標としては、仕事上必要となる1級建築施工管理技士を来年合格することです。1級建築士に比べれば合格率の高い試験ですが、気を抜くことなく挑みたいと思います。受験で得た知識は、現場の施工管理にとても役に立ち、ほかの人よりも建築について理解が深められたと思っています。職業が施工管理のため、直接的に建築士の資格が必要となることはありませんが、お客様や上司との会話や付き合いにおいて確実に身になったと思っています。

御自身の経験を元に資格取得をめざす方へアドバイス

勉強は本当に大変で、自分の自由時間がない状態はとてもしんどかったです。でも、合格したときはその分とてもうれしかったです。応援してくれていたまわりの人など、たくさんの人に祝ってもらえ、何よりも確実に自信になるので、一生懸命やってみればいいと思います。

総合資格の教材やサービスでよかったところ
製図模試試験

早い段階から、本番と同じスケジュールかつ、まわりにライバルがいる状態で模試ができたのはとても良かったです。他の資格学校に比べて、模試の頻度も多く感じました。

記述用教材

構造や設備など、それぞれ聞かれていること別にまとめた用紙を終盤に配付され、それがとても役に立ちました。自分の苦手分野に絞って勉強することができました。

オリジナル製図課題

人に聞いた話ですが、総合資格学院の模試や課題は、他の資格学校や本番の試験問題に比べてやや難しくてひねった問題が多く、それに慣れていると当日試験問題が簡単に感じるとのことでした。実際、会社の同期から他の資格学校の問題を見せてもらい、エスキスのみ実施してみましたが、総合資格学院でいつもしている課題に比べて容易に感じました。

教務スタッフ

1年目の時から教務スタッフの方には、声をかけてもらったり、相談に乗ってもらったりして頼りにしていました。困ったことがあればすぐ聞けるような、身近な存在の人がいて助かりました。