林 哲也さんの
1級建築士合格体験記

ライバルは自分自身、
今の自分を明日は超えろ!

令和元年度
1級建築士合格
林 哲也 さん(52)

学 歴
大学
勤務先
工務店
大工
本試験得点
113点 (計画:18点、環境・設備:18点、法規:27点、構造:26点、施工:24点)
教 室
受講講座
1級建築士ビクトリー総合セット

受験回数 学科3回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
人の命は短い、しかし建築物とその技術はずっと引き継がれる

父が工務店を一人親方で経営していましたが、私の大学在学中にガンで亡くなりました。楽しそうに大工仕事をする生前の父の姿に憧れ、大工職人をめざす道を選びました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
設計者側からの視点を考慮した建物を手掛けたくて

大工実務8年を経て、2級建築士の資格を取得。しかし何かまだ物足りなさを感じながら、自営業の工務店で忙しい日々を過ごしていました。そんななか、市民病院の一部工事を引き受けることに。多くの人が利用する建築物に携わる1級建築士になりたいという昔の夢がふと湧き上がり、受験を決意しました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
受講生一人ひとりが指導してもらえるため

1級建築士試験は独学での学習が非常に難しく、ほかの映像講義の資格学校では、わからない問題や疑問に対する返答などのアフターケアに、どうしてもタイムラグがあり、十分な理解が得られない可能性が高いと判断しました。そのため、ライブ講義がある総合資格学院を選びました。

他講習と比較して、実際学院で学んでみてどうだったか
映像だけでは得られない、人ならではの「こぎみ」のきいた講義

講師の方それぞれの、個性的な学習方法や暗記方法など、「こぎみ」の効いた講義は、記憶に強く残りました。本試験のここぞというときに、閃きとともに思い出すことができて大変助かりました。

ご自身と独学者を比べて、感じた一番大きな違い
同い年でがんばっている方と試験会場で

学科試験会場で3回、独学でがんばっている方と会い、話す機会がありました。その方はもう10回近く受験しているそうで、どうしても法規の点数が伸びず、学科突破ができないとのことでした。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
設計製図試験で大失敗

設計製図の試験問題の読み取りで、重要な文章の読み飛ばしをしてしまったことに、その夜の復元図面ではじめて気がつきました。そのほかは自信があっただけに相当のショックで2~3日、不眠症になりましたが、合格発表日、ふたを開ければ合格! 奇跡を実感した瞬間でした。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
使っていなかった和室を勉強部屋に

自分自身への甘え対策と、集中する必要があることを家族に理解してもらえるように、普段使っていない部屋を勉強部屋にしました。仕事とトイレ以外はその部屋に引きこもり、ひたすら勉強にあけくれていました。この合格は家族の協力なくしては成せし得なかったと思います。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
講義で学んだ「ライトウェル」が工事中に閃いた

町屋の改装工事中、薄暗い中庭の計画を考えているときに、講義で学んだ「ライトウェル」を思い出して早速採用したところ、施主様から大絶賛をいただきました。

総合資格配信の「e建築用語集アプリ」「製図タイマーアプリ」利用した感想
e建築用語集アプリ

自分の知らない用語を一つずつ、休み時間やトイレに入ったときに調べる習慣をつくって使っていました。

製図タイマーアプリ

ゾーンごとにかかったタイムを細かく見られるので、現在の進行具合がよくわかり、計画を掴みながら作図を進めることができました。

学科攻略法

得意科目(分野)と苦手科目(分野)
得意科目(分野)

施工

苦手科目(分野)

構造

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
計算問題が基本全部苦手

高校・大学と文系で、数学が苦手だったので、構造力学の計算や環境・設備の計算問題には随分と苦労しました。克服方法として、とにかく同じ問題をひたすらトレースし、ときには少し違う問題もトレースしました。そのうち、それぞれの違う部分がひとつに繋がったように感じられ、理解できるようになりました。

講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
講師とチューターの励ましの言葉

講師の方々の、ときには厳しい指導と、「大丈夫、絶対にできますよ!」という励ましの言葉にモチベーションを高めることができました。また設計製図の講義では、チューターの方に気軽に相談できました。親身になって、悩みや不安の相談にのっていただけました。

学科合格のポイント
法規と構造の合計60点の得点ゾーン

法規30点、構造30点の合計60点の得点ゾーンは非常に大きいと思います。特に法規は、法改正など講義でしか教えてもらえない内容も多くあり、直前特別対策講座での重要ポイントなどが、大きな得点ポイントになったと思います。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
とにかくひたすら繰り返し

私は2級建築士取得から14年、作図やエスキスなどは実務であまりしていなかったので、はじめは右も左もわからないことばかりでした。講義では一つひとつ、丁寧に段階を踏みながら学習していきました。何もわからないのであれば、ひたすらトレースするのみ、と考えて、体と頭に作図ルーティンをたたき込みました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
エスキスを1時間前後で完成

作図強化講座では、早い段階での作図時間短縮をめざして、ひたすら作図し、1日1枚を目標に取り組みました。しかし限界を感じて方向転換。エスキスを簡略化・得意なパターン化してスピードアップすることに力を入れて学習しました。講師の方には簡略化がどれだけ許されるのかを、たびたび相談しました。

製図合格のポイント
グループミーティングで学べた他のプランの考え方

受講生のなかには2年目、3年目の方もおり、グループミーティングでは自分が気付かなかったところをたくさん学ぶことができて、大きな力になりました。仲の良いクラスメイトもできて、お互い良い刺激となりました。苦しいときには「クラスメイトもがんばっているんだな」と思うとやる気が出ました。

今後の目標や抱負

自営業で工務店をしていますが、近年、建築技術の著しい進歩と同時に、建設業界に携わる方々の責任も非常に大きくなってきています。それは個人で自営している者にとっても同じことだと思っています。日々、新しい知識技術の向上のために、これからも学び続けていきます。次は1級建築施工管理技士をめざします

御自身の経験を元に資格取得をめざす方へアドバイス

忙しく厳しい建設業界で働きながらの資格取得は、心も体もとても大変です。職場や家族の協力なくしては、成し遂げられないものだと思います。合格は、一人で戦うのではなく、みんなの協力と共に戦い、勝ち取るものです。「一人じゃないので、絶対に負けない!」

学生時代にお世話になった恩師へ一言

ただの工務店の一人親方で、リフォームと雑工事が主の大工職人ですが、小さいころからの夢の「1級建築士」になることができました。長男も私と同じ道をめざして、建築専門学校に通いながら、私の工務店の職人としてがんばっています。私も長男に負けていられませんので、益々の事業拡大をめざして日々精進していきたいと思います。ありがとうございました。

総合資格の教材やサービスでよかったところ
ライブ講義

長時間の講義のなかで、人対人の緊張感と講師の方々の情熱を直接感じることができました。時に優しく、時に厳しい指導は確実にレベルアップにつながりました。

アウトプット強化講座

その日の講義の復習だけでなく、少し前の内容や、関連した問題が出題されて、記憶の再定着にも随分と効果があったと思います。インプットとアウトプットをしっかりと意識して学習に取り組むことで、解答の精度が高まりました。

コンパクト建築作品集

試験に出題される建築作品が収録されているのはもちろんですが、最近注目されている建物なども紹介されており、見ているだけでも面白かったです。勉強に疲れた際のリフレッシュに、リラックスしながら読みました。

法令集

5科目の学習全てに法令集はとにかく欠かせない存在でした。大きい文字は老眼が進んでいる私にも見やすく、ページをめくる回数も少なく済んで、他社の法令集とは比べられないほどの使いやすさでした。法規のレベルアップはこの法令集のおかげです。