開口 淳史さんの
1級建築士合格体験記

強い『覚悟』が合格への道!

令和元年度
1級建築士合格
開口 淳史 さん(34)

学 歴
大学
勤務先
ハウスメーカー
リフォーム設計
本試験得点
110点 (計画:19点、環境・設備:18点、法規:29点、構造:23点、施工:21点)
教 室
受講講座
1級建築士ビクトリー総合セット

受験回数 学科2回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
好きな建築の世界で「人」と交わる仕事に就きたい

幼稚園児の頃、自分が住む家や通う園舎など、様々な建物を使わなくなったカレンダーでつくっていました。当時の写真を見るとその量は我ながら怖くなるくらいです。ものづくりが好きで、特に建物への興味は大学生になっても変わらず、就職活動の中でより「人」と交わるハウスメーカーの仕事に憧れて、たくさんのお客様に安心で快適な生活を自分の手で提供していきたいと考え、就職を決めました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
「設計」に職種転換したことで湧いてきた『覚悟』

これまでも何度も受験しようと思ったことはありましたが、仕事の忙しさを理由に逃げていました。平成29年の秋、異動によりそれまでの現場監理の仕事から設計の仕事に職種転換することが決まりました。この機会を逃したら一生1級建築士試験から逃げたままだと思い、『覚悟』を決めました。総合資格学院に受講申込みをする日、たまたま会社の朝礼スピーチの当番だったため、その場で『合格宣言』をし、決して逃げることができないよう自分自身にプレッシャーを与えました。会社の人の前で宣言したことで、まわりの方が勉強しやすい環境にしてくれたことも大きな助けとなりました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
多くの先輩や同期を1級建築士にした学院で学びたい

私の会社には1級建築士が何人もいますが、そのほとんどが総合資格学院の卒業生でした。講師の方から生で講義をしていただき、質問に対しても丁寧に対応してくれる、また実績がNo.1という総合資格学院の強みを聞き、1級建築士合格に最も近道であると考え、受講することを決めました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
学科の不合格から奮起!

平成30年度の学科試験は1点足りずに不合格という判定を受けました。「絶対に合格する」という気持ちで取り組んでいたため、この1点差という結果は私の心をどん底にしました。当時、何をするにもやる気が起きず、次の年にまた資格学校に通うことも嫌になってしまったのですが、開講日を迎え、まわりのみんなが自分と同じような悔しい思いを乗り越えてがんばっている姿を見て、このままではいけないと思い、奮起することができました。それからは前の年以上に強い気持ちを持って勉強をすることができたと思います。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
すべては「我慢」と「決意」!

まず自分の中で決めていたことは「毎日必ず勉強時間を確保すること」です。また、講義は絶対に出席して一番前で受けること、誰よりも早く登校して誰よりも遅くまで残って勉強すること、そしてその他の休日も必ず学校で自習することを決めていました。通勤時間は電車の中でトレイントレーニングやテキスト等で必ず学習し、製図の際は解説動画を何度も観るように心がけました。「携帯使用は最低限」「お酒は我慢」「趣味も遊びも我慢」等々、自分の中でルールを決め、守れなかったら落ちると自分に言い聞かせてがんばりました。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
住宅設計に必要な知識が確実に身につく

私は住宅リフォームの設計を行っているのですが、年齢的にご高齢のお客様宅のリフォームを計画することが多く、学科の計画で学習したバリアフリーの知識や法規で学習した内容が活かせていると感じることが多くなりました。先輩方が話す建築法規や用語など、以前は理解するまで時間がかかりましたが、今では「その話、試験勉強で出た内容だ」と思うことが多くなり、スムーズに話を理解できるようになりました。

学科攻略法

得意科目(分野)と苦手科目(分野)
得意科目(分野)

計画

苦手科目(分野)

構造

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
苦手科目は逃げずにむしろ果敢に挑む!

計画が得意になれたのは自分の生活や仕事に学習のヒントがたくさんあり、吸収しやすかったこと、また建築作品に対する興味が強かったことだと思います。苦手な構造については、特に時間をかけました。文章問題が苦手だったため、問題集をひたすら解き、解説文とテキストを熟読し、一つひとつ丁寧に頭に入れていきました。構造の直前特別対策講座はとてもわかりやすく、苦手な構造が楽しいと思えるきっかけとなりました。

講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
ライブ講義だからこその利点

学科のテキストは所々に図や表でわかりやすくなっていたりしていますが、文字数が多く、どこが本当の重要ポイントかわからなくなることもありました。しかし、講師が押さえどころをしっかりと伝えてくださり、特に欄外に書いてある細かい文字の部分まで丁寧に解説してくださったことにより、学習のポイントが明確になり、自宅学習をする際もスムーズに理解できたと思います。

学科合格のポイント
「勝つ」気持ち!!

「過去問」に繰り返しトライし、知識として定着させることは最低限だと思います。本試験に合格するためにはさらに+αの知識をつけなければなりません。そのためには達成度確認テスト等の各種テストも繰り返し実施すること、またテキストの細かい字の文章まで読み込むことが大切です。でも何よりも重要なことは「まわりに勝つ!絶対合格する!」という強い気持ちだと思います。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
講師や仲間のおかげ

私はエスキスが本当に苦手でした。人一倍時間がかかるため、常に悩みの種でした。でも、講師は「作図が速いからエスキスで多少時間がかかっても大丈夫」と常に励ましてくださり、グループミーティングでも私のエスキスを他の受講生に見せ、褒めて下さりました。まわりに流されず、自分に自信を持ってエスキスに取り組もうとその時感じることができました。クラスの仲間からエスキスが速くなる方法も聞くことができ、そのおかげで力がついていると実感することができました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
作図はプランニングをする時間ではない!

作図はとにかく時間との勝負だと思います。余計なことを考えずただひたすら描き続けるために、エスキスの時点でほぼ完ぺきな状態にしておくように常に心掛けました。PS等の設備、家具のある程度の配置・数までエスキスに落とし込むことで、作図は速く丁寧に綺麗に描き上げることだけに注力しました。また、他の受講生の図面を見ることで、自分にはないプランの発想や、作図の仕方を学ぶことができ、次の自分の作図に活かすことができました。

製図合格のポイント
大切な仲間と一緒に!

私は製図のクラスにて、お互いに尊重し合い、意識を高め合える大切な仲間たちと出会うことができました。令和元年は台風の影響もあり、モチベーションを保つこと自体大変な年でしたが、その仲間たちと励まし合い、乗り越えることができたと思っています。みんな常に前向きで、合格に対する思いが強かったため、私も負けられないと刺激を受け、12/8の本試験を迎えることができたと思います。自分一人では勝ち取ることができなかった、そんな合格だと思っています。

合格後の心境や、まわりの変化、今後の目標や抱負は!?

今回の受験により、会社の方々には本当に協力をいただきました。まわりの方々にその恩返しをすることはもちろんですが、今後は視野を広げてキャリアアップをめざし、会社に必要とされる人材となるように1級建築士の自覚を持って仕事に取り組んでいきたいと思っています。また、今後は1級建築施工管理技士などの建築に関わる資格についても順次挑戦していき、知識の幅を広げていきたいです。

資格取得をめざす方へアドバイス

本気で1級建築士になりたいとお考えの方は、とにかく『覚悟』を持つことが絶対条件だと思います。やると決めたからには1年で終わらせることだけを考え、自分への甘えは一切捨てるべきです。特に私のように30代、もしくは40代以上で挑戦される方は、「これを逃したら1級建築士にはなれない」という心づもりで臨んでいただきたいです。この試験は本当に大変です。挫けそうなことも何度もありました。でも私は自分を信じて最後の1秒まで全力を注ぎ、合格を手にすることができました。合格した時の喜ぶ自分を想像し、一日一日の学習時間を大切にして取り組んでいただければと思います。

大学や専門学校など、学生時代にお世話になった恩師へ一言

私の卒業と共に退官された先生には「最後の学生」として本当にお世話になりました。私の卒業研究をとても評価して下さり、特別賞に推薦していただいたことは今でも感謝しています。1級建築士に合格するまで卒業から時間はかかってしまいましたが、建築に携わる一人の人間として大きな目標を達成することができました。社会に誇れる1級建築士として、今後より一層努力していきたいと思います。

総合資格の教材やサービスでよかったところ
合格サイクル+継続学習

講義で聞くだけではなかなか理解できなかったことも、演習テストや復習テスト、また翌週の達成度確認テスト等を通して着実に自分の頭に染みついていく感覚がありました。繰り返し問題を解き続ける大切さに気づき、毎回満点が取れるように意識して取り組みました。

トレイントレーニング

私にとってこれは必需品でした。どこに行くにも常に携帯し、通勤時間や何かの待ち時間には必ず使用していました。解説文には真っ赤になるくらい線や書き込みをし、何度も何度も繰り返し問題を解きました。

学科模擬試験

「ここで点数を取らなければ合格はありえない」と思い、死に物狂いで取り組みました。講義で聞き流してしまった問題が出てきた時や、自信があった問題をミスしてしまった時は相当悔しかったのですが、本試験に向けた良い練習になったと思います。東京・埼玉エリアで2回連続1位の成績を取れたことは本当に嬉しかったですし、自分がやっていることは必ず成果になって現れると自信につなげることができました!

作図強化講座

この講座を受けるまで、私は作図に学院の目標時間以上かかっていました。しかし、徹底的に作図手順や描き方、コツ等を学んだことにより、目標時間内で描き上げることができました。講師やチューターの皆さんの熱心さとまわりの受講生に負けたくないという気持ちが私の心に火をつけました。その後は作図が自分にとっての武器となり、本試験でもそれが発揮できたと思っています。