茅原 駿さんの
1級建築士合格体験記

信じること、あきらめないこと

令和元年度
1級建築士合格
茅原 駿 さん(28)

学 歴
大学院
勤務先
設計事務所
意匠設計
本試験得点
93点 (計画:15点、環境・設備:16点、法規:21点、構造:24点、施工:17点)
教 室
受講講座

1級建築士学科対策講座

1級建築士設計製図・中期必勝コース

受験回数 学科1回/設計製図2回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
実家の改修をきっかけに

幼少のころから築100年を超える木造家屋に住んでいました。実家の改修工事や増築工事を見るなかで建築の楽しさに触れ、大学進学の際は建築学科を選択しました。学生時代は意匠設計やコンバージョンの研究を行うなかで公共性の高い建築に興味を持ち、現職に就きました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
社会で戦う武器のひとつとして

1級建築士は自らの市場価値を向上させる資格だと思います。将来のことを考えたときに仕事の幅を拡げていくためにも最低限必要であると考え、自分の武器のひとつとして持とうと思いました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
合格実績の高さを信じて

合格実績の高さとライブ講義が決め手です。わからないことがあればすぐに講師に質問できる環境であったことが大きな魅力でした。また講義のなかでもテキストを読み上げるのではなく、我々が理解しやすいようオリジナルの資料や、実際の建築業務のなかで必要な知識を交え、我々のイメージを膨らませるためのさまざまな工夫をしていただいたため、学んだ内容が記憶に残りやすかったと感じました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
試験前日に自転車で遠出

勉強が煮詰まったため、試験前日に自転車で2時間ほど出掛けました。何も考えずに自転車をこぐことによって頭と体がリフレッシュされ、試験当日はすっきりした気持ちで問題にのぞめました。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
勉強時間の確保

通勤時間往復1時間、昼休み40分を必ず勉強時間にあてると決めていました。その習慣を守りつつ、日曜日には朝から夜まで自習室を利用し、時間を決め、エスキス、作図をこなす訓練をしていました。

学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
仕事がよりおもしろくなった

実務のなかではスピードも速いため、内容が理解できていないまま業務が進んでしまうということが往々にしてあると思います。試験勉強により、建築に関する基礎知識を学んだことで業務への理解が深まり、できることが増え、仕事が以前よりもおもしろくなったと感じています。

学科攻略法

得意科目(分野)と苦手科目(分野)
得意科目(分野)

構造

苦手科目(分野)

施工

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
絵を描いてみる

構造に関しては、テキストに書かれている文章だけでは内容を理解するのに難しく感じていました。そこで、わからないことは文章だけで考えるのではなく絵にすることを習慣付け、絵を描きながら問題を解くことで苦手を克服しました。施工も同様に文章とともに絵を描くことで理解を深めるようにしました。

講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
講師とのコミュニケーション

問題を解いているとき、休憩時間など、いつでも講師に相談できる環境だったため、わからないことがあればすぐに相談し、講義内容を理解することができました。また講義前後に講師と「自分のできないポイントはどこなのか」を雑談として会話することでほかの受講生に比べ、自分のどこができていなくて、どこができているのかを客観的に把握する良い機会になりました。

学科合格のポイント
直前の1週間

本試験では90点越えをめざしていたものの直前の模試で60点台を取ってしまいました。ですが、ここまで来たらやるしかないと開き直り、最後の1週間、これまで取れていなかった問題を中心に理解できるようになるまで、問題集とテキストの反復を繰り返し、問題集の問題をすべて理解できるようになるまで勉強を進めました。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
自分のミスを見つめる、反省する

課題ごとにミスした箇所をまとめたシートを作りました。繰り返しているミスは赤、重大なミスは青……というようにミスのランク分けを行い、そのシートを見てから製図課題に取り組むようにしました。この取り組みによって試験本番でも読み取り、エスキス、記述すべてにおいてミスを減らすことができたと思います。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
スピードと質の両立

作図スピードは速いほうだったので質を上げることを意識し日々の講義にのぞんでいました。具体的には、作図時間は学院の目標を切ることを意識しながらパッと見て、目立つ切断線や植栽、陰影にかける時間を確保し、それ以外に関してはフリーハンドを使いながら作図時間の短縮を行っていました。また作図スピードとエスキスの質は連動しているので作図で短縮した時間をエスキスに割り当て、「作図しやすいエスキス」を作成する時間にあてました。

製図合格のポイント
最初の30分、最後の30分

製図講義では後半戦に進むにつれ、思うように結果が出てこなくなりました。原因は課題の読み間違いや読み落としだったのですが、その対策として課題文を読み取る最初の30分、作図終了後の最終チェックの30分に集中して取り組みました。また、自分の作成した図面の意図を採点官に伝えるため、図面に余白がなくなるまで補足を積極的に書き込むように意識していました。

今後の目標や抱負

1級建築士取得は今後、社会で戦っていくなかで最低限の資格と考えています。ここで勉強が終わりということではなく、ここから建築に携わる者として本当の勉強が始まると考えています。今後も1級建築士の名に恥じぬよう精進していきたいと思います。

御自身の経験を元に資格取得をめざす方へアドバイス

自分がどんな状況であっても、「絶対に今年受かる」とあきらめない気持ちを持つこと、これだけやれば何とかなると自信を持てるまで追い込み、自分を信じることが大切だったと思います。

総合資格の教材やサービスでよかったところ
自習室

自習室には同じ試験に対し、がんばっている人が多くいるため、時にはライバルとして、時には仲間として、切磋琢磨できたと感じています。

グループミーティング

ほかの受講生の考え方、自分ができているところ、できていないところを客観的に把握する良い機会になりました。

講師

受講生の建物へのイメージをふくらませるために、実際に建物を訪問したり、参考書に書いてある以上のことを身の回りのものに置き換えるなど工夫された講義で、大変わかりやすかったです。

設計製図テキスト

製図試験に必要な知識が1冊にまとまっているので、講義の復習のときにお世話になりました。