小林 一浩さんの
1級建築士合格体験記

人生で一番ペンを握った12カ月
この努力は何一つ無駄にならない

令和元年度
1級建築士合格
小林 一浩 さん(35)

学 歴
大学
勤務先
建設会社
施工管理
本試験得点
115点 (計画:18点、環境・設備:18点、法規:28点、構造:30点、施工:21点)
教 室
受講講座
1級建築士ストレート合格コース

受験回数 学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
建築をつくること自体にあこがれて

高校、大学ともに建築学科で学び、学生生活の大半を建築とふれてきました。どちらかというと、建築物の意匠に感動するというよりも、「すばらしい建築物を自分でつくれたらかっこいい」という気持ちが強くありました。そこで、施工管理の道を選んで、建設会社に就職しました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
施工管理技士だけでは通用しない!?

私の世代は「現場で施工管理の資格さえあればやっていける時代はもう古くなる」と言われてきました。建築士の資格はいつかとれればいいだろうと思っていました。資格保有者数が減少するなか、会社の力の入れ方も変わり「建築士は持っていなければいけない資格」となりました。焦りを感じるようになり、仲のよい現場管理の先輩が合格したことで、現場でのアドバイスをもらいながら、資格取得の勉強に励みました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
絶対ストレート合格がしたかった

「総合資格学院の講師は全員合格をめざして指導する」という話を聞いたことがあり、自分には合わないのでは…?と思っていました。しかし、どうしてもストレートで合格したいと思ったので、「実績No1」の広告を信じようと決めました。ライセンスアドバイザーの方が親身に相談に乗ってくれたことも決めた理由の一つです。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
体調管理はとても大切です

資格取得の勉強を始めて一番の変化は「太ったこと」。1年で体重が6kgほど増えました。受験勉強中は、毎週行っていたランニングも止め、朝から夜中まで机に向かい、帰って晩酌して寝る……そうやって1週間が終わっていました。今から思うと、適度な運動も大事だったのかなと感じます。試験前日に熱が出たことも残念でした。無理は体にくると痛感しました。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
「1年間、仕事より酒より家族より勉強優先!」と宣言

「この1年は勉強を最優先する」という気持ちを持続するために、家族や周囲の人々に資格取得を宣言しました。職場の上司にも協力してもらい、飲み会も極力控えました。また、勉強アピールを適度にすることで家族もよく理解してくれて、周囲の人々も一体となって背中を押してくれました。それが妥協せずにゴールできた理由だと思います。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
建築における基礎的な知識を再認識できた

現場管理業務において、上司に教わった内容やこれまでの経験で得た知識が試験勉強の答えと間違っていたことも数多くありました。現場ではあいまいな知識でも、経験を重ねれば通用してしまうこともあるのです。試験対策用の勉強ではありますが、実務において根拠のある会話を数多くすることができました。日々の仕事に直結する「建築の基礎」として、非常に身になる勉強だったと思います。

学科攻略法

得意科目(分野)と苦手科目(分野)
得意科目(分野)

施工

苦手科目(分野)

環境・設備

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
類似語を理解するのに苦労をした

施工においては知らない言葉がないくらい、よく使う単語が多かったので非常に理解しやすかったです。一方、環境・設備は慣れない言葉が多いうえに類似語が多く、理解に苦しみました。理解できるまで、講師に質問攻めをしました。

講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
講師の伝えたいことを理解するために

各講師により講義の進め方はさまざまで、独自に作成した資料を用いて講義を行う講師もいました。結果、どの講師の講義でも得点アップにつながりました。講師が伝えたいことを理解するために、予習復習を真剣に行う受講生側の姿勢も重要かと思います。

学科合格のポイント
勉強しないと不安……ぐらいになると合格できます

1日勉強しないと不安になる時期がありました。上司から「そう思う気持ちがあるなら大丈夫」と言ってもらい、勉強時間の確保に全力を注ぎました。勉強時間は集計していませんが、自信を持って試験に臨んだことも合格につながったと思います。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
不要なこだわりは早く捨てること

講義の初めはエスキスに3時間以上かかり、不安だらけでした。当初は細かいところに時間をかけてしまう癖がありましたが、講師に「こだわらずに進もう。やりながら見えてくる」とアドバイスをもらい、ポイントを絞ったことが時間短縮につながりました。読み落としもなくなり、問題(施主の要望)の意図とは何かを正確に理解できるようになりました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
時間配分が最大のカギ

エスキス・記述が2.5時間以内で終われば勝ち。3時間以上だとあせります。その結果、作図着手時点で仕上がりが変わってしまう。文字はきれいに描けるのですが、時間がかかり、ていねいに仕上げることに苦労しました。本試験当日は作図時間が3時間を切り、手汗が止まらず真っ黒な図面になりました。補足を含めて描ききることができたのは、何十枚と作図に取り組んできたことで、時間配分を攻略できたおかげでした。

製図合格のポイント
「グループの和」

一人で悩むよりもみんなで悩めば解決が早いです。いいところは盗み合い、情報を共有することが大事です。真剣に合格させたいと思う講師とみんなで合格するという意志を持つよいメンバーと出会えれば合格します。自分より何歳も年下にタメ口を聞かれても全く悪い気がしませんでした。同じ目標を持ち、数カ月を共に苦労した仲間ですから。会社では得られない経験ができたと思います。

今後の目標や豊富

難易度の非常に高い試験を妥協せずに乗り切ったという自信が、今後の自身の成長につながると感じています。日々の仕事の基礎知識として、品質の高い工事管理、建物づくりに活かしていきます。建築関連の資格勉強は仕事に活きる内容が多いため、今後も多くの資格取得をめざしていきます。あまりにこの1年間が濃くて、試験が終わった直後は「受験勉強ロス」のような状態に陥りました。

御自身の経験を元に資格取得をめざす方へアドバイス

会社や周囲からの評価につながる試験です。妥協したら受かりません。秀才でなければ片手間では受からないと思います。凡人でも学院に毎週通い、やることをやっていけば受かります。終わってみると、あっという間でした。でも、合格した喜びと周囲からのおめでとうは一生ものです。1年間妥協せずにがんばってください!

総合資格の教材やサービスでよかったところ
ライブ講義

分からないことは質問する。分かったと思い込んでも不十分だと思ったら次回にまた確認する。これを繰り返すことで記憶の定着が行われます。多くの講師と多くの言葉を交わした内容は今でも覚えています。

合格サイクル+継続学習

「人間は忘れる生き物です」の件が印象的でした。その週で記憶できても復習をしなければ一週間後には確実に忘れます。脳が記憶するシステムに合わせた、効率的な勉強方法だと思いました。

合格ダイアリー

予定をたてなければゴールしないのは仕事も同じで、先ずは本試験までの学習量、次に模試、と段階的な計画を立て、実行することが重要だと思います。合格ダイアリーは、総合資格学院に通う最大のメリットではないでしょうか。

グループミーティング

学科は個人戦、設計製図は団体戦だと思います。同じ悩みを持つ受講生がチームとなって、同じゴールをめざして、意見を出しあいました。私を含めてよくしゃべる人間が多く、交流を深めることができました。同グループメンバーの合格率が高かったこともうれしかったです。