倉橋 美有希さんの
1級建築士合格体験記

支えてくださった皆さんに心から感謝します

令和元年度
1級建築士合格
倉橋 美有希 さん(34)

学 歴
大学
勤務先
設計事務所
意匠設計
教 室
受講講座
1級建築士設計製図完全合格対策講座

受験回数 学科2回/設計製図3回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
1冊の本

高校生のとき、たまたま自宅にあった建築家の本を読み、「建築って仕事にしたら面白いかも。一生退屈しないかも。」と思ったのが現在の仕事の道に進んだきっかけです。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
必要不可欠の資格

1級建築士事務所で働く以上は必要になる資格だと思っており、以前より受験を決めていました。私は大学卒業後、設計事務所で働くまでに6年のブランクがあったので、いきなり1級建築士はハードルが高すぎると思い、2級建築士から始め、基礎づくりをしました。私にとっては2級建築士もかなり困難な道でした。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
「合格」への最短距離である

学科と設計製図1年目は他校でお世話になりました。「製図は1回で絶対合格する!」と意気込んで勉強していたなか、結果が出なかったので失望も大きく、思い切って環境を変えました。総合資格学院に来て、一番に驚いたのは「合格するための資格学校」であることが全面に押し出されていたこと。今はもう当たり前となりましたが、壁いっぱいに掲示されている合格者の図面やポイントとなる知識に関する資料など、最初は驚きました。「合格」するためにできることは全てやるという気概を肌で感じながら学習することができました。

他講習と比較して、実際学院で学んでみてどうだったか
分かりやすい教材、豊富な課題、たくさんの仲間

私は設備に関する知識が乏しかったので設備計画に特化して分かりやすくまとめられた教材はとても勉強になりました。バラエティ豊かな課題も引出しを増やすのにとても役立ちました。さらには、同じ目標に向かって共に勉強する仲間が多いことも総合資格学院で学んで良かったと思う理由です。

ご自身と独学者を比べて、感じた一番大きな違い
得られる情報量の違い

独学では得られる情報に限りがあると思います。些細に思えるようなことでも知っているか否かで合否に影響が出てくる試験だと思うので、情報をたくさん得られる環境に身を置くことは大切だと思います。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
失った2か月を無駄にしないために

設計製図試験対策で2月頃から勉強していましたが4月末頃からの2か月間、担当していた現場の忙しさがピークとなり勉強どころではなくなってしまいました。仕事が落ち着いて勉強モードに戻れたのは課題発表の少し前。他の講習生に遅れをとっているという焦りを学習のモチベーションに変えるようにしました。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
時間は常にない、時間は自分でつくるもの

平日にどれだけ勉強時間を確保できるかが重要だと思います。私は朝が苦手なため早起きして勉強することはできず、お昼休みの40分間を勉強時間や配布された課題の整理に充てました。夜は19時になったら仕事のキリが悪くても勉強を始めるように決め、集中できる事務所の机で勉強していました。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
学習した設備、法規の知識が実務に役立った

曖昧だった空調設備について重点的に学習したおかげで設備設計担当者との打合せがスムーズに行えるようになりました。また防火区画や延焼ラインについての話題が出た時に自分の言葉で説明できるようになり、「さすが現役生!」と所長にほめられました。

設計製図攻略法

当学院で行った、①精度の高い図面を効率よくスピーディに描ける作図力、②作図時間の短縮によるエスキス時間の確保・表現豊かなプランニング、③ミスや好事例を共有するグループミーティングなど、令和元年度の講座強化についての感想
グループミーティングの効果

私の教室は常に10人以上でグループミーティングを行っていたので、時に3時間以上に及ぶこともありました。良い例も悪い例も一つずつを共有することで自分の引出しを増やすことができたのではないかと思います。

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
エスキス、エスキス、エスキス

3年目にしても私はエスキスが苦手でした。タイムスケジュール通りに終わったことなどはほぼありませんでした(時間内に終わった時には大抵大きなミスをしている)。それでも腐らずに一課題一課題乗り越えていくしか道はありません。2年目まではそこまでエスキスに時間を割けませんでしたが3年目は作図や記述にかける勉強時間をエスキスに回しました。一つの課題に対して条件を変えたりしながら複数回解くことで徐々に自信がついていったかもしれません。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
人様に見ていただく図面を描くこと

採点官も人間なので美しい図面に心惹かれるのは確かだと思います。「見ていただく」という謙虚な姿勢を忘れずに作図することを講義から学びました。「文字の最後は払わずにきちんと止める」それだけで見栄えが変わってくることを知りました。

製図合格のポイント
試験当日の課題に過不足なく答えることができるか

私は勉強時間と合格率が比例するとは思いません。試験当日の課題で要求されていることが試験当日に提出するA2とA3の紙に過不足なく書かれていることだけが重要だと思います。私は1年目も2年目も無我夢中で、やるだけやったけど冷静になってみると実は全く出題者の要求に応えられていないという結果でした。3年目も脂汗が止まらない状況であったことに変わりはありませんでしたが、これまでで一番冷静ではいられたかもしれません。

合格後の心境や、まわりの変化、今後の目標や抱負は!?

どのような形でもよいので建築に携わる仕事を続けていければと思います。今まではその自信がありませんでした。1級の資格を取得できたことで「この仕事を続けてもいいよ」とやっと世の中に認めてもらえた気がしています。

資格取得をめざす方へアドバイス

仕事や家庭、何かと両立しながら勉強時間を捻出するのは本当に大変なことだと思います。やらなければならないことが多すぎて一体何から手を付けたらよいのか分からない。そんなときは一番手のつきやすいところから一つずつやっていく。同時に全部は無理だけれど一つずつやっていけば必ず全てを終わらせることができる。そしてどんなにつらくてもあと一歩だけ、もう一歩だけ前に進んでみようという気持ちを忘れずに挑戦してほしいです。一度見た夢は簡単に諦められるものではないと思うので。

大学や専門学校など、学生時代にお世話になった恩師へ一言

高校3年生の時にお世話になった予備校の先生に御礼を言いたいです。建築の「け」の字も知らず悔し涙を流すことしかできなかった私も一級建築士になることができました。今は先生がおっしゃっていた「建築物を創造する者の責任」をひしひしと感じています。いつまでもこの緊張感を忘れずにいつか建築士として胸を張ってお会いできるようになりたいです。

総合資格の教材やサービスでよかったところ
ライブ講義

講師が目の前にいて、時間を区切って課題に取り組む時間は常に緊張感があり「やらざるを得ない」という感じになります。良い意味で自分を追い込むことができました。

講師

私の弱点を分析し的確な指導をしてくださった講師(チューター含む)には感謝の気持ちしかありません。何でも質問しやすい雰囲気を作ってくださったことにも感謝しています。

設備用教材

実務にも使える設備の知識がぎゅっと凝縮されたテキストで設備に対する苦手意識の克服に役立ちました。

グループミーティング

一つの課題に対して教室全員の回答を確認し合える貴重な時間でした。「人のやった間違いは自分も絶対に間違える」ということを肝に命じ、皆で切磋琢磨し合うことができたと思います。