野呂 光平さんの
1級建築士合格体験記

支えてくれた家族に感謝!

令和元年度
1級建築士合格
野呂 光平 さん(32)

学 歴
大学院
勤務先
工務店
意匠設計
本試験得点
109点 (計画:17点、環境・設備:18点、法規:26点、構造:28点、施工:20点)
教 室
受講講座
1級建築士ストレート合格コース

受験回数 学科3回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
風景の一部をつくる仕事だから

小学生のころから建物が好きで、やがて大学・大学院に進み「建築を含めた風景をつくる仕事がしたい」とランドスケイプデザインを勉強しました。その後、文化財建造物の修復設計に携わり、現在は地域に根差した工務店の設計部で住宅や旅館などの設計に携わっています。日々苦悩しながらも後世に引き継がれる建物のあり方を模索しています。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
より責任を持って仕事するために

1級建築士そのものに大きな憧れがあったわけではありませんが、クライアントや同業者と接する上で、その「重要性」を感じ始めました。また、仕事をしながらも資格の勉強を通じて建築の総合的な学びの機会が得られることは、「仕事に直結する貴重な学びの機会になるだろう」と思い、受験を決断しました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
2級建築士取得でお世話になったため

大学院時代に2級建築士を取得するため総合資格学院の仙台校に通った経験がありました。そこでのライブ講義の充実さや、短期集中での合格達成の経験から、迷わずに学院に決めました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
妻と子供のためにも!

妻との間に子供を授かったことで、「もう落ちるわけにはいかない」「これ以上勉強時間もお金もかけられない」と、改めて重圧がのしかかりましたが、妻やお腹の子供が居たからこそモチベーションを維持できました。また、台風での設計製図試験延期は印象に残っています。当日延期を知ったときの落胆は今でも忘れられません。1カ月間手がつけられなくなってしまいましたが、再試験の前の時期は改めて気持ちを盛り返しラストスパートをかけられました。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
10分単位での積み上げを意識

残業が多く、まとめて勉強時間が確保できなかったことから、学科試験対策においては一日4時間を目標に据えて、昼休みはもとより、工事監理で外に出るときの隙間時間、確認申請中の待ち時間など、仕事中の隙間時間も余さず利用しました。それらの時間は常に記録し、見返せるようにして「自分はこれだけやったのだ」という感覚を自信に繋げていきました。また、度々間違ってしまう内容はノートにまとめて、風呂でも見られるようにして、確実に記憶できるようにしました。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
苦手意識が少なくなった

実務においては意匠の他に、構造や設備設計の方々と関わる機会がありますが、資格勉強を通じて、関係ないことではなくなりました。また、建築基準法等の法規チェックも学科や製図で訓練したことが生かせているように感じています。

学院で学習した内容が、学校生活または就職活動などで役立ったエピソード
転職で有利に

2建築士建築士の資格を持っていたことは就職や転職のハードルを下げたと思います。

学科攻略法

得意科目(分野)と苦手科目(分野)
得意科目(分野)

計画

苦手科目(分野)

構造

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
得意科目の時間を苦手科目に振り分ける

得意な科目は基本的に興味があって一度学習すれば記憶が定着することが多いため点数が取れます。しかし、苦手な科目は苦手意識が元々あり、イメージが浮かびにくいことで知識にならないことが多くありました。それらを潰していかないといけないのですから、おのずと時間をかけるしかありませんでした。かならず一日の勉強の内に取り入れることを通じて、克服していきました。そしてイメージ化しやすいように図をノートにまとめることも効果がありました。

講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
当日の疑問を当日解消して帰れること

講義では講師に直接質問ができるチャンスが沢山あります。講義当日に疑問を解消してもらえることは、長い闘いを先に進む上でとても意味がありました。おそらく一人で勉強していたら、「わかったつもり」や「わからないまま」が積み重なっていたと思います。

学科合格のポイント
積み重ねて積み重ねる

時間も努力も中断することなく、日々継続して積み重ねていくことが何よりのポイントでした。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
素直に手順を学ぶこと

決して特別なことはいりません。学院で教わる手順を素直に受け入れ、習得することです。実務とは違う部分も多い資格試験を合格するために、効率的な手順が長年研究されているのですから。記述は過去問の解答例が参考になりました。採点官に正確に伝えるには、どのように完結に表現するべきかを常に意識しました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
描いた量は実力に比例

製図講義の始めの頃は、2時間以内に課題図を描ききる訓練が何回かあります。明らかに描くスピードが速く、手馴れている受験経験者の描き方を横目で盗み見ながら、抜かすことはできないか、毎回本気で挑戦しました。それが2カ月の短期戦で戦い抜く基礎力になったと思います。

製図合格のポイント
エスキスを攻略することと、図を描くことを楽しむこと

エスキスがうまくいかなければ先に進めませんので、学院で指導される手順を素直に繰り返し、カラダに叩き込みました。同時に、エスキスがうまくいっても図面を描ききれなければ合格できません。私の場合、幸い絵を描くことが好きなせいか、図面を描くことに抵抗がほとんどありませんでした。いかに速く描けるかは学院の手順や受験経験者に倣うとともに、美しく仕上げようという気持ちで楽しむことが大事だと思います。

今後の目標や抱負

資格取得で得た知識が、単なる机上の知識にならないように、実務を通じて理解を深め、自分のものにしていかなければならないと思います。

御自身の経験を元に資格取得をめざす方へアドバイス

司法試験などと違って、やれば取れる資格です。ただ、それはちゃんと時間を確保し、努力を続けなければ得られない資格であることは間違いありません。ですから、覚悟を決めてやるのみです。支えてくれる人に感謝しながら、がんばってください。

総合資格の教材やサービスでよかったところ
ライブ講義

映像では感じられない息づかいが、記憶を定着する土台をつくってくれます。例えば、目の前で講師が時間を割いて大事なところを強調して伝えてくれたことは、大事な記憶として定着しました。もちろん予習や復習をしっかりしていたからこそ効果があったのだと思います。

グループミーティング

製図では極めて重要でした。他の受講生はライバルでありながらも、同じ目的を持った仲間です。製図の受験経験がある方から、有益な情報を教えてもらえたことは短期間での製図試験攻略において糧になりました。彼らとの時間を共有することは、何にも増して合格への近道かもしれません。

合格サイクル+継続学習

予習→講義→復習がシステム化されているお陰で、やらざるを得ない環境をつくってもらいました。翌週の当週完結テストでの満点を目標に据えて、小刻みな目標達成をめざして知識を蓄積していけました。教室内の点数は毎週掲示されるので、常にそこで一番になれるように徹底して学院の合格サイクルを利用しました。

講師

製図は約2カ月間で完成させなければいけない短期間の勝負です。その不安で未知の時期を牽引してくれたのは講師です。適切なアドバイスはもちろん、教室の受講生同士のコミュニケーションを円滑にする雰囲気をつくってくれたことで、辛くもあるけれど、同時に毎週楽しかったのを覚えています。