大村 佳代さんの
1級建築士合格体験記

やると決めたら最後まで
あきらめずにやりきる強い意志が必要

令和元年度
1級建築士合格
大村 佳代 さん(30)

学 歴
大学
職種
専業主婦
本試験得点
109点 (計画:18点、環境・設備:20点、法規:27点、構造:27点、施工:17点)
教 室
受講講座

1級建築士学科対策講座

1級建築士設計製図・中期必勝コース

受験回数 学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
家をリフォームしてくれたおじさんがかっこよかった

幼少のころ、知り合いのおじさん方に家をリフォームしてもらったことがあり、普段見せている姿との違いに「かっこいい」と思いました。その経験もあり、中学時代の進路を考える授業の際に、建築・設計の仕事に魅力を感じ、元々「何かつくる仕事がしたい」という思いもあったので、現在の業界に進もうと思うようになりました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
再就職のため

いつかは1級建築士を取得したいと考えていました。主人の転勤に伴い退職したため、再就職するために専業主婦の間に1級建築士を取得しようと決意しましたが、子供も欲しかったため1級建築士取得と家族計画の間で悩みました。夫婦で話し合った結果、学科試験につわりや出産が被らない期間は1級建築士の勉強と並行して妊活を続けることにしました。主人の理解と協力があったため、1級建築士をあきらめることなく挑戦することができました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
自分ひとりじゃないことが励みになった

独学で数年挑戦してみましたが、一人ではなかなか勉強に身が入らなかったため、主人の助言もあり総合資格学院に通学することを決めました。元々、主人が学院に通学し、1級建築士に合格していたこともあり、言葉に説得力があったことも決め手でした。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
妊娠中に受験するものじゃない(笑)

学科試験時に妊娠6カ月でしたが、講義中や試験中にお腹が張り痛くなって動けなくなったことが何回もありました。学科試験当日は構造・施工は気合いで乗り切りました。経過が良好だったので良かったものの、妊娠中は急に入院することもあるので…今更ながらよくやったなぁ、と思います(笑)

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
細かい時間でも工夫して勉強時間を確保

妊娠中に学科試験、翌年の授乳期間中に製図試験を受験しました。学科試験はつわりのため約2カ月勉強できず、また、妊娠中は体調の変化が大きく、思うように勉強ができない日が多くありました。遅れた分の勉強は最低限にし、その週勉強したことをしっかりと理解するように意識しました。製図試験のときは母に自宅へ来てもらい家事と子供の世話をお願いし、「〇時までに〇〇を勉強して授乳&休憩を〇分」といった時間割を作って勉強時間を確保しました。

学科攻略法

得意科目(分野)と苦手科目(分野)
得意科目(分野)

法規

苦手科目(分野)

環境・設備

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
法規はコツを掴むこと

法規は、問題の内容が「法令集のどこ」に書いてあるかがすぐにわからなければ、時間内に終わりません。どこに何が書いてあるかを覚えるとともに、「条文をどうたどっていけば答えを見つけられるのか」のコツをいかに身に着けるかが大切だと思います。私も最初は法令集を引くのがとても遅かったのですが、問題を解くときに講師の方が毎回タイムキーパーをしてくださり1問にかけられる時間を計ってくれたので、問題を解くスピードの感覚をつかめました。

講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
資料を活用

毎回いろいろな資料を用意してくれていたので、その資料を活用することで効率的に勉強が進められたと思います。特に法規では試験で許されているルールの中で、「法令集を最大限活用できる方法」を徹底的に教えていただきました。

学科合格のポイント
分からない問題は理解できるまで向き合う

「苦手だからここは捨てよう」ができない試験なので苦手な分野でもいかに取りこぼさないかが重要になります。苦手だったとしても、問題を解けるレベルまで持っていく!そのためには繰り返し何度も復習することが大切だと思います。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
他の受講生から学ぶことはとても多い

最初はエスキスが全然まとまりませんでしたが、他のメンバーのプランを見せてもらいながら考え方を教えてもらったり、ディスカッションを重ねるうちに自分に合ったエスキスの進め方を見つけることができました。また、解答例のエスキスを一つ一つ確認しながらトレースする(進め方を追いかけながら復習する)勉強方法も私には役立ちました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
自分のペース配分を確立

私は作図が遅く、なかなか作図スピードが上げられませんでした。そのため、作図に入る時間の最低ラインを決めたり、〇〇で遅れたら△△は精度を下げて速く描くなど、自分のルールを決めて作図を描くようにし時間内に描き上げる工夫をしました。

製図合格のポイント
体調管理と気合い!

1回休むだけでも、遅れを取り戻すのは学科とは比べ物にならないほど大変でした。1回も休まず通うことが大切だと思います。また、常に机や製図板に向かっているので肩は凝るし腰は痛くなります。体のケアも大切です!

今後の目標や抱負

漠然としていますが…周囲の人にだけでなく、自分自身にも「私は1級建築士です」と胸を張れるよう、資格を取って終わりではなく日々精進していきたいと思います。次は福祉住環境コーディネーターや耐震診断士の資格を取得しようかと考えています。

御自身の経験を元に資格取得をめざす方へアドバイス

女性は結婚・妊娠、出産等でキャリアを中断せざるを得ない場面があるかと思います。建築業界では資格が大切なので、私のように再就職のために資格取得をめざすことはその後の自分のためになると思います。また、子育て中は仕事と育児の両立が大変で資格取得は厳しいと思うので、育休を長めに取って資格にチャレンジすることもアリだと思います。強い意志があればきっとできます!

学生時代にお世話になった恩師へ一言

1級建築士取れました!

総合資格の教材やサービスでよかったところ
グループミーティング

解答例以外にも他の受講生のプランも見ることができ、話し合うことで自分では思いつかなかったことに気づくことができました。特に製図試験2年目以降の方のプランを見ることはとても勉強になるとともに、「もっとがんばらないと!」と励みになりました。

オリジナル製図課題

様々な出題パターンを解くことができたのはとても心強かったです。問題を目にしたときに「このパターンは課題の何番目の部分だ!」などと頭の中で思い浮かぶようになり、本試験の問題を見た時に、様々なパターンに対応できる実力がついていることに気付くことができました。

合格サイクル+継続学習

前週の勉強範囲で覚えられなかったところや自分の苦手なところが分かるため、どこを中心に復習すれば良いのかがわかりやすかったです。出題頻度の高い問題を中心に出題されるため、最低でもテストに出題された問題は解けるように心掛けました。

ライブ講義

質問等があればすぐに聞いて解決できますし、難しいところは時間をかけて解説してくれるなど、臨機応変に講義を進めてもらえたのが良かったです。講師の方が独自で作成したオリジナルの資料等も参考になり、たくさん活用していました。