下山 涼平さんの
1級建築士合格体験記

本試験後、後悔なく、
出し切ったと思えるように

令和元年度
1級建築士合格
下山 涼平 さん(30)

学 歴
工業高校
勤務先
指定確認検査機関
法適合確認
本試験得点
109点 (計画:19点、環境・設備:15点、法規:28点、構造:26点、施工:21点)
教 室
受講講座
1級建築士ストレート合格コース

受験回数 学科2回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
はじまりは「なんとなく」

目標もなく、なんとなく建築専攻の高校に進み、当時の担任の先生から勧められ鉄道会社の建築部門に就職しました。設計、積算、工事監理を行ううちに建築が自然と好きになりました。やがてもっと違う視点・プロセスにおいて建築に関わり、知識を増やしたいと考え、約10年勤めた会社を退職し、現在は建築基準法に基づく確認審査等を行う企業に勤めています。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
建築に携わる者、1級が当たり前の時代

これまで勤めてきた会社では1級建築士は当たり前の環境でしたので、受験資格要件を満たし次第、受験すると考えていました。1級建築士を受験するにあたっては、金銭面や遊びに行く時間など、家族には色々我慢させてしまうことが何より心苦しかったので、普段の努力している姿を見せ、「絶対に結果を出さないといけない」という気持ちに切り替えました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
学校に通うのは1度だけと決め

総合資格学院を含めて2校の講座内容を聞き、どちらに通うか検討をしました。「1年で必ず受かりたい」という思いが強かったため、学院のストレート合格の合格者占有率の高さに魅力を感じ、学院に通うことを決めました。

ご自身と独学者を比べて、感じた一番大きな違い
やはり、結果にでる

一般公開模試による同じ教室での試験に臨む際、やはり独学の方よりも受講生の方が問題を解くスピードや、点数でも平均点が高かったように感じました。私自身も、結果を受けて、このまま指導についていけば、自然と結果も付いてくるという安心感や希望がみえてきました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
学科と設計製図はまったく別物

学科は、特に心配や反省点はありませんでした。ただし、設計製図試験については、講義では1度もランクAの図面を仕上げることができず、あまり自信がありませんでした。しかし、台風による試験延期が生じたことで、弱点を中心に繰り返し復習して、理解度が深まった実感や自信が身につき、初受験の私にとっては、台風による延期はポジティブなものに変えることができました。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
ほんの10分でも勉強する意識

学科、設計製図共に、仕事の日は毎日3時間の学習を守るため、残業時間に左右されない早朝3時頃に起床し仕事前の頭がすっきりした状態で学習しました。学科試験に向けては、通勤中と昼休みは、トレイントレーニングや自身で作成したまとめノートなどを見直すように努めました。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
業務では馴染みのない分野

普段仕事をしてきたなかで、空調設備に関しては学ぶ機会もなかったため、学科(環境・設備)および設計製図の学習を通じて空調設備の基本的な部分について学び、図面の読み取りや考え方をいかす場面ができたと感じました。

学科攻略法

得意科目(分野)と苦手科目(分野)
得意科目(分野)

法規

苦手科目(分野)

構造

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
得意科目はさらに伸ばし得点源に

業務で日常的に法令集を使用するため、大まかな条文は暗記で進められ、得点源にできる科目でした。対して構造は、特に“力学”が苦手でした。本試験まで苦手意識が残りましたが、応用力は最後まで身につけられませんでしたので、過去問と同じような問題が出題されたら得点できるように、同じ問題を繰り返し解き、公式や解き方の手順を忘れないように努力しました。科目別基準点を下回らないように、文章題を完璧に仕上げるよう日頃意識していた面もあって、本試験では構造の得点が思った以上に伸びて大変良い結果に繋がりました。

講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
ちゃんとついていけば、必ず結果がついてくる

総合資格学院では毎週、新しい講義内容となり、様々な教材が配付され、宿題も多く頂きました。そのなかで、いかに自分の弱いところを毎週抽出して、これらを整理してまとめる作業を習慣づけることが大事だと思いました。特に、毎週講義で配付されるプレテストは視覚的にもとてもわかりやすくつくられていて、理解しやすかったです。また、毎週行う達成度確認テストについては、弱点を把握できる良いチャンスとなっていました。

学科合格のポイント
まわりのサポート

学院から与えられるものを早めにこなして、それに加えて自分のやりたい科目に取り組むための勉強時間をつくれるかどうかにかかっていたと思います。そのために、家族や会社に対して、受験の旨を伝え、勉強できる環境づくりをサポートして頂いたことが合格に繋がったと思います。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
コツさえ掴めば、自信がつく

課題を読み取ってからエスキスをまとめるまでの時間管理に非常に苦慮しました。本試験を迎えるまで不安がずっと残っていたため、試験直前はエスキスを中心に繰り返し練習しました。台風による試験延期が生じたことで、これまでのエスキスの手順を自分なりに改良し、読み落としなく速くエスキスをまとめられるようになり、試験への自信も時間管理への余裕が生まれました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
基本を覚えてから、自分なりの工夫

作図の時間管理に苦慮していたことによりレタリングが汚なかったり描き漏れがありました。与えられた宿題以外に自分で1枚でも多く図面を描きあげることで、いかに描き漏れが少なく、速く描く方法を自分なりに試行しながら工夫しました。

製図合格のポイント
ある程度の妥協も必要

個人戦ではなく団体戦の意識を持てたことでした。他の受講生の図面や考え方を見聞きし、良いところを採用し、いかにプランや作図の際に自分の引き出しにできたかだと感じました。過年度受講生と一緒に毎週の講義を受け、エスキス手順や作図表現を直接聞いて、見て学ぶことができたのはとても良かったと思います。

今後の目標や抱負

1級建築士に合格したことで、建築基準適合判定資格の受験資格を得ることができました。試験勉強に対する向き合い方を変えず、今後も資格取得に向けて学習を継続したいと考えています。

御自身の経験を元に資格取得をめざす方へアドバイス

長期間にわたる試験勉強では講座費用や家族との時間など色々と犠牲が伴うと思います。1年で受かれば、その後の人生、自分や家族との時間をより充実させることができます。自分の場合は、色々犠牲にしている罪悪感があったので、その人のために必死に勉強だけをがんばれたと思います。皆さんも何かをモチベーションに変えて、「絶対に受かる」という気持ちさえ切らさなければ、受かると思いますので、がんばってください。

総合資格の教材やサービスでよかったところ
オリジナル製図課題

毎週、新しい課題を2以上行うことで、様々な設計条件に応じたプランニングの考え方を身につけられたと思います。また、オリジナル製図課題の後半よりも本試験の問題の方が難易度的にやさしく感じたのは、オリジナル課題で難しい問題に取り組んで、色々な引出しを身につけられたからだと感じます。

学科模擬試験

本試験と同じ時間で、当日朝の動き方も含めてシミュレーションできる機会は大変貴重でした。また、本試験同等の難易度を想定して行う結果をみて、全国の総合資格学院の受講生における自分の位置を確認することで、より一層がんばる励みにもなりました。

記述用教材

設計製図のおける採点のなかで唯一、加点を取れるといわれている部分が“記述”なのですが、今年度の設計課題に応じて何を問われても答えられるような豊富な記述例がありました。それらを空き時間に普段から確認し頭に入れていたことで、本試験においての記述についても、ペンが止まることなく、満点の解答を記述できたという手ごたえがありました。

アウトプット強化講座

毎週の講義で教わった内容について、言い回しを変えた出題や、新傾向の問題が含まれていたため、当日のうちに多くの情報を習得できました。その後の見直しにも活用でき、良い教材だったと思います。当初、講座を申し込む際には「アウトプット講座」を付けるかどうか迷いましたが、受けてみて、内容的にも満足でき、受講して良かったと感じました。