瀧田 慎二郎さんの
1級建築士合格体験記

「今年合格する」と周囲に宣言、
退路を断って合格

令和元年度
1級建築士合格
瀧田 慎二郎 さん(28)

学 歴
専門学校
勤務先
建設会社
本試験得点
112点 (計画:18点、環境・設備:17点、法規:29点、構造:25点、施工:23点)
教 室
受講講座
1級建築士ストレート合格コース

受験回数 学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
建築の専門知識をしっかりと現場で学びたかった

昔から大きな建築、公共性の高い建物に魅力を感じ、建築の道をめざすことに。専門学校では意匠設計を学んでいましたが、ディティールなど専門知識を深めるには現場で覚える方がよいと考え、今の会社に入社。現在は、マンションの施工管理を担当しています。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
覚悟を決めるため「今年合格する」と宣言

入社5年目を迎え一通り業務に慣れてきて、仕事の達成感が若干少ない気がします。また、チームによる仕事なので、私の個人的な能力は低いのか高いのか、はかりかねていました。そこで、1級建築士を受験して自分を試したかったというのが理由の一つです。1年間の長期にわたる継続的な努力を、仕事と並行して最後までできるのか不安があったので、上司や同僚、家族に「今年合格する!」とあえて宣言しました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
なんといっても「ストレート合格」の実績

社内には同じ資格試験を経験した人が多数います。他の資格学校は「2年で受かることを想定したプログラム」と聞き、1年で合格しようと決めていたため、ストレート合格の実績が高い総合資格学院を選びました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
受験勉強中に糖分を過剰摂取、目下ダイエット中

以前は全くといっていいほど、お菓子や甘い物を食べませんでした。受験勉強を始めたら、脳が糖分を欲するのか無性に甘い物が食べたくなります。チョコレートやジュースなどを摂取するようになり、かつてはシュっとしていたのに丸くなってしまいました。15キロも体重が増えてしまい、合格を果たした今、ダイエットが今後の目標となりました。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
まとまった勉強時間のありがたさを実感

もともと、移動中やお昼休みなどの勉強は断片的で非効率だと思っていました。いざスキマ時間に勉強してみると、思った通り効率的ではありません。そのことで返って帰宅後に落ち着いて勉強できる時間がいかに貴重であるかを実感。結果的に自宅学習の貴重な時間を大切にし、集中力も増しました。スキマ時間での勉強体験を、私はおすすめします。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
法規や環境などの知識力も向上した

試験では建築に関する知識を広く求められます。学習を重ねることで基礎的な知識がついたため、今までとは違った視点で建物を見られるようになりました。施工の場合はつくることが中心ですが、法規や環境にも詳しくなり、建築に携わる者として必要な知識を得ることができました。

学科攻略法

得意科目(分野)と苦手科目(分野)
得意科目(分野)

施工

苦手科目(分野)

構造

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
施工は実務と結びつけて得点をアップ

施工に関しては、実際に工事を経験している人としていない人とでは大きな差があると思います。実務で触れる機会のない方は、学院で作成している「施工の流れの映像」を必ず一度は集中して観たほうがよいと思います。私は、細部や数字を記憶に定着させて完璧な状態に仕上げることができました。

講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
親身になって苦手分野の補講をしてくれた

講師の方は、受講生はどこが理解するのに苦労するかを分かっているため、難しいところを重点的にわかるまで教えてくれました。苦手だった構造計算は、有志を対象とする追加講義を行ってくれました。あえてシンプルに説明してくれたので、かなり理解が深まりました。

学科合格のポイント
予習派? それとも復習派? 自分に合った方を選ぶ

私の場合は、前回の講義の内容を徹底的に理解できるように復習に力を入れる復習型の学習で進めたことが合格につながったと思います。その分、予習にはあまり時間を割けませんでした。予習と復習のどちらに力を入れるかは人それぞれ。できるだけ早期に自分に合ったスタイルを見つけることが、学科合格のポイントだと思います。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
トライ&エラーを繰り返すこと

「設計の基本はトライ&エラー」だと講師の方が言っていましたが、その通りだと思います。仕事でいつも図面は見ていますが、描くのはまったく別のこと。最初は苦手でした。一つの課題に対してエスキスやプランニングは一度だけではなく、色々なパターンを想定して何度も取り組むことが重要。繰り返して同じ課題に取り組むことで見えてくるものもあると思います。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
合計100枚ほど描き、作図時間を短縮

最初はきれいに完璧な図面を描かなければいけないと思っていたため、作図スピードが極端に遅く、制限時間の倍くらいかかっていました。講師の方からのフィードバックやグループミーティングなどを通して、妥協しても良い部分、逆に妥協してはいけない部分を自分なりに見つけることで、制限時間内に図面を仕上げる能力が向上していったのだと思います。

製図合格のポイント
瞬発的な決断力を養うこと

エスキス、プランニング、作図……と、各段階で分析と決断を繰り返すことで製図試験は進んでいきます。自分のプランは良いのか悪いのか?そのプランに対して作図時間は充分なのか不足しているのか?など色々なことを分析して、修正するのかそのまま突き進むのかを決断していかなければなりません。直観的に「無理!」と思ったら、すぐに修正しないと沼にはまります。普段から時間を計って図面を描くことで、瞬発的な決断力は養われると思います。

今後の目標や抱負

今回得た知識や資格、何よりも努力を継続して勝ち得たという経験は、私に大きな自信を与えてくれました。この自信を糧にして、今までは私にはできないと思い躊躇っていたような仕事にもチャレンジしていきたいと思います。また、将来的には大きな建築や公共的建物を設計するという夢を実現したいです。

御自身の経験を元に資格取得をめざす方へアドバイス

絶対に受かるという気持ちが大事です。まずはその気持ちを声に出して上司や同僚、家族、友達に伝えることから始めて下さい。それは試験に落ちたときに「本気で勉強していなかったから」「記念受験だから落ちた」などと言い訳ができないようにするためです。決してプライドを傷つけないための言い訳などはせず、プライドを保ちたいのであれば必死に勉強して合格してください。

学生時代にお世話になった恩師へ一言

専門学校生の底力見せてやりました! これからもたくさんの1級建築士合格者が、専門学校生からも出てくることを陰ながら応援しています!

総合資格の教材やサービスでよかったところ
学科テキスト

信頼性の高いテキストだと思いました。「これを軸に勉強すれば大丈夫だな」と直観的にわかりました。テキストにある内容を一通り理解することができれば、学科試験に関してはほぼ間違いなく合格できると思います。

ライブ講義

映像では感じることのできない、熱のこもったライブ講義でした。講師の方も人間なので、重要度に応じて尺や熱量がつい変わってしまいます。説明の仕方や言葉の力から「ここは重要!」と伝わってきました。ライブ講義は、集中して勉強に取り組めるため、限られた時間を有効活用しなければならない受験生にとっては時間対効果が非常に高いと感じました。

グループミーティング

設計製図では、グループミーティングで同じ受験生の方と意見を交換できました。同じような悩みや不安を抱えていたり、自分は気づかなかった課題を発見できたり得るものは多くありました。メンタル的にも、互いに刺激しあうことでもっと努力しようと思えました。

講師

どの講師の方々からも一発で合格させてあげたいという強い気持ちが講義を通して伝わってきました。難解な問題の解き方も一つの解き方だけではなく、いくつものパターンを教えてくれ、自分に合った方法を見つけられるのもよかったです。