舘林 恵介さんの
1級建築士合格体験記

継続は力なり

令和元年度
1級建築士合格
舘林 恵介 さん(28)

学 歴
大学院
勤務先
設計事務所
設備設計
本試験得点
113点 (計画:19点、環境・設備:20点、法規:27点、構造:26点、施工:21点)
教 室
受講講座
1級建築士パーフェクト総合セット

受験回数 学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
モノづくりからデータ分析へ

子供のころから木工工作や模型作成などのモノづくりが好きで、また祖父が建築の仕事をしていたこともあり、将来は建築の道に進もうと決めていました。だんだん意匠設計より計算やデータ分析に興味が移り、大学・大学院では住宅や環境建築、熱負荷計算や光環境シミュレーションを研究していましたが、仕事では設備設計をしたいと思い、設計事務所の設備設計部門に就職しました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
映像ブースが自分に向いてそう

就職した当初から、実務に生かすため1級建築士資格を早く取りたいと思い、社会人1年目から2年計画で総合資格学院に通いはじめました。土日にも仕事が入ることがあることから通学に穴があかないかという不安がありましたが、映像ブースでの視聴も可能だと知り、自分のペースで続けられそうだと思いました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
合格実績が決め手

入社後に会社の先輩を通して学院からの勧誘イベントがあり、そこで総合資格学院を知りました。会社が学院と提携していたこと、また合格実績が高いことから学院に決めました。はじめは学科を独学で勉強しようと思っていましたが、「絶対にストレートで合格する」という思いがあり、保険をかける意味で学科から通いはじめました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
課題を全部こなす難しさ

学科の課題については、復習テストを毎週実施することはできましたが、トライアルテストBやその他の問題集については手が回らないことがほとんどでした。製図の課題についても、作図まで全部終わらせることができず、作図途中やエスキスまでしかできないこともありました。毎週大量に出る課題をすべてこなすのは、特に繁忙期には至難の業ですが、最低限やり遂げる目標を決めておいて、継続させることができました。ただ作図については後半あまりスピードが伸びなかったので、もっと取り組めたらよかったというのが反省点です。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
無理のない学習計画

学院からは毎日短時間でも学習するようにという指導がありましたが、長い期間持続させるのは困難だと思いました。そこで平日週1、2日は必ず定時に仕事を終えて集中的に学習しました。また土曜は早朝からファミレスに行き、学習時間を無理なく確保できるようにしました。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
知識が自信に

法規に対する知識が増え、他部門との協議や消防との協議の際も、設備設計者として単独でやり取りし、自信をもって自分の意見を述べることができるようになりました。

学科攻略法

得意科目(分野)と苦手科目(分野)
得意科目(分野)

環境・設備

苦手科目(分野)

施工

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
テキストへの書き込みで克服

問題を解くなかで間違えた項目は、必ずテキストの該当箇所をマークし、補足説明や図をテキストの余白に書き込み、ボロボロになるまで読み込みました。同じところは二度と間違えないぞ、という意識を強く持って、一つずつ穴を潰すように知識を蓄えました。

講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
語呂合わせで効率的に記憶に留める

覚えにくい数字の組み合わせなどは、講義で教えてもらう語呂合わせが役に立ちました。テキストに覚え方も書き込み、問題を解く際に語呂が思い浮かぶようになるまで何度も音読しなおしました。

学科合格のポイント
継続できるペースを見つけること

総学習時間は決して長くはなかったと思いますが、毎週のライブ講義をペースメーカーにして、最後まで継続できる自分のペースを確立できたことだと思います。そのため、模試や本番直前に慌てて詰め込むことはなく、上手く合格への波に乗れました。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
エスキスプロセスは忠実に

はじめはエスキスの順序を覚えるだけでも大変でしたが、プロセスを飛ばすことなく忠実に課題をこなすうちに、大きいミスがなくなりプランがまとまるようになったと実感できました。特に初めの周辺環境条件の把握は落ち着いて行うことで、エスキス全体を通じて冷静に読み解くことができると感じました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
講師からのアドバイスを合格ダイアリーに記録

講師との面談でアドバイスされた点は合格ダイアリーに書き込み、次回の課題をはじめる前に読み返しました。図面に描き漏れがあった場合は、同じミスをしないように気を付け、中間チェック・最終チェック時も特に注意するようになりました。

製図合格のポイント
ミスしても冷静に

本番では2時間近く費やしたエスキスが完成直前に建築面積オーバーだと気づきました。一瞬頭が真っ白になりあきらめかけましたが、ランクⅣになるミスだけは回避しそれ以外は妥協しようと開き直ることで冷静になれました。ミスしてもあきらめずに冷静に対処できたことが合格への分かれ道だったと思います。また多くの課題を解いてきた自信がいざというときの冷静さにつながったのだと思います。

今後の目標や抱負

今後は1級建築士として責務ある立場に立ち、会社への貢献ができればと思います。また、専門分野でのキャリアアップのため設備設計1級建築士の取得をめざしていきたいと思います。

御自身の経験を元に資格取得をめざす方へアドバイス

資格試験は長丁場になるため、途中でモチベーションが下がったり、誘惑に負けてしまうことも一度ならずあると思います。そういうときは自己嫌悪に陥ってしまいがちですが、そういうことは誰でもあることです。資格取得をめざした初心を思い出して気持ちを切り替え、ペースを取り戻すことが何より重要だと思います。

総合資格の教材やサービスでよかったところ
学科テキスト

ノートを完璧につくらなきゃと思ってしまうきらいがあったので、初めから知識が体系的にまとめられている学科テキストを主に活用しました。テキストにマーカーや書き込みを充実させ、後から見直したときに重要なワードがすぐ目に入るように工夫しました。試験会場には学科テキストのみを全教科持っていき、直前に目を通して復習しました。

合格サイクル+継続学習

その理由:毎週の達成度確認テストでは試験結果が張り出されることもあり、毎回順位を気にしていました。得意科目では上位をキープ、また苦手科目では前回より順位を上げることを目標に、日々の学習モチベーションとしていました。

オリジナル製図課題

エスキス力を向上させるため、毎週の課題は1回のエスキスだけでなく、別案も作成するようにしました。9月後半ごろにはエスキスで大きいミスをすることはなくなり、スピードも向上しました。

自習室

自宅にはちょうどいい高さの机がないため、作図練習は主に土曜日の自習室を利用していました。時々講師が顔を出してくれて、描き上げた図面を見てもらえたので、単に宿題をこなす以上の意味があったと思います。