内田 希恵さんの
1級建築士合格体験記

粘り強く教えてくださった講師やスタッフに感謝

令和元年度
1級建築士合格
内田 希恵 さん(29)

学 歴
大学
勤務先
建設会社
意匠設計・積算・見積
本試験得点
108点 (計画:17点、環境・設備:19点、法規:27点、構造:25点、施工:20点)
教 室
受講講座

1級建築士学科対策講座(アウトプット強化講座付)

1級建築士設計製図講座(作図強化講座付)

受験回数 学科2回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
方眼紙と鉛筆が憧れの職業を描いてくれた

幼いころから、ものをつくることが好きでした。私が小学生のころ、両親が「新しい家を建てるから、住んでみたいお家の間取りを考えてごらん」と方眼紙と鉛筆を渡されたことが建築の道へと進むきっかけとなりました。中高一貫教育の女子校に進んだ後も、古い建物の魅力と漠然とした設計への憧れの気持ちを持ち続け、大学では建築学科へ進みました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
憧れの職業のスタートラインに立つために!!

大学時代に体調を崩し一度は建築の道から離れましたが、あきらめられず転職し憧れだった建設会社兼設計事務所に拾っていただきました。同時に大学時代の同期が1級建築士の学科試験に通ったことがきっかけとなり資格取得をめざすことに。資格を取ることで仕事をより理解できますし、はじまりが遅かった分、スタートラインに立ちたいと思い受験を決断しました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
独りでやりきる自信がなかったため

自分が何を理解していないのかわからなかったので、「ライブ講義」で実際に講師から教わることのできる総合資格学院を選びました。映像講義で質問できない環境や独学で学習していく勇気がなく、講義で疑問点を質問したいと考えていたこともあります。また、学科を通過した大学の同期が学院に通っており、講義の様子やスタッフのサポートなどを詳しく教えてもらっていたことも決断の理由となりました。

ご自身と独学者を比べて、感じた一番大きな違い
入ってくる情報量の違い

自分よりも成績のよい受講生に勉強方法について質問したり、逆にどんな勉強方法では上手くいかない・効率が悪かったなどの話が休憩時間などにできたことが私にとって一番の力になりました。また、講師・教務スタッフ・ライセンスアドバイザーがそれぞれの立場で「模試でこの点数なら大丈夫」「今、周りはこれぐらい勉強しているからもっとがんばって!」などのアドバイスをくれたことで、現在の自分の勉強量が足りているのか、勉強方法を修正すべきなのか、がわかりやすく情報として入ってきたことが大きな違いだと感じました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
受験を宣言したことで沢山の応援が力に

学科受験1年目は、勉強していることがばれずに学科が通過できたらと思い会社にも、周囲にもあまり話さないようにしていましたが、それが一番の失敗だったと反省。試験前に大量に仕事をふられたり、残業が増えてしまったりと勉強時間が減ってしまったのです。そこで2年目は、講師からの「受験は宣言したもの勝ちです」という言葉を受けて、周りに宣言して勉強をはじめました。そうすると、試験半年前からは残業をふられなかったり、試験前は有給を使って休みを優先的にとれたりと、様々な形でたくさん応援していただき、精一杯がんばることができました。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
耳から聞くことで勉強時間を確保

車移動の時間が比較的多く、電車通勤の人のようには文字を読める時間が取れませんでした。そこで、○×で回答できるトレイントレーニングの音声版を使い、リスニングで問題を解く時間を増やすよう工夫しました。山梨の自宅から東京の学院に通っていたので通学時にも活用して学科試験の当日まで利用していました。また、設計製図時には要点をリスニングするようにしていました。遠方通学のため、机に向かえる時間は人よりも短かったかと思いますが、隙間時間に聞くことにより勉強時間を確保するようにしていました。

学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
上司チェックがスムーズに通るように

これまでは資料をつくるのにも法規ナンバーが書かれていると「どうやって調べるんだろう」からはじまり時間がかかっていたものが、ササッと調べられて資料を作成できるように。上司から法規の検討を任されたときも、チェックがスムーズになり仕事の効率が上がったことで社内の信用も高まったと思います。

学科攻略法

得意科目(分野)と苦手科目(分野)
得意科目(分野)

計画

苦手科目(分野)

施工

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
本質を理解することが克服の第一歩

苦手科目の施工は、何度も問題を解き、できる限り本質を理解するように努めました。たとえば、○×解答の際でも×だけでなく、○もなぜ正解なのかを確認するようになってから理解度があがったと思います。講師の解説が頭に残り解答できる部分が増えたことも克服に繋がったと感じています。

講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
質問しやすい環境と粘り強く教えてくださった講師

最初は自分が何を疑問に思っているかわからない状態で、他の受講生が講師に質問している内容を聞いて「こういうことを疑問に思っているんだ」「自分はこの疑問を理解しているだろうか」など周りの質問を参考に自分の理解度を確認していました。アウトプット強化講座では、講師へ質問をすると「どこまで理解している?」と聞いてくださり、粘り強く教えてもらったことは忘れられません。1年目に1人で取り組んでいた宿題よりも効率的に学習サイクルを獲得できました。

学科合格のポイント
1年目の失敗を参考に事前準備を怠らず余裕を持つ

一番心がけたのは、試験当日にいつも通りやれば大丈夫と自分に言えるように準備することでした。教材は学院のもののみを利用して、問題を何度も繰り返し解くことが一番の近道だと感じて実践しました。また、模擬試験では本番当日の行動を綿密に想定するための練習としても活用していました。1年目のとき、得意だと思っていた学科試験で緊張してしまい実力が発揮できなかったことや、わからない設問が続き焦ってしまった失敗をふまえ、今回はわからないところは飛ばしていくなど事前準備をしたおかげで、落ち着いて取り組めたと思います。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
基本は崩さず、自分のスタイルを手に入れること

前半は自分の目標時間内にエスキスを終わらせることができず苦労しました。早い段階で、講師から過去の受講生のエスキス例を紹介していただき、複数パターンの方法があることを理解できたのが大きかったです。そのうえで基本を崩さず、弱点を補う形で自分スタイルのエスキスができるようになり安定感を手に入れることができました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
描けば描くほど速くなることを実感

製図講座開始当初、1枚描くのに時間がかかりすぎて心折れそうなほどでした。講師のアドバイスでハンズフリーでの作図に変更し、作図の速い人を私の隣に招待してもらうなど色々と手を尽くしていただきました。少しずつ速くなるものの、時間内に完成しない日々が続きましたが、講師の過去の図面や学院の解答例を描いたり、パーツを何度も練習するなど描けば描くほど速くなるのだとわかってからは、作図スピードが上がったと思います。

製図合格のポイント
自分の製図スタイルの確立

エスキスも作図も全力であがき、講師のアドバイスを素直に受け入れることで少しずつ成長を重ねることができました。正解がひとつではない設計製図試験において、講師から「内田スタイルがある」と良いポイントを褒めて伸ばしていただいたことが自信になりました。私のスタイルは自分の中で美術館は紫色、ホールはピンクなど暗号化して細かくつめすぎない描き方。講師のアドバイスを含め、ひとつひとつを確実に自分のなかに落とし込んでいくことによって、最後には自分スタイルができたことが合格に繋がったと思っています。スタイルがあることで試験でも落ち着いて挑むことができました。

今後の目標や抱負

スタートラインに立つことができた喜びを力にかえて、資格に恥じないよう技術と知識の向上を行い、常に成長していきたいと思います。具体的には地元、山梨県で街を発展に導くような建築物に携われたらと考えています。

御自身の経験を元に資格取得をめざす方へアドバイス

辛いことがたくさんあると思います。でも、やると決めたなら、やり抜いてください。必ず努力は報われると信じています。辛いときこそ、周りといっぱいコミュニケーションをとって、情報交換を大切にしてくださいね。私もクラスの人と仲良くなり、模試で点数がよくなければ周りに何をしてよかったか、ダメだったなどを話し合いプラスになりました。勉強が大変なときでも、みんなで励まし合うことでここまでこれたと思います。

学生時代にお世話になった恩師へ一言

大学卒業時は、大変ご心配かけました。今、こうして建築の仕事をして、1級建築士となることができました。

総合資格の教材やサービスでよかったところ
講師

親身になって精一杯教えていただき本当に感謝しています。特に、設計製図の際、自分にかけてもらう言葉だけでなく周りへのアドバイスが頭に残ったり、解答パターンが増えたり。講師の方が熱く教えていただいたお陰で、心折れそうになった際、踏ん張ることができました。

その他(トレイントレーニングの音声版)

運転しているときも歩いているときも、講義の始まる前も手軽に学習できる方法として活用できました。

グループミーティング

同じグループの人と問題点を話すことによって、人数分の失敗点を学ぶことができました。また、メンバーのプランを自分なりに合格プランにするといったようなことも考えられてとても成長できました。試験延期時にはグループ一丸となり気持ちを共有できたのも心の支えとなりました。

合格サイクル

学科での学習時間の維持が、設計製図の学習時間確保へつながるといった合格サイクルをつくっていただいたため、設計製図へと進んだ際にも学習時間がしっかりと確保できました。スムーズに取り組めたことに感謝しています。