小倉 幸子さんの
2級建築士合格体験記

努力は自分を裏切らない!

令和元年度
2級建築士合格
小倉 幸子 さん(47)

学 歴
短期大学
勤務先
設計事務所
構造設計
本試験得点
82点 (計画:21点、法規:16点、構造:24点、施工:21点)
教 室
受講講座
2級建築士設計製図セット

受験回数 学科1回/設計製図2回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
自分の経験を活かしたい

現在の仕事をはじめたのは、育児がひと段落して再就職先を探しているときに、縁ができたことがきっかけで、それまでは建築とは全く関わりのない生活をしていました。だからこそ、会社では誰よりもユーザーの視点で物を見ることができました。特に業界の、乳児(ベビーカー)や幼児などの社会的弱者からの視点は乏しく、自分の経験を活かしたいと強く思い、設計の仕事に積極的に携わりました。

2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
自分の声に責任を持ちたい

現在の会社とその周囲で、自分のような経緯で建築に関わった人は少なく、また積極的に意見を述べる人はもっと少なかったので、自分の意見を主張するに当たっては、できるだけ自分の意見に責任を持ちたいと思い、資格を取得することを決めました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
最短で確実に合格したかったから

今まで一度も建築関係の勉強をしたことがなく、実務も構造設計という偏った業務なので、受験に関しては不安しかありませんでした。また年齢的にも40代後半ということで、社会人としての残りの年数も考えると、時間を無駄にはできないと思いました。そのため、合格実績の高い総合資格学院の力をお借りすることで、何とか合格しようと画策しました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
エスキスは大変だけど優しい

製図の講義は大変で、エスキスにも四苦八苦していましたが、実際の仕事では予算との戦いが多かったので、予算を気にすることなく設計できるエスキスは、実はものすごく優しいのでは? と思ったりしていました。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
家族の協力

在宅勤務なので仕事のON/OFFが難しかったのですが、夜と週末はできるだけ受験勉強に集中するようにしました。また、講義で家に帰るのが遅くなることも多く、家族には多大な迷惑をかけていましたが、食事の支度やお弁当の買い出しなどを家族が協力してくれて、なんとか乗り切れました。本当に感謝しています。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
法規を意識するようになった

12条点検の仕事が来た際に、法規の講義で学習した知識が大変役に立ちました。また、民家の耐震改修設計をするにあたり、接している道路の問題やセットバックの必要性が出てきたのですが、問題点を自分でも整理できたので、スムーズに施主さんに説明することができました。

学科攻略法

得意科目(分野)と苦手科目(分野)
得意科目(分野)

構造

苦手科目(分野)

施工

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
声に出して暗記する

構造は実務で携わっているので、計算問題以外に苦手意識はありませんでした。計算だけは苦手だったので、満点が取れるまでやり直しました。施工は似たような数字の暗記が多く苦手だったので、毎日声に出して読み込んでいました。黙読より声に出したほうが覚えられました。

学科合格のポイント
模試と小テスト

模試と毎回の講義で出るテストの問題は情報の固まりだと思います。とにかく出た問題は繰り返し学習する。学習する際に付随する疑問点が出てきたら、それも含めて学習する。関連する過去問も拾って問題を解く。そのように自分の弱点を自覚しながら勉強しました。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
見直しが大事

エスキスではプランを修正するうちに、条件や要点が抜け落ちることがあるので、とにかく見直しだけは忘れないように心掛けました。また、字を書くのが苦手なので、計画の要点は全て書き写して字の練習をしました。結果的に記述の表現の引き出しが増えたので、内容そのもので困ることはありませんでした。

作図で苦労した点や克服方法
得意分野でカバーする

線を描くのも苦手でしたが、それ以上に動くのが遅くて、どうしても出だしの寸法や、下書きの線を描くのに時間がかかってしまいました。講師の方のアドバイスで、最初の平面図は少し時間をかけてもいいので、その後の伏図や立・断面図で遅れた時間をカバーすることにしました。その結果、自分のペースが掴めるようになったので、焦りから来るケアレスミスは減りました。

講義で一番役に立ったこと
グループミーティング

製図のグループミーティングが大変役に立ちました。詳細図等施工に関わる部分が良くわからなかったのですが、実際に仕事をしているグループの方が丁寧に説明して下さったので理解することができました。また、同じグループの方が積極的に講師に質問してくださったので、自分が意識していなかった問題点や理解不足だった点を補うことができました。

製図合格のポイント
前日まで講義に出る

やれることは全てやったつもりでも、講義に出た分だけ新しい発見があります。特に前日は、今まで学習したことに加え、ちょっとした豆知識が出たりして、それが合否に繋がったりもします。講義に出席しすぎるということはないので、受講の機会は逃さない方がいいと思います。

今後の目標や抱負

目下の目標は、2級建築士の資格で受講できる、耐震関連の資格を取得していくことです。今の業務に耐震関係が多いので、そちらの担当・サポートをしていきたいと思います。将来的には建物だけでなく、エンドユーザーのことを意識したトータルサポートができるようになりたいと思います。そして、それに関連した資格取得をめざそうと思います。

御自身の経験を元に資格取得をめざす方へアドバイス

建築業界とは無縁の一介の主婦で、子育てが一段落してから入った会社で設計を学び、年齢が40代後半という人間でも、がんばって資格が取れました。資格取得をめざすのに遅すぎるということはないと思います。もし同世代の方で躊躇している方がいたら、悩むより先にめざした方がいいと思います。時間は有限なので……。

総合資格の教材やサービスでよかったところ
講師

疑問に感じたこと、わからないことを、その場ですぐに質問できるのがありがたかったです。テキストだけではわからない勉強のコツやプラスαの知識もありがたかったです。

学科模擬試験

本番前に繰り返し模試を受けられたので、当日の緊張がだいぶ緩和されました。また、その時々の自分の実力を確認することができ、試験への対策を考えることができました。

オリジナル製図課題

色々な角度から製図課題に切り込むことによって、課題対応へのバリエーションを増やすことができました。また繰り返し練習することによって、作図力を身につけることができました。

法令集

インデックス、赤線、青線がなければ合格は不可能でした。