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SPECIAL INTERVIEW
辛いときこそ楽しむ気持ちを忘れない!

橋爪 芙希さん (26) 令和3年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 建設会社(施工管理)
- 教室:
- 川崎校
計画:11点 環境/設備:17点 法規:21点 構造:27点 施工:19点
受講講座
- 受験回数:
- 学科2回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
建物がどのようにつくられていくのか興味を持った
小学生のころ、毎日の登下校時に一軒家が建設されていく過程を見て、何も無い土地から1つの家ができていくことに感動し、大工さんになるという夢を持ちました。中学生になり「建築士」という存在を父に教わり、建設会社で働きたいと考えるようになりました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
建築に関する知識を深めるため
大現場で、職員の人数が多い環境であったため、周りの上司や先輩などから支援を受けやすい時期に取得をした方が良いと思いました。入社時から資格取得に対する意欲は持っており、会社の状況と合致したところで受験を決断したのですが、正直業務と勉強の両立ができるのか不安でした。でも、資格取得後の将来をイメージすることで、前向きに学習することができました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
「人対人」自分には合っている
他校に比べて合格実績が高く、ライブ講義に力を入れている総合資格学院に通いたいと思いました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
ライブ講義の大切さを知る
初受験の年はコロナ禍でWeb講義に切り替えました。しかし講師やスタッフの方と顔を合わせる機会が減ったせいか気がゆるんでサボりがちになり、その年は不合格に……。2回目の受験ではライセンスアドバイザーに勧められ、ビクトリー合格必勝コースを受講。基礎からやり直さなくてよいのと、周りも既受験者しかいなかったので、よりがんばれると思いました。1年目の経験を反省材料に、講義は必ず学院で受けるように心がけ、またわからないことは当日中に解決することを徹底しました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
スキマ時間を有効活用!
残業が多い時期はどうしても夜の学習時間が確保できないため、電車での通勤時間や昼休みなどのスキマ時間にでもできることはやり、たとえ5分でも無駄にしないよう心がけました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
工事の流れやポイントを理解
実務では大現場であったこともあり、全部の工事を担当することはできませんでしたが、施工の講義では全ての工事において品質管理すべきポイントを学ぶことができ、工事全体の流れを掴むことができました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
わからないことがすぐに解決できる
映像講義で受講中疑問に思ったことを解決するためには、わかる所まで巻き戻したりして時間もかかってしまいます。ライブ講義ではその場で質問ができたり、質問がしづらくても講師が受講生の表情や様子を見て理解度を確認しながら、難しいところをさらに説明してくれたりしたので理解しやすかったです。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
文字だけでなくイメージ図とセットで覚える
施工は暗記項目がとても多く最初は苦手でしたが、イメージ図を描くことやほかの関連項目とセットで覚えることで頭に入りやすくなりました。計画は作品の数が多く、知らない建築物が出ることも多いので、作品以外の問題を1問も落とさないつもりで学びました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
製図試験を頭に入れながらの学科学習
学科試験後から設計製図試験までの3カ月で製図に関することを全て学ぶことは難しいと思いましたので、学科の講義時に製図に関する内容は忘れないように意識しました。講師も学科講義時に前年の設計製図問題を見せてくれたり製図で問われる内容を教えてくれたりしたのでイメージを連動させやすく学びやすかったです。
学科合格のポイント
苦手分野を分析、克服する!足切り点を考えると、5科目全てバランスよく学ぶことが大切だと感じました。限られた時間の中で、自分の苦手な分野やよく間違えてしまう問題を分析し、最後の1カ月間はひたすらその問題をくり返し解き、頭に入れるということをやっていました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
時間配分を常に意識し手を動かす!
慎重に考えすぎてなかなか手が動かず、エスキスを完成させられずに時間切れとなってしまうことが多かったのですが、講師から「エスキスで上手くいかなくてもやり直せる、とにかく手を動かして進めてみる!」というアドバイスを受けてからは徐々に上手くまとめられ、時間内に図面を完成させられるようになりました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
作図がスムーズにできる1/400エスキスをつくる!
エスキスがわかりにくいと作図に時間がかかってしまうため、いろいろなマーカーやペンを使い、自分にとってわかりやすく見やすいエスキスをつくることが大切だと感じました。
設計製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったこと
環境・設備の製図に関する内容の理解
設備の空調の考え方があまり理解できていないまま製図の学習が進んでいってしまったため、PSやACPSの考え方がわからず、学科の見直しをしました。学科学習時に理解しきれていれば、ほかの作図の練習などに時間が使えたかなと思いました。
製図合格のポイント
周りのクラスメイトとの会話製図は答えが1つではないので、ほかのクラスメイトが描いた図面を見たり考え方を聞いたりすることで、視野が広がり対応力もついてくると感じました。クラスメイトと仲良くなり、お互いに得た情報やミスを共有することで成長していくことができたと思います。
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合格サイクル+継続学習
1度学習するだけではなかなか頭に入りませんが、1カ月かけて継続的に同じ範囲を学ぶことで頭に入り、忘れなくなることを演習テストや復習テストで実感しました。
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製図模擬試験
講義では手が止まってしまうと、講師がヒントをくれたり、黒板にヒントが描いてあったりでつい見てしまいましたが、模試では講師は何も言わず本番と同じ環境で行われるので、緊張感をもって取り組むことができました。また失敗することがあっても本試験では絶対に同じ失敗はしないぞ!という気持ちになれました。
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学科テキスト
学科試験は、テキストからの出題が多いと1回目の受験で実感しました。テキストベースで、テキストにはない情報を書き込んでいくことで、自分なりのテキストを作成することができ、学習しやすいと感じました。
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