合格体験記 一級建築士稲沢 望さん

SPECIAL INTERVIEW

夢への一歩を踏み出せた

稲沢 望さん (29) 令和3年度 1級建築士合格

学歴:
大学

勤務先:
エクステリア・リフォーム会社(営業・設計・施工管理)

教室:
横浜校

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図2回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ

海外の建物や街並みに憧れて

幼少期から建物を見るのが好きでした。特に海外の建物や街並みに憧れ、次第に建築に携わりたいと思うようになりました。大学では建築に限らず幅広くデザインを学ぶことができたので、現在は広い視野を持って仕事に取り組んでいます。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

目標は独立!

大学生のころから、いずれは独立して建築設計をしたいと考えていましたので、2級建築士合格後、1級建築士の受験を視野に入れました。受験にあたり、やはり仕事と勉強の両立が課題になりました。学科は2年コース、設計製図は長期コースで、時間をかけて、コツコツ継続して学習することを心がけました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

安心感がある

総合資格学院には、大学生のときから2級建築士資格取得のためにお世話になっていたので、1級建築士の受験でもそのままお世話になりました。ずっとお世話になっているスタッフの方がいたので、安心して通学することができました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

クラスの仲間で高め合えた

10人ほどのクラスで学習していましたが、常にまわりと学習の方法をシェアすることが勉強になりました。全員の図面を見ながら講師からの指導を受けられたので刺激にもなりました。試験直前には講師から一人ひとりにメッセージをいただき、とても励みになりました。私の場合は一つのことにとらわれすぎてミスが多くなりがちでしたので、焦らず落ち着いて取り組むようアドバイスをいただき、無事本試験を乗り切ることができました。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点

週2休は確実に確保

どんなに仕事が忙しくても、講義日とは別に休日をつくり、宿題や自習をする日を確保しました。また、試験まで1カ月を切ってからは夜型の生活を朝型に変えて、出勤前に学習時間を確保しました。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

施主からの信頼につながった

普段は戸建住宅がメインとなりますが、幅広い知識があることで、施主から安心感や信頼感を抱いてもらう機会が多くなりました。今後は建築設計など、学習したことをより活かせるような業務ができればいいなと思います。

当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと

一人ひとりに向き合ってもらえる

毎回講師からの添削とクラス全員の学習進捗を把握する時間があったので、自分の立ち位置や、足りないところを常に意識することができました。また、課題ごとに一人ひとりが目標を立てることで、自分のための学習を的確に行うことができました。

設計製図攻略法

(1)精度の高い図面を効率よくスピーディに描ける作図力、(2)作図時間の短縮によるエスキス/チェック時間の確保・表現豊かなプランニング、(3)ミスをなくすためのグループ添削採点実習など、講座の重点ポイントへの感想

タイムマネジメントを確実にすること

まずは作図時間の死守が絶対条件でした。読み取りから作図まで、クラス全員で時間を計ることで刺激にもなりましたし、自分の苦手な部分を把握することができました。また講義では、上手な方の手元の動画を撮影し、ペンの動かし方など細かいところまでみんなで研究したことで飛躍的に上達できたと実感しています。講義中は、本試験を意識した緊張感があったので、試験当日はいつも通りリズムをつかむことができました。

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

まとめノートの作成

エスキスについては、課題ごとに自己プランと解答例の比較、記述については解答例をはじめ、まわりの人の言い回しを書き出してみたり、自分に足りないものを補うためのノートづくりを心がけました。新しい課題に取り組む際に、キーワードを見極めることで、ストックしたものを実戦で取り入れられるようになりました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

自分を疑い、第三者目線でチェックする

私は一つのことにとらわれすぎたり、見落とし、チェック不足などが多かったため、自分の作図を信じないようにしていました。作図しはじめのスパンや柱の位置は特に注意を払うこと、中間チェックや最終チェックは第三者の目線で行うことで、ミスをしないように徹底しました。

学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたこと

法規関連の復習

絶対に落としてはいけない項目は、テキストや法令集を見直して再確認をしました。特に道路斜線は直前期に何度も確認しました。わかっていたつもりでも、何となく学習していたところもあったので、テキスト通りに覚えるだけでなく、頭の中で立体的に考えたり、それが何なのかを想像することも大切だと思いました。

製図合格のポイント

自分にプレッシャーをかけすぎない

常に“1級建築士になったら”を想像して走り続けました。試験が近づくにつれて緊張や不安で押しつぶされそうになりましたが、完璧を求めるのではなく、「守るべきことをしっかりやる・やっちゃいけないことはやらない」を意識することで、気持ちが楽になりました。意識を変えたことで、わくわくした気持ちで当日を迎えることができ、本試験を楽しむことができました。

メッセージ

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

現在はエクステリアやリフォーム、家具などの営業・設計・施工管理をしております。幅広い経験をすることで、自分にしかできない建築設計を実現することが目標です。今後は建築設計をメインに携わり、建築士としてのスキルアップをしていきたいと思います。

資格取得をめざす方へアドバイス

資格取得に向けた勉強をすることは、かなりの時間と体力が必要だと思います。また、精神的にも負担が大きいと思いますが、合格後の自分を想像することで、勉強が楽しいと思えるしモチベーションも維持できると思います。ぜひポジティブに挑戦してください!

総合資格で良かったところ

  • 自習室

    休日はまず自習室に向かうことで作図スイッチをオンに!自習室では宿題・課題、自宅では復習や自習と切り替えていました。

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  • 製図模擬試験

    6.5時間のタイムマネジメントを意識した課題に取り組むことで、本番で気をつけなくてはいけないことなどを見直すことができました。

  • チューター

    講義後はいつも不安しかなかったのですが、アドバイスや励ましの言葉をいただき、それがモチベーションの維持につながりました。

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