- 令和3年度祝賀会
- 1級建築士合格体験記一覧
- 鏡 亮太さん
SPECIAL INTERVIEW
メリハリをつけた自己管理

鏡 亮太さん (26) 令和3年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学院
- 勤務先:
- 設計事務所(建築設計)
- 教室:
- 五反田校
計画:12点、環境・設備:19点、法規:24点、構造:26点、施工:15点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
様々な規模の設計に携われるため
設計部としての人数は少ないながらも、現在の会社は小さな店舗から大規模再開発、官民問わずに様々な設計活動が行えます。大学院で取り組んだ多様な設計活動が早い段階から活かせると思い就職しました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
仕事の幅を広げられる可能性
プロジェクトを任せてもらえる立場になるために資格が必要と感じ、早い段階で受験を考えました。コロナ禍で外出する機会も減り、在宅時間を有効活用できるのではと思ったのも要因です。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
自宅からの通いやすさもポイント
仕事も忙しいので、はじめから通学を考えていました。総合資格学院が自宅から通学しやすく、合格実績の高さも決め手になりました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
スケジュールの修正力
講師から出された宿題ができなかったとしても、その週か、もしくは翌週くらいまでにはスケジュールを管理して軌道修正を行いました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
移動時間と休憩時間の活用
学科は5月以降、製図は9月以降の移動時間や休憩時間を勉強に充てていました。通勤時間も、行きの電車は勉強をして帰りは自由時間にするなど、勉強だけの生活にならないよう自分でルールを決めていました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
設計初期の法チェックが速くなった
法令集を引く速度や判断するスピードが速くなり、仕事の効率化にも繋がりました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
理解できるまで質疑に対応してもらえるところ
講義終了後に不明な点は理解するまで質問に答えてもらうことで、その日のうちに講義内容を理解して終わることができました。全員がまじめに講義を受けているため、質問のしやすい環境にもなっていたと思います。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
繰り返し問題集を解くこと
設計事務所に勤めていたため、今までの知識で計画の問題はできるものが多くありました。苦手だった構造については、イメージが頭で理解できるようになるまで繰り返し問題を解いて対策をしました。
学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導で感じた効果
設備や構造の考え方を製図で早く理解することができた
環境設備や構造の知識は製図の記述にそのまま活かすことができました。とくに環境設備の空調や給排水のシステムは学科でしっかり理解できていたので、製図でも早く理解できたと思います。
学科合格のポイント
仕事と勉強のどちらも妥協しないどちらも妥協するのではなく、時間や目標を決めて勉強、仕事、息抜きのバランスをとったことが大きかったと思います。勉強をせずに完全オフの日を設けるなど、意識してメリハリをつけていました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
グループミーティングでの成長
同じ課題に取り組むクラスの人との課題直後のグループミーティングは自分が気付かなかったことや、まったく違う考え方を知ることができて、自分の解答を客観視することができました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
課題途中での修正力
どれだけ読み取りができるようになっても、課題中に小さなミスは見つかります。そこで、その場で修正するテクニックやあきらめない大事さなどが本番の試験でも役に立ちました。
学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたこと
作品の図面を確認すること
計画の講義で登場した作品の図面を確認して、寸法やゾーニングを一通り見ておいたのはよかったと思います。
製図合格のポイント
自分の直観を信じたこと自分が読み取った課題文に素直に、かつ直観を大事に取り組んだことが良かったです。最初に思い描いたイメージで作図すると上手くいくことが多かったように思います。