合格体験記 一級建築士上川 篤さん

SPECIAL INTERVIEW

学習した分、実務能力向上につながった

上川 篤さん (41) 令和3年度 1級建築士合格

学歴:
大学

勤務先:
商社(設備設計)

教室:
船橋校

受講講座

受験回数:
学科2回/設計製図3回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ

人が喜んでくれる仕事がしたくて

地元の北海道で冬は雪が降り、気温は-20°近くなり、そんな中でも家の中は暖かく、家族で過ごす時間がとても楽しかったです。「この家をつくる人はすごいな」と思いながら、自分も人が喜んでくれる仕事を将来したいと小さいながらにも思いました。そんな中で、就職活動をしていて決まった会社での配属先がたまたま設計の仕事でした(笑)。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

自分の知識不足を痛感したため

大学は化学系だったので、配属された設計部では毎日がわからないことばかりで挫けそうになりましたが、なんとかしがみつきながら毎日が勉強でした。せっかく学ぶのであれば「資格を取ろう」と思い、実務経験を積んで、2級建築士、その後1級建築士をとることにしました。家族の支えが大きかったと思います。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

ライブ講義と実績

総合資格学院に決めたのは、圧倒的な合格実績と、毎回のライブ講義につきると思います。受講前に見せてもらったテキストは非常にわかりやすくまとめられていると感じました。また毎回わからないことを講師に質問できる環境のライブ講義が大きかったと思います。実際に受講をして、ポイントをわかりやすく教える講義に満足でした。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

カレーライス

ある人はお昼休憩に共用空間で、毎回ご飯を一人で食べていたので、お昼ごはんを一緒させていただくことになったのですが、ある人は毎回カレーライスで、私もカレーを持って行くようになり、講習日の前日はカレーをつくることになり、講習に行く用意が途中から増えました(笑)

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点

スキマ時間の有効活用

通勤時間、お昼休み、出張時など、カバン内に携帯した自分でまとめた資料を見るようにしました。40代で体力が落ちてきたので、短いスキマ時間を有効に活用して学習時間を確保しました。宿題でも、何枚も図面を描けなかったので、作図前にこれまでのミスを振り返り、作図の精度を上げていきました。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

建物の全体感が把握できるように

職場で設備について悩んでいる後輩から、相談を受けた際、学院で学んだ知識をもとに、アドバイスをすることができました。施工に関しては、ゼロから建物を建てることはありませんが、今まで漠然とみていた街中の工事現場の景色が、また違う景色に見えました。

当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと

効率的な学習ができた

前週の講義で提出した図面を元にミスしがちなところなど、考え方などを全体共有で講義をしてくれたので、何に注意をするべきかを効率的に学習することができました。またわらかない箇所は、講義後に直接聞けたので当日に疑問を解決することができました。

設計製図攻略法

(1)精度の高い図面を効率よくスピーディに描ける作図力、(2)作図時間の短縮によるエスキス/チェック時間の確保・表現豊かなプランニング、(3)ミスをなくすためのグループ添削採点実習など、講座の重点ポイントへの感想

改善箇所がわかりやすかった

試験時間内に、すべてを終わらせる時間管理がなかなかできず、最終的に部屋も収まらず、時間オーバーをしていましが、考え方、作図手順やどこを改善することが必要なのかを講義で確認することができ、結果的にチェック時間を確保きるようになってミスが少なくなりました。

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

なんでも吸収しようとする気持ち

クラスは年下の人ばかりでしたが、エスキスの時間短縮をするために、講義後にエスキスを見せてもらいました。また考え方、勉強の仕方などの自分との違いを聞いて回りました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

図面の印象度を上げる

線の薄さなどで印象が薄い印象があったので、シャープを0.5から0.7へ、芯をBから2Bへ、三角定規の裏にフロ―ティングディスクを貼り、図面が汚れないようにするなどアイテムをいろいろ試して、印象度を上げる努力をしました。

学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたこと

法規で何を指しているかまとめておく

重複距離、特定防火設備など、法令ではわかっているつもりでしたが、実際に図面で表すとどこのことなのか、2次試験を見据えて作図解答例などから、どこのことを示しているのかを学科の時から見ていればよかったです。

製図合格のポイント

最後まで自分を信じ抜く勇気

製図受講生は、学科を突破しただけあって優秀な人ばかりでした。模擬試験でも多くの人がランクⅠを取る中で、最後までランクⅠを取ることができませんでした。だから、毎回のミスは本番に繰り返さない思いで徹底的に復習をしていきました。製図試験は相対試験ですが、「自分はできる」と最後まで信じ抜く力が大切だと思います。

メッセージ

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

上司に仕事を負担していただいたので、その分を恩返しできるように得た知識を仕事に生かしていこうと思います。将来的には、設備設計1級建築士を取得できるようにこれからも努力をしていきたいと思います。

資格取得をめざす方へアドバイス

仕事をしながら学習のモチベーションを保つことは、なかなか大変でした。そんな中だからこそ自分を鼓舞してくれる物を持つことをお勧めします。私の場合は、文庫本の小説でした。

総合資格で良かったところ

  • 実力養成講座

    課題発表前に設備、構造、計画の基礎をじっくり学べ、当年度課題が発表されてからも、課題分野の勉強だけで進められたので、正直、焦りはありませんでした。

  • グループ交換添削

    毎回の添削で、自分と他の受講生の図面を比べることで、自分の改善箇所を見つけることができ、エスキスのプロセスから作図の描き方まで質問をすることで学ぶことが多かったと思います。

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  • 製図模擬試験

    本番と同じタイムスケジュールで進め、特別な雰囲気を味わうことができました。そのおかげで本番は緊張せずに済みました。

  • チューター

    毎回、エスキス、作図、記述の時間を記載して、教室内での自分と他の受講生との時間がどの程度違うのかを、チューターが表にしてまとめてくれていたので、自分が他の受講生に比べて何が遅いかがわかり、改善策を立てることができました。

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