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SPECIAL INTERVIEW
未来の自分のために

本木 輝史さん (22) 令和3年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 建設会社(見積)
- 教室:
- 仙台校
計画:14点、環境・設備:15点、法規:21点、構造:23点、施工:18点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
ほんの興味本位
ただ建築に興味があり、大学から建築学科に進学しました。意匠設計、構造、設備、都市計画等ひと通り勉強をしていく中でどうも仕事につながるイメージが湧きませんでした。そんな中、見積という職種があることを知り、数字が好きであった私にピッタリであると思い今に至ります。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
どうせ取るなら……
建設系の職業に進むのであれば、いずれは必要なものであろうと思っていたため、ライセンスアドバイザーの助言もあり、2級は取らずに1級の勉強を始めました。受験を決める際に不安だったのは、自分のモチベーションが保てるかどうかでしたが、結局モチベーションと言うよりは学習そのものを習慣化したことで解決しました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
成り行き上
在学していた大学と総合資格学院に接点のあり、成行き的に決めた感じであって、特に大きな理由はありません。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何だったか
勉強の強制化
自分で空いた時間を勉強に充てられる精神力がなかったので、学院に入ることで、自分から勉強しなくてはならないという環境をつくりだしました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
自分に合った勉強量で
学院からは復習テストやトライアルテスト、来週の予習など最低限やるべき宿題が出されます。それに加えて、私の通っていた教室では「これもやってみよう」といった独自の宿題が出されていました。私はあまり独自の方の宿題に時間を割くことができず、毎週の小テストでこそ一定の結果は残していましたが焦りを感じていました。合格した今となっては、焦らず自分を信じて突き進めばいいと思います。
周り(会社の同期や身近の先輩社員)の1級建築士に対する学習状況
先輩方は忙しそうで
同期はみな2級建築士を受験していました。先輩方は仕事が忙しいこともあってか、あまり勉強はされていなかったようです。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
気になったことはその場で解決
建築学科を卒業したとはいえ、実務経験のない自分は建設業界について右も左もわからない状態でした。そんな人間が1級建築士について勉強していたら疑問が湧くのは当然で、それはインターネットで調べてもわからないようなことばかりでした。それがライブ講義であればすぐ、建設業界の先輩である講師に質問できます。しかもプラスアルファの情報もつけ足してくれるので、記憶に残りやすく、知識としてしっかり定着していました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
苦手な施工の勉強法
施工については建設現場ベースで、とても覚える数字が多く、「なぜその数字なのか」ということを理解していないと覚えられません。社会人1年目にそのような知識があるはずもなく、はじめはとても苦労しました。そんな中で施工の講師は、現場について教えてくれるだけでなく、語呂合わせなどの覚え方まで教えてくれ、おかげで克服できました。
学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導で感じた効果
採光や構造計算の考え方
正直、まずは学科に受かることだけを考えていたため、学科の時点で意識はしていませんでした。しかしながら、採光の考え方や構造計算の考え方は製図でも役に立ちました。
学科合格のポイント
自分と学院を信じて当たり前のことですが、学院の宿題を毎週欠かさずやり続けたことです。そしてただやるだけでなく、自分に合ったやり方でやり続けたことだと思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
前向きな妥協も必要
エスキスの時点でミスがあった場合、それは作図にもつながるし、記述にもつながります。そのため、「完璧なエスキスを完成させなくては」という焦りから時間を多く費やしてしまい、全体の時間配分が崩れてしまいます。そういった経験を通じて最終的には妥協することを覚え、作図にも時間を回せるようになりました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
ソフトに慣れていたばかりに
大学で設計製図の授業はありましたが、ほとんど作図はソフトで行っていたため、まずは線を引くという作業になれることが大変でした。克服方法はとにかく毎週、毎週描くことでした。
製図合格のポイント
わからないなら、わからないなりに製図は、大学でやったことは遊びのように感じるほど難しく、ほとんど0からのスタートでした。そのため、講師の言うことすべてに従おうという一心で講義に参加し続けました。それが合格のポイントです。