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SPECIAL INTERVIEW
受験当日まで全力疾走する

仲澤 愛斗さん (26) 令和3年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学院
- 勤務先:
- ハウスメーカー
- 教室:
- 梅田校
計画:13点 環境/設備:16点 法規:25点 構造:25点 施工:19点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
人の暮らしを作り出したい!
小さい頃に自分の家を建てることを夢見て建築学科に入学しました。人々の生活の基盤を支えている住宅街を作り上げる仕事に興味を持つようになり、街を作り出す仕事に就きました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
知識を深めて、実務に活かすため
二級建築士を取得し、さらに建築の知識を深め、設計できる領域を広げたく想い受験を決断しました。合格率を見てもかなり低い数字になっており、自分もその中に入れるのか不安でした。しかし、チューターの方からの「直前期まで伸びしろがある」という言葉を信じて最後まで突っ走りました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
二級建築士から継続して
学校を選んだ理由としては、合格率の高さと手厚いフォローです。 二級建築士の製図試験からお世話になっており、そのまま継続して通いました。教務の方も自分の性格をわかった上で指導していただきました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
周りの人たちと切磋琢磨できた
一人だけではくじけていたところでしたが、周りの人と支えあい、時にはダメなところを指摘しあい、共に成長できました。また、周りの人の進捗を見て気合を入れなおすこともできました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
朝の時間を大切に
元々夜型の人間でしたので朝の時間を有効に活用できず、本を読んでも頭に入りませんでした。しかし、総合資格で配信している映像授業を見ることで少しでも効率を高めることで一日の質を上げてました。 ライブ授業の復習として活用すると効果がより一層高まります。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
上司が話している用語が理解できるようになった
職場で会議があった際、学院で学んだ知識をもとに、使用する用語や納まりの考え方などを理解できるようになりました。その結果、業務では自分の意見を言いやすくなり、上司との会話が楽しくなりました。
講師によるライブ講義を受けて良かったこと
受講生の表情を見て講義内容のレベルを調整していただけた
映像講義では、不特定多数の方が見るためわかりやすさがメインとなりますが、ライブ授業ではさらに踏み込んだ内容を説明していただけたり受講生たちとの会話でエピソードトークを絡めた指導をいただけ、記憶に定着しやすい環境だったと実感しました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
反復練習
構造計算に関して早いうちに地盤を固めたことで構造への考え方を理解できたのが大きな要因です。文章問題も計算の手順通りのことを述べているものもあり、全般的な知識向上につながりました。法規は何回も法令集に触れることで、どこに何が書いてあるのか、問題の文章ではどのページを参考にすればよいのかを徹底的に対策をしました。
設計製図試験を見据え、学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導を行いましたが、感じた効果は?
建築士として求められる知識を知れた
防火区画や空調設備など、法規や設備の知識を製図試験で問われると分かっているこそ、学科対策中にしっかり覚えておく必要があります。製図では書く練習をメインにする時間に多くとられてしまうので準備できるものは学科のうちから準備しておく必要があると思います。
学科合格のポイント
最後まで学院を信じてやり抜いたことテキストや問題集、復習テストやアウトプット講座など学院からいただいたものはすべて行いました。 その中で何度も出てくるものは最重要で覚えるべきで、頻度の多い順にしっかりと覚えていけば試験で戦うだけの知識は身に付きます。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
エスキスでの戻りが多かった
初めの頃は、順序立ててエスキスに入っていくことに慣れず、課題分を読み落とすことや条件違反に加え、法規的な不適合もあり何度も出戻りしていました。同じ課題をもう一度行ってみるのが一番でした。躓いた点を思い出しながらミスを繰り返さないことで新しい課題でも意識して取り組むことができました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
作図は描くだけの“作業”にする
作図中に考えながら行うと書き忘れ事項が増えました。そのため、作図中に考えることはなくすことが大切だと感じました。そのためにはエスキス段階でしっかり準備しておくこと・エスキスで時間を使いすぎないようにこだわりを捨てることが大切だと感じました。
製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるい はやっておけばよかったと感じたこと
設備と構造の知識は人に教えられる程度に対策をしておく
製図試験は、製図に加え、設備と構造の記述があります。記述には時間が使えないために、手が止まることは許されません。あいまいな知識では考え込んでしまう時間ができてしまうので、後れを取る原因になります。早急にこの二項目を対策していけば、記述で困ることは減ると思います。
製図合格のポイント
クラスメイトたちとの会話製図受講生は、当然のことながら学科を勝ち抜いてきた人たちなので、建築の知識が豊富な人が集まっています。その姿を見ているだけでも刺激を受けましたが、講義後にお互いのプランやエスキスを見せ合い、意見交換をしたり、普段の勉強方法などをよく話していました。その中で自分のやり方を確立できステップアップがあったと感じています。