合格体験記 一級建築士尾張 健太さん

SPECIAL INTERVIEW

弟と共に掴み取った合格

尾張 健太さん (26) 令和3年度 1級建築士合格

学歴:
工業高校

勤務先:
建設会社(構造設計)

教室:
川越校

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図2回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ

憧れと好奇心

祖父が大工の棟梁、また親戚が建設業に携わっており、その姿に憧れました。さらに様々なメディアを通して、建築に興味を抱き、深く学びたいと思ったのがきっかけです。高校は建築科のある工業高校に迷わず進み、勉強するうちに、住宅の設計に携わる仕事に就きたいと思い、現在の仕事に至ります。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

知識を身につけるため

受験資格が改定されたこともあり、なるべく早めに取得して、自分自身のキャリアアップを図り、資格試験対策を通して建築について深く学ぶことで、実務で活かせる知識を身につけたいと思い受験を決断しました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

ライブ講義に力を入れている

以前にも総合資格学院に通って2級建築士を取得していたので、引き続き1級受験でも迷わず学院に通おうと決めていました。ライブ講義では、疑問に思ったことをすぐに聞くことができるため、わからないことをそのままにせず、苦手意識をひとつずつ潰して、確実に成長しているという実感を持って勉強することができました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

弟と共に乗り越えた試験

設計製図試験の初受験の年は、作図スピードが他の受験生と比べても遅く、エスキスも時間内にまとまらないことが多々ありました。回数を重ねるごとに、自分に合ったやり方を模索し、使う道具も必要最低限とすることで、過去の反省点を克服することができました。同じ教室に双子の弟と一緒に通っていて、互いに切磋琢磨し合う事ができたからこそ、長い勉強期間を共に乗り越えられたと思います

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点

無理のない学習ペースを保つ

平日は、製図の勉強を通しで行うことはできないため、エスキス、作図、要点記述をそれぞれ別の日に分けて行うことで、睡眠時間を確保しつつ、効率的に勉強することを心掛けました。また、会社の昼休みを活用して、エスキスの練習を積み重ねました。講義がない休日は、なるべく学院に通って自習するようにしていました。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

仕事に対する姿勢

1級建築士の勉強を通して、建築について広く深く学んだことで、仕事では以前よりも自信がつきました。「なぜそうなるのか」を理解して学習するようにしていたため、仕事でもその姿勢が活きていると思います。

当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと

すぐに聞ける安心感

受講生の質問に対して柔軟に対応して解説して下さり、受講生それぞれの理解状況を踏まえて、適切に指導してくれたので、安心して毎回の講義を受けることができました。グループ交換添削では、それぞれの図面を出し合って比較し、良い点と悪い点を指摘してくれるので、自分の弱点を早期に発見することができました。

設計製図攻略法

(1)精度の高い図面を効率よくスピーディに描ける作図力、(2)作図時間の短縮によるエスキス/チェック時間の確保・表現豊かなプランニング、(3)ミスをなくすためのグループ添削採点実習など、講座の重点ポイントへの感想

チェックの大切さ

作図の各段階でタイムラップが黒板に貼り出されるので、自分がどの段階で遅れているのか容易に把握でき、作図スピードの向上につなげることができました。また、中間チェックを怠ったことにより、室欠落・課題文の読み違えなどの重大なミスに後から気がついて、直すという出戻りが多かったので、中間チェックは必ず10分確保すると意識していました。

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

自分に合うやり方で

最初はゾーニングが苦手で、課題で要求されているプランの方向性にあったエスキスがなかなかできませんでした。回数を重ねるごとに、自分なりの課題文のチェックの仕方や、要求事項の書き出し方法を固めていくことで、最終的には安定して時間内にエスキスがこなせるようになりました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

エスキスはなるべく見ない

2年目は、要点記述よりも先に作図を完成させる順番でやっていたので、より作図スピードを速くする必要がありました。目分量で描ける部分は定規でいちいち測らない、エスキスのプランはすべて頭に入れて、作図中はほとんど見ないようにすることで、安定して学院の目標時間で作図できるようになりました。

製図合格のポイント

課題文がすべて

勉強中に講師から何度も言われたのが、「課題文がすべて」ということでした。課題に書いていないことを余計に考えたり、向きが指定されていないのに、南向きにこだわるなどしてしまうことで、自分から試験の難度を上げてしまう結果となります。それに気づいたことで、エスキスの負担が軽くなり、本試験でも落ち着いて取り組むことができました。

メッセージ

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

1級建築士取得がゴールではなく、むしろスタートであると思いますので、資格の名に恥じないよう、自信をもってこれからの業務に励んでいきます。また、今勤めている会社の協力があったからこそ、今回の合格につながったと思います。さらに今後は、構造設計1級建築士の取得に挑戦したいと思っています。

資格取得をめざす方へアドバイス

私は高卒で2級建築士を取得後、1級建築士を取得しましたが、言えるのは学歴は関係ないということです。また、受験を決めたのであれば、まわりに公言して、勉強しやすい環境を自らつくることも大切だと思います。

総合資格で良かったところ

  • チューター

    疑問などがあれば、納得できるまで親切に説明していただき、またたくさんのアドバイスをいただきました。そのおかげで、最後までやり抜くことができたと、今となって実感しています。

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  • ライセンスアドバイザー

    建築士取得のために、何をすべきか右も左もわからない頃からお世話になり、いつも応援してくれました。最短で取得できるルートを提案いただき、途中でつまづきながらも、弟と二人で合格できたのは、ライセンスアドバイザーの支えがあったからです。

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  • オリジナル製図課題

    今年は「集合住宅」というかなりざっくりとした内容しか公表されず、それに対応して、多岐にわたるパターンの課題をこなしていくことで、自信をもって本試験に 臨むことができました。

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  • 実力養成講座

    短期の製図講座ではできない、過去の様々な用途の建物についてまんべんなく学習でき、集合住宅の課題発表後も、複合施設が要求される場合でも、柔軟に対応できる力が身につきました。

総合資格学院は
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