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SPECIAL INTERVIEW
1年間がんばるだけ!

鈴木 瑛大さん (22) 令和3年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 所属:
- 大学院1年生(建築都市空間デザイン専攻)
- 教室:
- 札幌校
計画:13点、環境・設備:16点、法規:26点、構造:27点、施工:17点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
専門知識を学ぶため
学部の4年間だけでは専門的なものを学ぶことができないと考えたため、大学院進学を決めました。また私がめざしている構造設計職は院卒が条件のところも多かったのも1つの理由です。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
時間に余裕があるうちに取得したかった
学部での授業のみでは建築に対する知識がまったく身についていないと感じたことが受験のきっかけです。社会人になった将来の自分の負担を減らしたいと考え、比較的時間に余裕のある学生の期間での取得をめざしました。実務経験がゼロであるため、講義についていけるか心配でしたが、わからない専門用語は都度調べてメモすることで克服していきました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
合格者占有率の高さ
オンデマンド形式や独学ではついついサボってしまいがちで、強制的に勉強をする空間に行く対面講義が私には合っていると考えました。また、合格者占有率の高さに惹かれて総合資格学院への入校を決めました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
勉強環境の重要さ
最初の数カ月は一人暮らしをしている家が狭く、こたつのうえに教材を広げ、床に座って勉強していました。なかなか長時間勉強する気にはなりませんでしたが、3月にデスクを置ける広い家に引っ越したことで、ストレスなく勉強することが可能になりました。
周り(同級生)の1級建築士に対する学習状況
真剣にはじめていたのは1割程度
同級生の1割程度である5人が1級建築士所得をめざしていました。その中で総合資格学院に通っていたのは私を含め3人でした。また、2級建築士の取得を目標にしていた人も数人いました。
当学院で学習した内容が、学校生活または就職活動で活かせたエピソード
学校の授業・研究の理解度があがった
専門知識が必要となってくる大学院の授業や研究での理解度があがりました。建築士の勉強とリンクすることが何度かあり、嬉しかったです。就活時では学科試験の合格のみわかっている状況でしたが、よくがんばったと褒めていただき、就活にも活きたと感じました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
まわりの人の勉強の進捗状況がわかった
各種テスト・模試の結果からライバルとなる他の受講生の理解状況がわかり、自分の立ち位置を把握し続けられたことが一番よかったことです。「クラスで一番を取るぞ」と意気込んでいました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
問題のパターン化
構造の問題はほとんどがパターン化されていて、問われている内容は同じです。特に力学は解き方を理解さえすれば少しひねった問題でも対応でき、文章題も過去問と似たようなものが多くでていたと思います。それゆえ安定して高得点を取ることができました。
学科合格のポイント
ひっかけポイントを押さえること各種テストや模試で間違えた問題を中心に、ここでひっかけてくるであろうというポイント(似たような言葉や数値など)を4月くらいからコツコツとまとめていました。自分自身でまとめるためにテキストを調べる機会が多くなり、その分理解度が高まっていった実感がありました。模試や本番前はそれしか確認していませんでした。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
廊下をきれいに通す
勉強の初期段階ではプランをきれいにまとめることができませんでしたが、講師のアドバイスの通り、廊下を先に通すことでまとまりのあるプランをつくれるようになっていきました。大きい諸室を大雑把に配置してから廊下を考えていくと、おのずとプランが定まっていきます。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
丁寧すぎなくてよい
時間がない製図試験では、そこまで丁寧に作図する必要はありません。線のはみ出しの修正や線の太さに気を使い過ぎるよりかは、多少粗くても濃く作図することでぱっと見の印象があがるように心掛けていました。また、私はすべて5㎜の芯で作図したり、定規は総合資格学院オリジナルのテンプレートのみ使用するなど、自分自身に合った方法を模索し、スタイルを確立していました。
学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたこと
設備系の知識の確認
学科試験を突破したはずでしたが、いざ設計をするとなると設備系のことが全然理解できていませんでした。もちろん学科試験と設計製図試験で押さえるべきポイントは違いますが、学科対策期間から設計製図試験で必要となる設備系の知識もまとめて覚えておけば、学科試験での理解も深まりよかったと感じました。
製図合格のポイント
クラスメイトとの交流1人で合格をめざすことは厳しかったように思えます。クラスメイトとプランを見せ合ったり、何かわからないことを聞いたり、ライバル・仲間の真似できるよい手法をお互い共有することでレベルがあがっていきました。また、休憩時間中での何気ない会話でリラックスができ、クラスメイトのありがたみを感じました。
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合格サイクル+継続学習
学科の試験対策のときは、都度到達度確認テストと定着度確認テストがあり、それに加え、宿題でも復習テストが3回あったため、しっかりと記憶に定着していくことができたと思います。
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教務スタッフ
教務長が、毎週問題集を印刷し宿題として出してくれていました。通常の復習・宿題・予習に加えやることが多くなりましたが、いつの間にかに問題集を一周することができていたのでよい取り組みだったと思います。
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講師の方々
全体的に講師陣のレベルが高かったと感じました。学科試験では覚えやすいゴロを考えてくれたり、無駄なことは教えないなど合格するための講義であったと思います。製図試験は的確でわかりやすいアドバイス・添削をして下さり、文句の言いようがありませんでした。
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