合格体験記 一級建築士植田 千尋さん

SPECIAL INTERVIEW

基本を徹底する!

植田 千尋さん (23) 令和3年度 1級建築士合格

学歴:
大学

勤務先:
設計事務所(内装設計・施工管理)

教室:
町田校
本試験得点 89点

計画:11点、環境・設備:16点、法規:26点、構造:23点、施工:13点

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

将来を見据えて

就職活動が一段落して自分の将来キャリアを考えたときに、転職や再就職に有利な資格が欲しいと思ったことがきっかけです。また1級か2級で悩んだため会社の建築士受験者と面談して、検討の末、1級にチャレンジすることにしました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

ライブ講義が魅力

対面講義だったことが1番の理由です。私の場合、学生で時間のあるうちにしっかり教えてもらいたかったこともあり、合格実績から見ても安心してやっていけると感じました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

直前に追い込んだ

学科受験の時点で気持ちが一杯になっていて、製図のはじめの方はあまり力を入れられなかったです。また学科の点数がギリギリで、製図に一発合格するには実力が足りないと思い、長い目でやろうとのんびりやっていましたので、直前でかなり追い込みました。結果的には休息しつつ乗り切れて良かったと思います。

ご自身と1級建築士試験に向けて学習をしている同級生の方の学習状況について

「何をしたら良いんだろう」と言っている

先輩社員で学科に惜しくも落ちてしまった人が多く、今年も受験すると思われます。製図を見据えた勉強が必要だと言われて、何をして良いか逆にわからないという声を聞きました。同期では2級建築士合格から引き続き1級を受験するパターンが多いです。

当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと

疑問をその場で解決

受講生の反応やテストの結果を見て、その都度フォローアップ指導があったのが良かったです。長年講師をされているからか、どこにつまずくのか、苦手を拾い上げてアドバイスをくれるのも助かっていました。理解が曖昧な部分を直接聞けるのは、気持ちとしても楽ですし、何がわからないのかそこでわかる、なんてこともあったのでライブ講義は大変有効だと思います。

学科攻略法

得意科目と苦手科目

Strong and weak points

環境・構造

得意科目

施工・法規

苦手科目

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法

全般的に学習する

特に一番という科目はなく、全般的にやってきました。環境や構造はプレテストのまとめの見返しや復習テストをくり返し解くことで定着し、点数が安定していきました。施工や法規は範囲が広く、実務経験が無いため、理解に時間がかかりましたが、基本となる重要ポイントをくり返し学習して克服しました。施工はトレトレなどで偏りがないよう覚えていきました。法規は講師のアドバイス通り、よく出る頻出問題を中心に、基本を大切にしていました。

学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導で感じた効果

記述に対応できた

初見のキーワードもありましたが、特に計画、環境については記述に対応しやすい状態だったと思います。

学科合格のポイント

基本の徹底、課題をやり切る

各科目においてテストの振り返りや、重要ポイントを中心にくり返し学習するなどの基本を徹底し、また出された課題をやり切ることが大切です。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

ダイアリーの活用

法的採光や日照などの条件やEV、階段の寸法など、一度覚えてしまえばよい内容をなかなか覚えられず、エスキスの精度が低かったと思います。記述も試験1カ月前にして色々と資料を整理して覚えた、という状態でした。克服法はダイアリーの活用です。ミス振り返りリストやフリーページに書き込んで毎度振り返るということをやっていました。講師からのアドバイスやグループ交換添削でいわれた内容を書いておくことで、模試や本番前に自分の苦手部分の確認に活用していました。またプランニング確認ノートで解答をまとめる作業をして頭を整理していました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

作図時間の短縮

壁や建具、階段を描く作業で時間がかかり、消しゴムで消すという作業も多かったためタイムロスがありました。対策としては個別でひたすら階段を描く練習や、前準備(壁や建具の区切りをつける作業)を徹底することで、手を止めないように気をつけていました。また慣れていくうちにフリーハンドで描く部分を増やし、最終チェックの時間を死守するために描く作業は時間内に収めることを意識しました。

学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたこと

資料の整理

思っていたよりも学科→製図へ移行するのが怒涛だったので、学科の膨大な紙資料がそのまま……という感じでした。製図は製図版を置き、資料や道具を広げスペースをとるので、学科の資料をうまくまとめておくといいかもしれません。あとは計画や環境のワードをきちんと理解しておくことですんなり記述が頭に入ってくると思います。

製図合格のポイント

良い所を盗む

周りからどんどん良いところを盗んで、粗削りでも時間内にやりきることがポイントです。

メッセージ

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

私はあと1年実務経験が足りないので、今後は仕事に注力して資格に見合うよう、建築やインテリアの分野で成長したいと思います。アンテナを広く、色んな人のやり方や考え方を知りたいと思います。また施工系の資格も今後取るかもしれません。

資格取得をめざす方へアドバイス

なるべく早くです。私は大学4年の10月くらいからスタートして、基礎を学ぶ早期講座を受けましたが、構造の力学など基本をきちんと理解しておくことで安心して本講義に向き合えました。また法規は法令集をつくるのにも、問題の解き方にも時間がかかると思うので、なるべく早く講義のレールに乗ってリズムをつくっておくと、4月からの仕事もやりやすいです。

総合資格で良かったところ

  • 合格サイクル+継続学習

    全体のボリュームがわからないため、「自分で復習を」と計画的に行うのはなかなか難しいですが、宿題を毎週やり切るというスタイルがわかりやすく、達成感にもつながるので、モチベーションと知識の継続に有効でした。

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  • グループ交換添削

    わからないところだらけの状態でも、皆がどこに気をつけて、何を考えているのか知ることができるのが良かったです。そのうえでわからない部分を自分で学習していくことで、何とか1年目で間に合ったと思います。

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  • トレイントレーニング

    移動時間の学習や模試前の基礎復習に使っていて、持ち運びしやすく、学習しやすかったです。出題頻度や傾向が書いてあるのも良かったです。

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