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- 矢島 未希斗さん
SPECIAL INTERVIEW
絶対に受かる!」という決意をもって

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
幼いころの父の働く姿を見て
父が工務店で仕事をしていたこともあり、幼いころから工事現場に行く機会がありました。施主様と気兼ねなく話している父の姿を見て家づくりに興味を持ち始め、引き渡し時に涙を流して喜んでいた父の記憶が印象的で家づくりに興味を持ちました。同時に工作が好きだったのも現在の仕事につながっていると思います。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
大きな目標のひとつ
建築に関わる職に就くことができたため、1級建築士資格の取得は達成すべき目標のひとつだと考えていました。業務をしながらの受験なので、勉強時間の確保が不安でしたが、学院の自習室に行くことを習慣化し、仕事が何時に終わっても最低1時間は勉強のために確保していました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
対面指導、講師・教務スタッフのフォローアップ
自分の中で疑問を残したまま一日を終えるのが嫌だったため、その日のうちに直接質問できる学院の指導はとても魅力的に感じました。教材がわかりやすいこと、また、講師、教務スタッフの連携がよく、受講生をフォローする体制が整っていることも学院に決めた理由のひとつです
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
休憩時間の意見交換
講義と講義の間にあった休憩時間には、他の受講生と当日の課題の攻略ポイントから実務の話題まで、実際にあっているからこそできる様々な会話をしていました。そのおかげでリラックスしながら毎週の講義を受講できたと思います。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
無駄な時間をつくらない
勤務終了後でも自習室へ行くこと、隙間時間(通勤電車など)での記述演習など、製図に触れる時間を目一杯確保することで知識をスキルに変換できるように取り組みました。また、リラックスできる時間をつくるために、週に1度は友人と飲みに行ったりするなど、プライベートも大事にしながら勉強をしました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
根拠を持った打ち合わせ
現場において解体などの打ち合わせで、今までは知識も曖昧で一度持ち帰ったうえで決定していたことも、即座に答えられるようになり、信頼を獲得できるようになりました。各役所、消防検査についても理解が深まり、業務を円滑に進められるようになりました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
疑問を残さない
学院のライブ講義は、疑問に思ったことをすぐに聞ける環境が整っており、効率的に学習できたと思います。講義中に困っていると講師やチューターが声を掛けてくださり、親身に教えてくださいました。当日の学習での疑問点を翌日に引っ張ることがなかったことがライブ講義のもっともよかった点だと思います。
当学院では、①精度の高い図面を効率よくスピーディに描ける作図力、②作図時間の短縮によるエスキス/チェック時間の確保・表現豊かなプランニング、③ミスをなくすためのグループ添削採点実習などを講座の重点ポイントとしていました。それについての感想
より見やすい図面を効率的に作図できるように
2回目の設計製図試験ということもあり、作図スピードには自信があったのですが、講師からは線種の使い分けを特に指摘されました。意識して作図するようになり、他の受講生との交換添削でも「図面が見やすい」と評価を得ることができました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
廊下に室を垂らすように
エスキスがあまり得意ではありませんでしたが、階段・EVと廊下の関係性を意識するようになってから、ホール形状が綺麗になり、同時にエスキスのスピードも上がっていきました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
フリーハンドのスキル
作図時間が2時間半をきってからは、テンプレートを利用する時間を短縮するため、什器、階段を綺麗にフリーハンドで描けるように練習していきました。最終的には2時間で作図できるようになり、エスキスやチェックなどに十分な時間を費やすことができるようになりました。
設計製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったこと
関連する法規の知識を深めておく
記述はもちろんのこと、法規の知識は持っていていなければなりません。スタートダッシュを切るためにも「何が設計製図試験で問われるか」を意識した学習が大切だと思いました。
製図合格のポイント
チェック時間の確保どんなに綺麗な図面を描いても、室の欠落や「防」抜けでランクⅣになる試験なので、中間、最終チェック共に十分な時間を確保していました。もちろん植栽等の表現で印象を上げることも大事ですが、難しいときは妥協もしながら本試験を見据えた学習をしていたことが、本試験で緊張しなかった要因だと思います。