合格体験記 一級建築士山本 美乃涼さん

SPECIAL INTERVIEW

目標は満点を取ることじゃなく、合格すること

山本 美乃涼さん (26) 令和3年度 1級建築士合格

学歴:
大学院

勤務先:
鉄道会社(意匠設計・工事監理)

教室:
仙台校
本試験得点 90点

計画:10点、環境・設備:15点、法規:26点、構造:22点、施工:17点

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ

たくさんの人に使われる建築を自分の手で造りたい

駅や商業施設など、たくさんの人が使う建築を設計したくてインフラを志望しました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

施工会社の人と対等に話ができるようになりたかった

入社して担当件名を持ってから、施工会社の人と打ち合わせが多くなりましたが、年配の施工のプロは知識が豊富で、新入社員の私はまったく相手にされなかったことが悔しく、資格を取って認めてもらいたいと思い受験しました。上司が1級建築士だったため資格勉強に理解があり、あまり遅くまで残業しないように調整してくれました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

常に引っ張ってもらえる

独学や映像講義では、仕事後に勉強をがんばろうとは思えない、と考え総合資格学院に通うことにしました。実際に、講義をさぼったときには教務スタッフが怒ってくれました。そんなこともあり、常に勉強のモチベーションを保つことができました。

ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何だったか

最後の踏ん張り具合が違う

学院にいると、試験が近づくにつれてまわりのやる気がどんどん上がってきて、勉強が嫌になったときも焦りを感じて踏ん張ることができました。製図のクラスでは同い年くらいの友達ができて、不安なことを聞き合うなど助け合うことができました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

宿題をまったくやらず怒られた

総合資格学院の宿題は量が多くて、仕事と両立してこなすことが難しく、最初まったくやらずに講義だけ受けていましたが、年末に教務スタッフの叱咤激励を受けてから、自分のできる範囲で自分の苦手な部分を中心に宿題をするようになりました。すると講義毎のテストで高得点を取れるようになり、勉強が楽しくなりました。他人のことを自分のことみたいに考えて怒ってくれる教務スタッフには大変助けていただきました。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点

宿題は取捨選択、講義は全選択

宿題は復習100%でがんばりましたが、予習はあまりしませんでした。ただ、講義中に内容だけは理解して、その週に該当箇所の問題を解きまくりました。講義は、テキストを読むより数倍もわかりやすい講師ばかりだったので、全講義を受けて復習しました。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

施工会社の人が言っていることがわかるように

学科の勉強を始めてから、打ち合わせで施工会社の人が言っていることがわかるようになりました。特に施工と法規は実務につながることが多く、現場と照らし合わせて答え合わせができたので、勉強を始めてよかったです。

当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと

集中しやすさが全然違う

映像を観ているだけなら、眠くなったりケータイをいじり始めたりしてしまいますが、ライブ講義はずっと集中して勉強することができました。また、講師たち独自の覚えやすい暗記の仕方などを教えてくれたので、勉強がはかどりました。

学科攻略法

得意科目と苦手科目

Strong and weak points

構造

得意科目

環境・設備

苦手科目

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法

講義あった週は、その科目メインにやること

好き嫌いをしてしまうと勉強時間に偏りが出てしまいそうだったので、その週に講義があった科目をメインに勉強するようにしました。

学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導で感じた効果

法規を理解していると製図が楽

法規の講師がしっかり法令集を読み解いてくれたので、法規をしっかり理解できていたこともあり、早い段階で製図での条件設定に時間がかからなくなりました。

学科合格のポイント

問題集を解きまくること

総合資格学院の問題集に載っている問題を解けるようになれば、絶対合格点に届きます。わからない問題を放置せず、テキストの問題と問題集完ぺきにすれば大丈夫です。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

製図で一発アウトの内容と、正しい進め方を覚える

採点項目をしっかり覚えて、エスキスで時間が迫ってきたときは、優先事項を決めてその他は妥協していました。目的は合格することであり、100点のエスキスをすることではないと言い聞かせて取捨選択しました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

クラスメイトとタイムトライアル

初めての製図だったので、作図だけで8時間くらいかかっていましたが、クラスでタイムトライアルをして競争しているうちにスピードアップして、2時間半で描き終われるようになりました。

学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたこと

設備(空調)についてちゃんと理解する

製図になって要点記述の設備の部分が最後まで苦手でした。学科期間中にしっかり空調の種類や仕組みについて理解を深めておけばよかったと思いました。

製図合格のポイント

合格するにはどうしたらいいのか考えて勉強

初めて製図を受ける人が、今まで製図をたくさんやってきた他のライバルに勝てる部分は、「ある程度であきらめられること」だと思うので、採点対象でもなさそうな細かい部分は気にしないようにしていました。あと、作図だけはキレイな図面を描くように意識していました。

メッセージ

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

今後はインテリアプランナーの資格を取って、もっと最適な空間を設計できるようになりたいと考えています。

資格取得をめざす方へアドバイス

総合資格学院は会社ではないので、優等生でいる必要はありません。自分にとって必要な勉強だけちゃんとやっていれば大丈夫です。無理しないでしんどい時は寝たり、さぼったりして、自分のメンタルケアをしっかりしてあげてください。

総合資格で良かったところ

  • オリジナル製図課題

    様々なお題で勉強することができて、たくさん対策をすることができました。

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  • 学科問題集

    過去問を系統別に分けて掲載しており、講義の復習にぴったりでした。法規は答えを切り取って2冊として使うことで問題集を薄く見せて、モチベーションを保ちました。

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  • エスキス用教材

    製図対策の時間が少なく、講義だけではわからないことがたくさんありましたが、大体この教材に書かれてあったので自主学習の救世主でした。

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