合格体験記 一級建築士吉田 大祐さん

SPECIAL INTERVIEW

仲間と協力、一人では受かれない

吉田 大祐さん (24) 令和3年度 1級建築士合格

学歴:
大学

勤務先:
ハウスメーカー(構造設計)

教室:
新潟校
本試験得点 93点

計画:10点 環境/設備:15点 法規:24点 構造:26点 施工:18点

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

この仕事の道に進もうと思ったきっかけ

建築は構造から

私は木構造を実務で行っています。理由としては「構造を理解することができれば何でもできる」と考えているからです。いくら素晴らしいデザインを考えたとしても建てられなければ意味がありません。しかし構造を理解していれば「ここに柱いらないな~」「ここは壁が必要だ」など考えながら設計することができ、より安全でいいものをつくれると思います。そのため構造を実務にすることを選択しました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

2級建築士じゃ物足りない

私は前年に2級建築士を受験し合格しました。しかし変化はあまりありませんでした。そこで「1級を取ると何か変わるかな」と思い受験しました。最初はどうしてもほしいといった気持ちはない状態でスタートしました。そんな中で1級建築士の先輩に「なんで1級取ったのですか?」と質問すると「1級の仕事ができるから」と回答をいただきました。その頃はよく意味がわかりませんでしたが1級の仕事について考えてみました。そうすると1級建築士にしかできないやりたいことを見つけることができ、1級をがんばろうと思いました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

2級建築士を合格させてもらったから

前年に2級建築士をストレートで合格できました。要因は総合資格学院の講座がよかったからだと思います。なので、1級建築士でも総合資格学院に頼ろうと思いました。

ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違い

独学はメンタルが大変

私の知り合いは前年に1級建築士を受験しましたが残念ながら不合格でした。翌年は独学での受験に切り替えましたが途中で学習をやめてしまい受験をあきらめました。モチベーションを保つ意味でも総合資格学院に通学する意味はあると思います。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

予定はしっかり立てる

学科講座のころは予定をあまり立てませんでした。製図講座になり、予定をしっかりダイアリーに記入するようになって、効率的になったと実感しました。学科のころからしっかり予定を立てればよかったと反省しています。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点

隙間時間の活用

私は通勤に1時間近くかかるため、移動中は音声のトレイントレーニングを毎日聞いていました。基本問題の多くはそれでカバーすることができると思います。また会社に課題を持ち込んで昼休みに学習していました。がんばっているアピールをすることでまわりの協力を得ることができました。あざとく学習することも大切です。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

法規は実務に生きます。

試験と実務では大きく異なることが多くありますが法規は変わりません。法令集をよく読むと実務の謎が理解できると思います。

当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと

ライブ講義は必ず出席

講義の前に行う予習では内容をほとんど理解できません。しかし講義を受けるとほとんど理解できます。「講義を休まない」は合格する上で一番重要かもしれません。

学科攻略法

得意科目と苦手科目

Strong and weak points

得意科目

計画

苦手科目

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法

覚えるしかない

計画が苦手な理由は作品集です。とにかく読んで覚えるしかないと思います。受講生同士で問題を出し合うなどもしました。1つの作品の特徴を3つ覚えれば大丈夫です。

学科合格のポイント

ズバリ、感が的中

計画では人物作品問題や初出題が多く講義で聞いたことがないものが多数出題されました。そのため1/4を当てるしか合格の道はありませんでした。必死に神頼みを行い合格できました。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

過年度生から教わる

初回の製図講義では過年度生と大きく差があります。それは技術を盗むチャンスです。声をかけることや隣に座るなど、行動することが上達の一歩だと思います。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

スピード重視

製図試験では時間勝負です。完成させなければ意味がありません。キレイに図面を描きたくなる気持ちがあると思いますが、まずは時間内に完成させるようになることが大事だと思います。雑でも大丈夫です。

設計製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったこと

特別講座のお金貯め

計製図の特別講座は高いです。学科で何十万も追加費用を払った後に、製図初回講座でまた何十万必要になります。ただ価値はあるものです。

製図合格のポイント

わかりません

絶対落ちたと思っていました。しいて言うなら神頼み・・あれ?学科も神頼みだったような?

メッセージ

昨年2級建築士を合格し今年1級建築士を連続受験した理由と続けて受験して良かったこと

勉強する習慣や学習方法などが身についているため、連続での受験をおすすめします。2級の合格発表前に1級の学科講座がスタートするため、なかなかモチベーションが上がらない状態があると思いますが、2級が合格とわかればまた同じ快感を味わいた気持ちから突っ走れると思います。1級の出題の4割ぐらいは2級の内容もあるため、スタートした頃は簡単と感じるかもしれません。特に構造力学ではほかの受講生と大きな差を感じました。しかし同じ勉強量では合格は難しいと思います。

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

現在私は構造設計1級建築士をめざしています。1級建築士の資格を活用して構造の実務を積んでいきたいと考えています。

資格取得をめざす方へアドバイス

同じ間違いはしないことです。そして理解するまで復習することです。

総合資格で良かったところ

  • 教室マネージャー

    教務スタッフにはほんとにお世話になりました。どんな時も励ましてもらいやる気を継続することができました。

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  • ライセンスアドバイザー

    困ったことがあったら一番に連絡しました。なんでも相談できるぐらい信頼できました。

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  • 設備用教材

    製図講義を始めるまで建築設備のことはまったくわかりませんでした。設備を理解していないと合格は難しいと思います。総合資格学院の設備テキストは試験に大事なところがわかりやすくまとまっており、理解しやすかったです。

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