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SPECIAL INTERVIEW
言い訳はいくらでもできる

浅海 皇(20) 令和3年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 工業高等学校卒業
- 勤務先:
- 建設会社(施工管理)
- 教室:
- 広島校
計画:21点 法規:19点 構造:14点 施工:15点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
実力社会の敗北者
大工をめざして工業高校の建築科に通学していましたが、入れ替わりの激しい職人の世界で自分が生き残るのは厳しいと感じていました。そのため、管理する立場として建築に携わりたいと考え、現在の施工管理という仕事に就きました。
建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ
資格があって初めて立てるスタートライン
建築系の資格で個人的に感じているのは、「持っていたら仕事で活用できるかもしれない」といった「あれば尚よし」といった物ではなく、「持っていないと仕事にならない」ということです。実力や経験がないので、資格を取得する以外の選択肢はないと感じたため、受験を決意しました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
確実な合格を
過去に1度建築士を受験した際、学科試験が2点足りずに不合格となり、独学で合格をめざすのは厳しいと感じたので、確実な合格をめざすために、総合資格学院を選びました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
塵も積もれば山となる
仕事を終えて家に帰ると、絶対に勉強をしないと分かっていたので、仕事終わりに必ず、総合資格学院の自習室を利用するようにしていました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
実践ではなく知識を
法規はほかの科目よりも「いかに基礎を理解できているのか」が重要だと思っています。問題を多くこなすのではなく、初歩的な法令集のどこに何が記載されてあるのかをおさえることによって、問題を解けるようになりました。
設計製図試験も見据え、学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導から感じた効果
法規と計画
特に法規や計画の知識はエスキスなどで関連付けて考えることが多い科目だと思います。
学科合格のポイント
常に高いモチベーションを!4科目ある学科試験の広い範囲を学習するには、それだけ長い期間勉強に集中しなければなりません。合格するまでは気を緩めず、勉強する姿勢を取り続けることが大切だと思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
エスキスは量より質を
エスキスは難しい問題を解くことも大切ですが、様々な条件の問題をとくことにより、エスキスにかかる時間も短くすることができました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
手順厳守で時間短縮
作図は図面を速く綺麗に描き上げることに苦労しました。総合資格から出される課題では立面図、平面図、断面図の作図手順を効率よく作図できるようになっているため、時間短縮につながりました。
製図合格のポイント
日頃から基礎練習を!学科とは違い、直前に内容を詰め込むようなマネはできないので、日頃からきちんと図面の練習をすることが大切だと思いました。必ず1日1度は製図板に向き合う時間を作ることがポイントです。