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SPECIAL INTERVIEW
勉強した分だけ結果でかえってくる!

跡部 愛莉(23) 令和3年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- ハウスメーカー(意匠設計)
- 教室:
- 金沢校
計画:21点 法規:25点 構造:20点 施工:19点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
住空間のデザインにずっと興味を持っていた
中学生の頃、何気なく観ていたテレビ番組で住宅特集をやっていて、直感で「あ、わたしこれしたい」と思ったのが今の道に進もうと思ったきっかけです。そのときからずっと建築士をめざし、建築学科がある工業大学に入学しました。4年間建築を学ぶ中で「やはり自分は住宅設計がしたい」という軸がぶれなかったので、人の暮らしを主とした事業を展開しているハウスメーカーに就職を決めました。
建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ
若いうちにさっさと資格取得して仕事に生かしたい
頭が柔らかく、仕事量が少ない若いうちに資格取得に挑戦するということは、昔から意識していました。入社して多くの不安がある中でも「建築士の資格を持っている」というだけで、少しでも自信につながればという思いもありました。はじめは点数が伸びずに辛い思いもしましたが、継続して学習するというスタイルを身につけてからは、一気に点数が伸びました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
人に直接教えてもらう方が自分には合っていると思った
小・中・高・大と学生時代はずっと「先生」という人が目の前にいて知識を身につけていたのに、いきなり「映像講義」になり、先生(講師)との距離が遠のいてしまうという状況に慣れることができないと思ったからです。直接人に教えてもらう安心感やあたたかさが、ストレスがかかる受験時期においてとても必要だと思い総合資格学院を選びました。
他講習と比較して、実際学院で学んでみて
やっぱり人から教わるのがよい
私は以前、映像講義が主体の資格学校に通っていましたが、わからないことがあっても講師にすぐ聞くことができない、そもそも誰に質問したらいいかわからない、という状況に悩んだ時がありました。ライブ講義だと講師との距離が近いので、すぐに質問できたり、講義が終わった後もわからないことを聞けたりするので、その日のうちに問題点を消化できる点がやはり総合資格学院でよかったなと感じた瞬間でした。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何だったか
まわりの人と競ってお互い高めあえる
独学で建築士に挑戦していた友人がいましたが、「どの問題集を買えばいいのか」「いつから、どれから勉強をし始めたらいいのか」と最初から戸惑っている様子でした。学院に通うと、定期的にあるテスト、模試、宿題などでまわりの勉強スピードを把握することができるので、お互い刺激しあいながら点数を伸ばしていくことができました。ひとりで勉強する孤独感は、勉強を進める上でかなりストレスになってしまうと思います。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
人よりも早めに、人よりもたくさん勉強することが大切
私は法令集の線引きがとても遅く、法規の勉強に取り掛かるのが人よりもかなり遅めでした。当然点数は取れず、クラス最下位を取りまくる日々でした。遅れを取り戻そうと時間をかけて法規を勉強し、法令集と一緒に寝たりもしました(笑)。結果、法規はいい点数を取ることができたのですが、他の科目の勉強が疎かになってしまったなと反省しています。学院から言われた期限までにしっかりと線引きや宿題を終わらせる、人よりもスタートから遅れないということが大事だと思いました。
周り(会社の同期や身近の先輩社員)の2級建築士に対する学習状況
勉強時間をとることが難しそうだと感じた
仕事が忙しくなってくる2年目、3年目の先輩方と資格取得に向けて勉強していましたが、残業や休日出勤などで忙しそうにしていて、勉強の時間をどのようにとっているのか不思議なくらいでした。新入社員である自分は、ほとんど定時で帰れていたので勉強する時間も睡眠時間も多く取れたことが結果的に合格につながったと思います。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
就職活動の面接で勉強していると言えた
就職活動の面接で「建築士の資格取得をめざして努力していますか」という質問を受けたことがあります。「すでに資格学校に通いながら勉強を進めています」と自信を持って答えることができ、具体的な勉強内容や勉強方法なども話すことができたので、話す内容に説得力が加わり、信用につながったのだと思います。企業は「有資格者かどうか」「資格を取る気があるのかどうか」ということを意外と気にしていると思います。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
いろんなアドバイスが聞ける
講師の存在が身近に感じられるライブ講義という環境は、講義前、講義中、講義後にいつでも質問ができるところがとても魅力的に感じました。講義内容だけでなく「当時はどのように勉強していたのか」「どのような時間の使い方をしていたのか」など、合格のためのアドバイスもあわせて質問することができたので、講義があるたびにモチベーションが上がり、「勉強がんばろう」と自分を奮い立たせることができました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
理解してないから苦手科目になってしまう
時間がかかるし、答えが見つからないし、点数が取れずに法規の勉強が大嫌いでした。しかし、逃げずに勉強をし続けることで理解が深まり、少しずつコツが掴めてきて、点数が取れるようになったので得意科目に昇格しました。施工は数値が覚えられずに今もまだ苦手科目のままなので、これから1級建築士を勉強する中で得意科目に昇格させてあげたいです。
学科合格のポイント
勉強グセをつけるはじめのうちは勉強よりも友達と遊んでいたかったし、動画サイトも観ていたかったので、だらけながら宿題だけを消化して、イヤイヤ講義に出席する日々が続いていました。どの科目も点数が伸びなくて、「これではまずい」と覚悟を決めたときから、毎日必ず法令集に触ること、スキマ時間も惜しまず勉強することを徹底していました。勉強していないと落ち着かないほど「勉強グセ」を付けることで、人よりも多くの勉強時間を確保することができ、高得点合格につながったと思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
講師とコミュニケーションをとりながら不安を潰していく
学科試験とは違い、明確な点数がつかない製図試験では、「本当にこのエスキスでいいのか」「本当に自分は合格できるのか」という不安がいつもありました。そんな時に、講師陣と積極的にコミュニケーションを取り、アドバイスや専用メニューなどをつくってもらうことで、苦手な部分に対して重点的に取り組むことができ、メンタルケアもできたので自信につながりました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
身につけることが意外と多くあった
作図の手順や詳細図の描き方など、製図試験では覚える項目も意外と多くあったので、作図スピードは十分なのに記憶を呼び戻す時間がロスになってしまい、はじめのうちはとても苦労しました。「この手順は絶対今日で覚える!いや、今覚える!」と自分で追い込みながら無理やりにでも頭に入れて、常に手を動かすことでさらなる作図時間の短縮につながったと思います。
設計製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったこと
基礎的な法令を理解しておく
製図試験では、当たり前ではありますが法令集の持ち込みができません。しかし、法令基準を満たした建物を設計することが大前提で、基礎的な法令は学科の法規を勉強しながら記憶していかなければなりません。建築士試験だけでなく、実務でも大事になってくる法令の理解は、学科のうちから意識して勉強した方がいいと思いました。
製図合格のポイント
とにかく描く、とにかく聞くもともと作図に対してかなりの苦手意識があったので、「人よりも多く課題をこなさないと合格はない」と思い、時間がある限り製図台に向かいひたすら線を引いていました。講義がある日はどんな些細なことでも自分から講師に質問しに行き、教えてもらった勉強法や線の引き方、時間の使い方などは全て実践して自分のものにしていました。「合格する」という意思をはっきりさせ、とにかく描いて、とにかく聞いて自ら行動したことが合格につながったのだと思います。
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合格サイクル+継続学習
講義内容の理解度を確かめるために、何週にも分けて再確認テストを行うサイクルで、自然と繰り返し復習する力が身につき、記憶の定着を図ることができました。
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自習室
家で勉強するとどうしてもだらけてしまうので、仕事終わりはすぐに学院に行って強制的に勉強時間をつくっていました。自習室には同じく合格をめざす仲間もいたので、お互い高めあいながら質の高い勉強ができました。
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今年絶対合格するダイアリー
1週間ごとに自分でスケジュールを記入して管理したり、テストの点数なども記録できたりするので、「建築士勉強専用の私のスケジュール帳」のような感覚で使っていました。自由にメモをしたり、付箋を貼り付けたりして自分でダイアリーをつくり上げる過程はワクワクして勉強もはかどりました。
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