二級建築士福山 竜之介さん

実家の新築を契機に

実家の新築を契機に建築・設計に興味が出ました。元々絵を描く（特に風景や建物など）ことが好きで小学6年生のころには建築分野での仕事をしたいと考えていました。

時間の融通が効く＆就活に有利

学部卒で社会人になった同級生は慣れない仕事に加えて休日は資格の勉強と非常に大変そうにしていたので、時間に融通が効く学生のうちに受験したいと考えました。また、修士1年のうちに合格すれば就職活動でもアピールができると考えました。

少しでもサボるとゼロに戻る

学科・製図どちらの受験勉強においても、反復して学習することが大事ですが、慣れが生じて、こなさないといけない最低限の課題ですらサボってしまったことがありますが、そうするとすぐに積み上げてきたものが崩れます。地味なことでも反復しまくることが大事だと感じました。

大学院も忙しい

社会人と比べて時間の融通は効きますが、講義、設計演習、自身の研究、研究室の研究活動などで多忙であることには変わらず、スキマ時間を大事にしていたことは社会人の勉強方法とは変わりませんでした。

分からないことがすぐに聞ける

映像だけではどうしても分からないことが、講師がいらっしゃることですぐに聞けてすぐに解決できるのは非常に良い点だと思います。講師による体験談や細かいアドバイスなども非常に役に立ちました。

意匠系の研究室に所属していたので設計計画に関する分野好きでした。構造は計算問題が苦手でした。克服するためにトコトン計算の流れを頭に入れました。

思考を柔軟に！

ほぼ毎回の課題で新しい課題のこなし方を覚えていくのですが、その方法ばかりに流されて、思考ロックになりがちでした。一番大切なのは「基本」ですので、最初に教えていただいたことを忠実にこなしつつ製図することが大切だと思いました。

汗と焦り

暑がりなので汗が製図用紙に落ちることがネックでした。同じような人はタオルかヘアバンドを携帯することをお勧めします。また、製図中に周りを見渡すと、自分の製図よりずっと早く製図をこなせる人がたくさんいます。しかし、それをみて焦ることは無駄でした。自分のペースを守りつつ目標時間をめざすことに集中する方がずっと気持ちが楽でした。