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- 權守 茉由さん
SPECIAL INTERVIEW
勉強習慣を身につけることが合格の鍵

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
現場監督の仕事に惹かれて
出身中学が技術の授業に力を入れていました。木材を切り、本棚をつくるなどの体験をするなかで建築に興味を持ち、工業高校に進学しました。実は当時、学校の先生や両親から、通学時間が長く卒業できるのか、建築業界は男性ばかりだからと大分反対されましたが、意志は変わりませんでした。進学先には、拠点校として敷地も広く、機材も多い工業高校を選びました。高校ではインターンシップや職業教育のなかで現場監督という仕事に興味を持ち、今の建設会社に入ろうと決めました。
建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ
クラスメートとの交流が支えに
1級建築士取得のため、2級建築士を受験しました。最初はきちんと通学できるかがとても不安でしたが、コロナウイルスの流行により通学者が5人くらいまで減ったことで、より受講生同士の会話が活発になり、みなさんと仲良くなれたので通い続けることができました。いろんな職業の方のお話を聞けるのはおもしろかったです。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
ライブ講義のほうが頭に入る
会社の人にいろいろと話を聞いたりしました。他校の資料も取り寄せるなか、一番最初にお電話をいただいたのが総合資格学院でした。私はあまり質問に行くタイプではありませんが、やっぱり講師が教壇に立ち、ライブ形式の講義であるほうが頭に入ると考えました。通学面でも、自宅と会社から通いやすかったため、学院を選びました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
少人数になったことでより会話が活発になった
学科の勉強中に新型コロナウイルスが流行し映像講義が配信されてから、教室の人数が5、6人になり、講師への質問やほかの受講生との会話が増えました。その日の講義についてや製図の話をしたことが記憶として残り、後々役立つことがとても多かったです。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
回数を重ねることで習慣が身についた
ずっと勉強自体してこなかったので、講義がはじまっても全く勉強に手がつかず、勉強時間をつくること、継続することが大変でした。最初のころは、日曜日に通学していたので土曜日に一気に進めたり、平日の夜も仕事後に勉強することが難しかったです。しかし、製図試験の前は「毎日とりあえずやらないと」と考え、回数を重ねるうちに勉強する習慣が身につきました。このまま継続していきたいです。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
これから受験する人のためになる回答を
建築士を受験する社員が多いため、仕事でわからないことを聞かれたときは、建築士試験で勉強する内容を交えて教えるようにしています。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
質問がしやすい雰囲気、だらけない環境
どの講義の講師もとてもわかりやすく、雰囲気の良い講師が多いため、質問がしやすかったです。映像講義では、だらけてしまうことが多いと思うので、ライブ講義で良かったと思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
苦手を克服するためにつくったオリジナル教材
計画の要点を踏まえてプランを立てていくことが大変でした。一度うまくいかないと、新しいプランが思いつかず、進まなくなってしまうことが多くありましたが、ほかの方のエスキスを見せてもらったりして、こういうおさめ方があるのだと学んだり、エスキス用紙はすごく使いました。また、毎回の資料講義で最小形やいろいろなやり方があることを知り、それを写して、別でまとめたりしました。講義用の資料を切ってファイリングしたり、オリジナル教材をつくっていました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
在宅勤務に切り替わり、勉強時間を確保できた
作図の勉強時間をつくることが大変でしたが、在宅勤務がはじまり、通勤時間がなくなったため、一式作図をできる時間が増えました。とにかく毎日勉強しようと、一日2時間、3時間、一式5時間やる日と、それぞれ決めて取り組んでいました。
製図合格のポイント
本試験に打ち勝つメンタル本試験では、いつもどおりに描いているはずが、今までやったことのないミスや描き忘れなどがありました。緊張はしますが、本試験に打ち勝つメンタルが必要だと思いました。