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SPECIAL INTERVIEW
最後まであきらめないことが大切!

飯島 周作(22) 令和3年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 建設会社(意匠設計)
- 教室:
- 松本校
計画:17点 法規:15点 構造:15点 施工:17点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
人に誇れるものづくりがしたい!
小さい頃からものづくりが好きで、父親がゼネコンに勤務していた影響もあり、特に建築の分野には興味がありました。その中でも学校や商業施設、病院などの多くの人に利用される建築物をつくることに関心を持ち、高校は建築学科のある工業高校に入学し、専門知識を学びました。高校3年間で建築の仕事がしたいという思いが強くなり、建設会社に就職して現在は現場の施工管理を行っています。
建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ
現場監督としてのレベルアップ
現場管理を行う上で業務の幅を広げるためには1級建築士の取得が必要だと考え、そのために「まずは2級建築士を早期に取得しよう」という思いがありました。また、日常業務で建築士試験の内容は自分のレベルアップに必要な知識だと考え、受験を決断しました。難しい試験であるということは聞いていたので、それに合わせた学習時間を確保できるかという不安がありましたが、職場の上司に相談し、勉強のための休みをいただいたり、就業時間を調整してもらうなどの協力があり、日々学習に励むことができました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
実績ある学校で継続して学習したかったから
仕事をしながら独学で勉強を継続していくことが難しいと思い、資格学校を利用して勉強をすることを考えました。また、同じ会社の多くの先輩や同期が総合資格学院に通学しており、合格実績も高くテキストや講義もよいと聞いたため通学を決めました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
最後までやりきる
仕事の繁忙期に、宿題や通学して講義を受講することが嫌になり少し手を抜いた時期がありました。その直後の模擬試験は結果が非常に悪く、焦り、反省しました。同じ教室に多くの受講生がいたため「追いつく」「追い越す」といった気持ちで、それまで以上に学習に力を入れました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
職場での勉強をルーティンに
自宅で一人という環境では集中して勉強を続けることができないと思い、毎日の終業後に現場事務所で学科の問題集や製図などを行っていました。職場に同じく建築士の勉強をしている先輩がいたため、それをモチベーションに日々学習しました。トレイントレーニングは職場に毎日持っていき休憩などのスキマ時間の学習も行いました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
現場管理がスムーズかつ正確になった
現場で未経験の工種を担当するときも学院で学んだ知識があったため、業者としっかりと打ち合わせを行うことができ、スムーズに段取りができました。特に学科の施工では、寸法や基準値などを学んでいたため、工種ごとのポイントを見落とすことなく現場管理ができました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
一つひとつ理解して学習
講師が、理解度を確認して講義を止めて解説してくれたり、個人それぞれにあった指導をしてくれたので非常にわかりやすく、一つひとつ理解して学習を進めることができました。また、講師が積極的にコミュニケーションをとってくださったので、意欲的に学習に取り組むことができました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
自分の業務と重ねてみた
施工は日々の業務で管理している内容であったためイメージしやすく講義の内容もすぐに理解できました。法規は難しい言葉が出てきたり、厚い法令集があったりしたため苦手意識がありましたが、施工と同じように自分の現場で考えてみてイメージすることで内容を理解し、克服することができました。また、法規は問題になれるのが1番だと思いどの科目よりも多く問題を解きました。
設計製図試験も見据え、学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導から感じた効果
正確な知識で製図に集中
計画の要点で記述の文章を考える際に、学科で学んだ知識があったのでスラスラと書くことができました。特に計画の内容で採光や換気などしっかりと学習していたので製図試験では記述に時間をかけず、苦手な製図に集中できました。
学科合格のポイント
最後まであきらめず取り組んだこと仕事をしながら勉強を続けることが大変でしたが、同じ教室で同じようにがんばっている仲間や熱心に指導して下さる講師の存在、そして職場のサポートがあり「やりきろう」という気持ちで学習できました。試験当日も終了時間まで「絶対に合格する」という意思で受験したことが合格につながったと思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
繰り返しのエスキストレーニング
はじめのころはエスキスのゾーニングが苦手で時間をかけてしまっていました。作図にスムーズには入れるようにするため、様々なパターンの学院の課題やエスキストレーニングを繰り返し行い、慣れることで克服しました。エスキスから作図まで一式で練習する時間がない時はエスキスだけは毎日欠かさず取り組みました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
作図は毎回時間を意識して練習
製図の講義が始まったばかりのころは学院の目安の作図時間から大幅に遅れていました。手順が曖昧であったのと、かき間違えて消すなどのロスタイムが多かったことが原因だと考え、手順帳を常に持ち歩いてスキマ時間に見たり、作図では毎回時間を計測しながら練習しました。繰り返しのトレーニングで徐々にタイムを縮めることができました。また、苦手な図面を理解できたので重点的に練習し弱点を克服しました。
設計製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったこと
まとまった勉強時間の確保
学科の勉強の時は空いた時間に勉強というのがほとんどでしたが、製図ではエスキス・製図を一式として練習するため3時間から5時間のまとまった時間を確保する必要がありました。その時間の確保にはじめのころは慣れず、十分に勉強できなかったため、仕事や自分の時間を調整してまとまった時間を確保することは学科の勉強の時からやっておけばよかったと感じました。
製図合格のポイント
時間があればとにかく練習お盆休みの期間などまわりの人が遊んでいるときも「今年は資格を取りきる」という目標で時間があるときはひたすら練習をしました。長期休みの時に学習のルーティンが完成し、仕事のある平日でも1日1課題は取り組み、問題に慣れ、応用力や製図力が身についたことが合格につながったと思います。
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チューター
個人個人の状況を見て学習方法を考えてくれたり、指導方法を変えてくれたりと熱意をもって指導してくれたおかげで最後までやりきることができました。
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オリジナル製図課題
作図が苦手であったので様々な種類の課題で繰り返しトレーニングできたのが非常によかったです。製図試験で見たことのない課題が出た時も落ち着いてエスキス・作図ができました。
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トレイントレーニング
問題集を広げて勉強するためのまとまった時間を確保できるのは、1日の中で限られていたため、日中のスキマ時間に学習する教材として、非常によかったです。一問一答形式で解答もすぐに確認できたので試験前の復習にも活用しました。
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