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SPECIAL INTERVIEW
時間の確保が容易なうちに勉強をしておくこと

伊藤 康介(25) 令和3年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 大学院
- 勤務先:
- 外構会社(営業・設計)
- 教室:
- 福山校
計画:18点 法規:14点 構造:17点 施工:13点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
きっかけは小さなことから
大学の研究で庭に関する研究をしており、庭に携わることをしたいと思い、この道に進みました。学生のころは特に興味のある職種もなく、研究のテーマも何も決めていませんでした。論文のテーマを決めるにあたって当時の担当教授の出してくれた候補に「庭」があり、なんとなくの気持ちで研究を始めました。それから、少しずつ興味が深まり、この職種で働いてみたいと思うようになりました。きっかけはたわいもないことですが、その小さなことから興味が持てたことでこの道に進むことになりました。
建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ
軽い気持ちではじめてみた
受講当時は学生で、受験のきっかけは職場からの案内でした。職場から採用通知の連絡とともに建築士の案内が送られており「取れたらいいな」くらいの軽い気持ちで受験を決断しました。また、不安だったことは、建築士対策のスクール受講料が決して安いものではないため、1年という長い時間もかけて落ちたらどうしようということです。建築系の大学にいるとはいえ、学生時代はテストの前に少し勉強して乗り越えてきただけだったので、知識の定着がなく内容に対する不安もありました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
社長からの紹介
職場の社長から案内されたのが総合資格学院でした。そのため、迷うことなく即決しました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
学生から社会人に切り替わるときの時間確保の違い
学生時代の11月から総合資格学院に通い始めました。当時は大学院の修士論文、学会の論文と並行して資格の勉強も行っていました。論文は決められたものを書くのではなく自分の考えや発想を書いていたので苦痛に感じ、教科書通りに勉強する資格の勉強の方が気楽で取り組みやすかったです。そのおかげで、毎日勉強に時間を費やせていましたが、社会人になると生活リズムが変わり、勉強時間が減ってしまいました。勉強した知識はある程度定着されていましたが、今振り返ってみると社会人になってからの勉強は、学生のときと比べて定着度が薄かったように感じます。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
一回一回の講義が分かりやすい
科目ごとに専門の講師でしたが、どの講師の方も非常に分かりやすかったです。講義毎にある程度テキストを見ながら、予習を行っていましたが、テキストだけでは理解できなかったことや、テキストに載っていない覚え方や豆知識を教えていただきました。そのおかげで知識の定着が独学で勉強するよりも捗りました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
得意や苦手といった意識を付けないことが重要
一応、得意科目:計画、苦手科目:法規とあげましたが、その意識はほとんどありませんでした。計画は頭のなかに入りやすかったので、得意科目としてあげました。法規は苦手意識はないものの、模試などで得点があまり伸びなかったので、苦手科目としてあげました。
設計製図試験も見据え、学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導から感じた効果
定着度に差がある部分があった
学生時代に勉強した範囲のものはある程度、定着できていたように感じましたが、社会人になって勉強した範囲は少し定着できていなかったように感じます。
学科合格のポイント
予習・復習予習と復習が知識の定着につながる一番の方法です。定着度に関しては、3週にわたって課題が用意されており、その課題がそのまま自分の定着に繋がったと思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
何も分からないところからのスタート
学生時代に製図は少し経験していましたが、どのような図面を描いたら合格になるのか、どのような条件があるのかなど全く分からないところからのスタートだったので不安はありました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
線の濃さ
太線を描くのがどうしても周りの人より薄く、濃さが足りていないのを修正することが難しかったです。線の濃さくらいすぐに修正できるものだと思っており、自分のなかでは少しずつ濃くなっているつもりでしたが、講師から毎回もう少し濃くと指導されたことで重点的に直すことができ、克服できました。
設計製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったこと
法規の必要事項
過去の設計製図試験を見ればある程度どの分野が必要となるかが理解できるので、そのあたりについて意識的に勉強をしておけばよかったと感じます。
製図合格のポイント
描く量どんどん描くことで上達することが見えてきていたので、とにかく量を多く描くことで自分自身の挑戦に繋がると感じました。
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学科テキスト
本屋で資格の本を何度か見たことがありましたが、それに比べて総合資格学院のテキストは非常に自分にあっていました。図や文字の色が試験に必要なものに対しての重要度が分かり、重点的に勉強するポイントが分かりやすく明示されていたため取り組みやすかったです。
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合格サイクル+継続学習
講義毎に演習テスト、復習テストがあり、そこでの得点状況が自分の現状の実力だとわかることができました。また、得意範囲や苦手範囲を知ることもでき、その後の学習の指針となっていました。
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必修項目習得講座
総合資格学院に通い始める際に、最初に必修項目習得講座が設定されており、その知識が2級建築士取得にあたっても重要度の高い範囲に感じ、その勉強があったからこそ講義やテストについていくことができました。
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