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SPECIAL INTERVIEW
モチベーション維持が一番大変

村上 莞和(19) 令和3年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 大学在学中
- 所属:
- 大学(建築・環境デザイン学科)
- 教室:
- 長岡校
計画:23点 法規:23点 構造:21点 施工:19点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ
早く取得したいという気持ち
私は大学入学時からこの試験を受けることを決めていました。3回生になると就職活動が始まるため、それまでには取得したいと考えていました。受験を決める際は、自分一人でやり切れるか不安でしたが、友人や同じコースでがんばる人たちがいたおかげで競争心が生まれ、最後までやりきることができました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
一番身近にあった資格学校
総合資格学院は高校時代から名前を聞いたことがあり、大学にも案内が来ていたため学院を選択しました。合格者占有率が日本一であることも安心できる材用であり、学院を選んだ理由のひとつです。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
講師がぽろっと言ったことが試験に!
設計製図試験は毎年新たな要素が追加されます。講師がそれを予想し、その対策をします。その中で出てきた対策方法を実際の試験でも使うことができ、その講義がなければ合格することができなかったかもしれません。
周りの2級建築士に対する学習状況
私以上に努力する友人
私は友人と共に総合資格学院で学んでいたのですが、私以上に努力していて、「自分もがんばらなきゃいけない」と思えるようになりました。一人では途中でだれてしまったかもしれないので、一緒に受講できてとてもよかったと感じています。
当学院で学習した内容が、学校生活または就職活動などで活かせたエピソード
大学の講義の内容がわかりやすくなる?
これは建築関係の講義に限られるのですが、建築構造や材料といった大学の授業の内容がわかりやすくなります。当然といえば当然なのですが、少し学校の授業が面白くなくなるという「デメリット」もあるかもしれません(笑)
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
わからなかったら何度も観返す
私はわからなかったところは何度も見返し、わかっているところは早送りにしていました。講義を受けていると自分が覚えられているかわからないものなので、考えながら観るようにしていました。自分にとって必要のないところはどんどん飛ばしてよいと思います。そうすることで限られた時間を有効的に使うことができると思います。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
暗記の仕方
法規は細かい内容まで覚える必要はありません。法令集が正しく引ければよいので、だいたいどこにその答えが載っているかを知っていれば解くことができます。施工は現場を知らない私は覚えることが多く、大変でしたが何度も過去問を解いていくことで覚えることができました。テキストを読むのもよいですが、問題形式に慣れるために何度も過去問を解くこともおすすめします。
設計製図試験も見据え、学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導から感じた効果
学科での不安がなくなった
私は学科で不合格になるという不安はなくなりました。余裕で受かるくらいまでの点数を模試などで本番までにとれていたので、実際本番で緊張もあまりせず、取り組むことができました。
学科合格のポイント
過去問が大事私は、テキストや用語をまとめたものを読んでいてもあまり効果を感じませんでした。過去問を解いていくと出題の仕方がわかってくるので、選択肢をぱっと見ただけで答えがすぐにわかるようになります。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
エスキスは覚えるもの
エスキスは考えるものではなく、覚えるものです。いろんな条件に対して「このパターンに対してはこう対処する」ということを覚えていけば、スピードもあがり正確性も高めていくことができます。製図試験で一番大切なことは描き終えるということで、私はエスキスに製図試験対策を始めたころは時間をとられていましたが、だんだんと短くすることができ、作図に割く時間を増やすことができるようになりました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
時間を計ることの徹底
作図は時間を計って取り組まないと意味がないと実感しました。時間をかけてきれいな図面を描いたとしても描き終えなければ意味がないです。講義内や宿題においても時間を計ることで自分がどれくらい速くなっているのか実感することができ、目標の時間まであとどれくらいあるのかを知ることができます。それぞれの図面にかかる時間も知ることで、どの図面を自分が苦手としているのかがわかります。
設計製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったこと
エスキス練習
私は高校時代に手描きで図面を毎日描いていたこともあり、作図の時間はすぐに短くなったのですが、エスキスの時間は中々早めることができず、少し苦労しました。そこで学科期間からエスキスの基本的な配置などを覚えていればもっと早めることができたのではないかと感じています。
製図合格のポイント
対応力課題にちゃんと取り組んでいればスピードはあげることができます。他の人と差がつくポイントとすれば、本番で見たことがない問題が出たときに対応する力が合否を分けると思います。その力を養うには日々の課題を自分で考えながら取り組むことが大切だと思います。
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オリジナル製図課題
製図課題を何度も書くことで書くスピードが上がることはもちろんですが、書いていく中で基本の配置も頭に叩き込まれることがよいと感じました。それぞれの条件でどうすればよいのか覚えることができました。製図試験は暗記課題だと思っているのでこのパターンにはこの対処、といったように覚えていくことが合格へと近づく道だと思います。
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製図模擬試験
実際の試験と同じ時間配分で取り組むため、タイムスケジュールを体で覚えることができ、適度な緊張感をもって課題に取り組むことができました。さらに私はとても負けず嫌いなので、クラスで誰よりも速く、誰よりもきれいに描くということを意識していました。
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合格サイクル+継続学習
学科の勉強の中で特に復習テストが「とてもよい効果があったな」と感じました。自分では覚えられていると思っていても忘れていることがあるので、それを確認することができました。継続的に勉強していかないと学科試験は乗り越えられても、すぐに忘れてしまい、製図試験で落ちてしまうと思います。
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