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SPECIAL INTERVIEW
最終的には自分のやる気次第

永井 亜実(24) 令和3年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 建設会社(意匠設計)
- 教室:
- さいたま校
計画:24点 法規:17点 構造:19点 施工:16点
受講講座
- 受験回数:
- 学科2回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
かっこいいという些細な憧れから
中学生の頃、自宅を建てたことが建築に興味を持ったきっかけです。その時に初めて建築図面を見て、かっこいいと思い、少し興味を持ちました。それから、自分の家が形になっていくのを見て、「将来建物を建てることに携わりたい」と思うようになりました。大学に入り、建築を学び、建築といっても様々な職種があることを知りました。その中でも私は、「お客様と直接話をして、一緒に考えながら建物つくっていきたい」と思い、今の会社に就職をしました。
建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ
自分自身の成長
学生の頃から建築士の資格取得を考えていました。仕事を始めてからは、自分の知識のなさに落ち込み、なおさら資格取得に対しての気持ちは大きくなりました。正直、今まであまり勉強をしてこなかったので、自分に取れるのかと何度も不安になりました。しかし、やるからには取りきろうという気持ち、そして何よりも、まわりからの応援はとても励みになりました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
「やってやる」という覚悟
一年目は独学での受験を試みましたが、やる気も勉強をする環境も整えられず、まったく合格には届きませんでした。二年目は、覚悟を決めて、総合資格学院に通いました。カリキュラムもしっかりと組まれていて学院に行けば、自分と同じようにがんばる受講生がいて、気持ちも引き締まり、モチベーションを保つことができました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
あとから後悔しても遅い
試験直前にもっとはじめの頃にしっかりと勉強をして置けばよかったととても後悔をしました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
スキマ時間の活用
通勤時間の往復はトレイントレーニングをやるようにしていました。私は、電車の中が短時間でとても集中できる時間で、有効活用ができたと思います。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
わからないところはすぐ聞ける
講義後すぐにわからないところは聞けて、疑問点を解決できました。そして、私の苦手なところをわかってくれて、勉強の仕方も教えてくれるところがライブ講義のいいところだと思います。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
計算問題を理解する
私は、とにかく構造力学が苦手でした。計算問題は、とにかく様々なパターンの問題を解きました。一つの問題が解けるようになっても、少し応用をするだけで、わからなくなってしまっていたのですが、一つひとつ理解して解き方を覚えてからは、スムーズに解けるようになりました。
学科合格のポイント
やる気結局は自分次第だと思いました。学院はとても応援してくれるし、協力もしてくれますが、結局自分の気持ちがついてこないと、なにも意味がなくなってしまいます。モチベーションを保つのは大変だし、気持ちが落ちることもたくさんありましたが、まわりの人達の応援もあって、最後までがんばることができました。モチベーションを保つことがなによりも大切だと思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
ゾーニング
ゾーニングがうまくいかないとプランもうまくまとまらず、とても時間がかかってしまいました。とにかくたくさんの課題文をこなすことが大切だと思います。そして、自分の中の引き出しを増やすことで、さまざまなパターンに対応できるようになるのだと思いました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
時間との戦い
とにかく時間が足りず、時間以内に描ききれないことがほとんどでした。プランニングがうまくいっても描ききれなかったときは、とても悔しかったです。しかし、作図自体のスピードを速くすることが難しかったので、作図しやすいプランニングを考えることに重点を置いて、プランニングから作図を考えてやることで、作図時間を縮めることができました。
設計製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったこと
文字
図面上に描く文字のきれいさで、図面の見え方が全く違うと製図の講義が始まってからとても実感しました。学科の時から、文字を速くきれいに書くように意識をすればよかったと思いました。
製図合格のポイント
時間管理エスキスが得意な人、作図が得意な人、それぞれ得意なところは違うため、時間の使い方も変わってくると思います。自分でしっかりと時間管理をし、まわりを気にせず、自分のペースでしっかりと仕上げることが大切だと思います。