合格体験記 二級建築士奥原 舜也さん

SPECIAL INTERVIEW

講師の方にどんどん質問しよう!

奥原 舜也さん (22) 令和3年度 2級建築士合格

学歴:
大学

勤務先:
ハウスメーカー(意匠設計)

教室:
岡崎校
本試験得点 78点

計画:22点 法規:23点 構造:19点 施工:14点

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ

祖母の家のバリアフリー改修

私が高校生のころに、身体の不自由だった祖母が生活しやすいようにと、実家をバリアフリー改修したことが建築設計に興味をもったきっかけです。外観はほとんど変えずに、ちょっとした段差をなくしたりすることで、足の悪い祖母にも暮らしやすい家に変わったのを見て、こんなことができるんだと、感動しました。自分も、当たり前の日常を安心して過ごせるような建築をつくる人になりたいと考え、ハウスメーカーに就職しました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

建築に関する知識を身につけたい

大学でも建築の勉強はしていましたが、完成した建物しか見たことのない自分にとって工事の過程や建築に関する法律などを自分でイメージするのは難しく、このまま社会人になって、はたしてちゃんと仕事ができるのかと不安がありました。そんな中で、大学の友人が誘ってくれたのをきっかけに総合資格学院のライセンスアドバイザーに話を聞く機会があり、どうせ必要になる資格なら、早いうちに取得したいと考え、入社一年目での受験を決めました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

合格した先輩が通っていたから

私はこれまでの人生で真剣に勉学と向き合った経験が無かったため、独学の選択肢はありませんでした。いくつか資格スクールを検討して悩みましたが、同じ研究室の先輩が全員総合資格学院で建築士に合格していたので、せっかく通うなら実績のあるところにしたいと考え選択しました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

問題演習には早く取り組みだすべき

3月までは教科書の内容をまとめたり、演習テストの解答を覚えたりといった学習を主にしていたため、インプットに偏っていて、なかなか点数が伸びませんでした。4月からはアウトプットを意識して、問題集をひたすら解くようになり、徐々に点数が上がってきましたが、もっと早いうちからバランスよく取り組むべきだったと思います。

周り(会社の同期や身近な先輩社員)の2級建築士に対する学習状況

先輩はもちろん同期にも取得者がいた

先輩社員がほとんど2級建築士を取得していたのはもちろん、同期の中でも高専や大学院卒で、2級建築士を既に取得されている人が何名かいたため、焦りをモチベーションに変えて必死に勉強しました。

学院で学習した内容が、学校生活または就職活動などで役立ったエピソード

社会人になるための準備ができた

3年生で単位を取り終え、それからは卒業制作の準備などで忙しくなったこともあり、大学で学んだ内容はほとんど忘れてしまっていました。だから、受験を通して社会に出る前に必要な知識を身につけることができてよかったです。学生時代の設計の課題はとても自由度が高かったのですが、仕事では法律や金額との勝負になると聞いていたので、資格の学習を通して実務に近い知識を得ることができたと思います。

講師によるライブ講義を受けて良かったこと

理解できてない所を集中して質問することができた

私が通っていた教室は少人数だったこともあり、理解の浅い部分は講師の方にどんどん質問して苦手を減らすことができました。個別で相談する時間をとってくれたり、講師の方自身が「どんどん質問してくれ」と言ってくれたりしたこともあって、学習しやすい環境でした。

学科攻略法

得意科目と苦手科目

Strong and weak points

法規

得意科目

構造

苦手科目

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法

法令集のどこを見れば良いか頭に入れた

法規の学習は他の科目に比べて、時間がかかったので大変でしたが、法令集の中で重要だと思う部分に印をつけたり、インデックスを貼って探す時間を短縮したりすることで、調べる手間を省いて効率よく学習できるようになりました。

設計製図試験も見据え、学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導で感じた効果

学科の知識が製図試験のときに発揮された

製図試験本番で、対策しきれていなかった予想外な要求があったのですが、学科の学習の際に身につけた知識によって、高さや勾配など、落ち着いて対処することができました。製図試験のことも意識して、学科の内からしっかりと学習に取り組んでいた成果が発揮されたと感じました。

学科合格のポイント

問題を多く解くこと

私の場合は、教科書を読んで知識を身につけるだけでなく、実際に問題を解くことで知識をアウトプットして、自分が今どのくらい理解できるのか客観視することが重要でした。問題集や模試を通して、自分がまったくわからないレベルの高い問題などにも出くわすので、その度に復習して理解することでレベルアップしていくことができました。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

部屋がうまく納まらなかった

学習の初期のころは頭の中だけでエスキスしてしまい、手を全然動かしていませんでした。とにかく手を動かして、部屋がうまく納まらなくてもどんどん違うパターンを試すことを意識していくことで、徐々に形にすることができました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

作図のスピードが上がらなかった

私は教室内で一番作図のスピードが遅かったのではないかと思います。特に、苦手な平面図はどれだけ自宅で練習してもはやく描けませんでした。そのため、講師とも相談して立面図や断面図といった比較的作図量の少ない図面で、少しでも時間の余裕が作れるように、力を入れて練習しました。最後まで時間ギリギリではありましたが、試験本番ではなんとか描きあげることができました。

製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたこと

まずは学科に集中

先を見据えることも大切ですが、私の場合は目の前のことを確実にクリアする方が大切だと感じました。法規のように学科の知識でも製図試験で活かせる部分は多いので、集中して学習に取り組み、製図試験でも学科で学習した成果が発揮できるようにするのがいいかと思います。

製図合格のポイント

周りの人と比べ過ぎないこと

製図試験は相対評価であるため、学科試験のとき以上に自分のできを周りの人と比較してしまいます。もちろん自分の実力を確認することは大切ですが、それよりも最低限の基準を守り、失格や減点になる部分に注意して取り組むことが大切だと思いました。私は、図面の美しさでは他の受講生に勝てなかったので、最低限ミスをしないで、法令を遵守することを意識して取り組んでいました。

メッセージ

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

1級建築士にも挑戦しようと考えています。2級建築士の知識を身につけたばかりの今の方が学習の効率がいいだろうと思い、すでに、総合資格学院で1級建築士の学科の勉強をスタートしています。

資格取得をめざす方へアドバイス

個人的には、試験の半年前ごろから始めるのがベストだと思います。あまり時間をかけ過ぎるよりも、ちょうど良い期間で集中して取り組むのが良いのではないでしょうか。学習の際には問題を解くだけでなく、きちんと解説を読み、一つひとつの問題に対して理解を深めることが大切だと思います。

総合資格で良かったところ

  • 学科問題集

    問題をたくさん解くことで点数が伸びていったと思っています。難易度別になっていて、解答にあたってのチェック項目も記載されていたので使いやすく、基礎的な問題から応用的な問題まで幅広く解くことで力がつけられる内容でした。

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  • エスキス用教材

    エスキスが苦手で、主要室と所要室の配置などは苦戦していたのですが、エスキス用に部屋をあてはめていく教材があり、それを使って何度も練習することで上達することができました。頭で考える前にとにかく手を動かして取り組んだことで、様々な敷地の形に対応することができるようになったと思います。

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  • チューター

    自分の苦手な部分を気軽に質問することができたことはもちろん、チューターの方自身の受験経験から、勉強方法についてもアドバイスしてもらえたので、とても助かりました。

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