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SPECIAL INTERVIEW
最後まで何があるかわからない

大田 鈴賀(21) 令和3年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 専門学校
- 勤務先:
- 設計事務所(意匠管理)
- 教室:
- 沖縄校
計画:19点、法規:20点、構造:18点、施工:16点
受講講座
- 2級建築士実戦問題演習合格必勝コース
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
感動とわくわく感
小さいころから、もともと私や親の友人の家に行くのが好きでした。建築の道に進もうと思ったきっかけは高校生のころ、私の友人家族が家を建て、そこに遊びに行ったときです。友人の家に初めて入ったとき、玄関を開けると、感動とわくわく感、そしてこの空間に私も住みたいと感じました。そのとき初めて、自分が設計した建物でたくさんの人に感動やわくわく感を与えたい、と思ったことが、建築の道に進もうと決めたきっかけです。
2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
建築にかかわっていくなかで、社会から必要とされるもの
就職活動を進めていくなかでどの会社と有資格者を求めていることを身に染みて感じました。いつか資格はとらないとは思っていたのですが、こんなにも資格が大事で求められているであれば今取ろうと思い、受験を決意しました。受験すると決めた際に、普段から勉強を全くしない自分が本当にに受かるのか不安でしたが、勉強をすれば絶対受かるという講師の言葉で、絶対勉強しようと心に決め勉強することで不安はなくなっていきました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
No.1という実績
最難関と言われる1級建築士の輩出率が県内でNo.1という実績と信頼から総合資格に決めました。受講を決める前に話を聞く機会があり、その際に、サポートの手厚さ、カリキュラムを聞き、ここで学ぶことができたら合格できると思ったからです。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何だったか
応用力
独学と資格学校に通う際の1番の違いは理解の深さとそれに伴う応用力だと思います。講師の方に教わることで、1つの問題から様々なパターンの問題や、その答えの導き方まで教えてもらうことができます。そのため、理解も深まるうえに、試験でいつもと違う系統の問題がでた場合でも対応する力が身につけることができたと思います。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
最後まで諦めないこと
実は模試で1度も合格点に達したことがありませんでした。しかし、もう間に合わないと諦めそうになったとき、講師の方々がまだ諦めるのは早いと、講義の後も残って教えてくれたことで、合格することができました。今ではあのとき諦めるのはまだ早いと言ってくれた講師の方々に感謝しています。
周り(会社の同期や身近の先輩社員)の2級建築士に対する学習状況
相乗効果
同じ2級建築士試験をうける先輩とは毎朝、早く来て一緒に勉強していました。目の前で勉強している姿をみて私もがんばろうという気持ちになり、モチベーションをあげることができました。
当学院で学習した内容が、学校生活または就職活動で活かせたエピソード
アウトプットをすることで記憶に定着する
卒業制作である程度の法律を踏まえたうえでの設計をするよう先生に言われていました。その際に、自分で法令集を引き、調べ、制限内でできたときは、ちゃんと理解できてるねと言っていただきました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
効率的な勉強
受講生の理解度を確認しながら、講義を進めていくので、受講生みんな理解しながら講義が進んでいくので安心感がありました。また講義中にわからないことがあったときも、講義が終わったあとに直接きけることで、自宅で勉強するときも効率的に進めることができました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
実際見て理解を深める
施工は現場でしか見られないことが多く、理解し、覚えるまでにすごく時間がかかりました。学生のころは教材に載っている絵や講師の方の実際の話などから自分で想像し、理解するようにしました。社会人になってから現場に行くことが増え、そのときに「学習したことはここのことか」と現場で実際に自分の目でみて、頭の中で理解していくことで、苦手な施工を克服していきました。
学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導で感じた効果
先を見据えた講義
講師がここ製図でもよく問われるところだからしっかり覚えて、といわれるところは、しっかり理解するように心掛けていました。またそれが、自分自身でも重要なところはしっかり理解して覚えよう、という気持ちに繋がりました。
学科合格のポイント
気持ち先程もありましたが、模試で1回も合格点を取ったことがなかったため、本当に合格できるか不安でした。ですが、講師の方々が諦めなければ絶対合格する、と背中をおしてくださったことで、最後まで諦めずに勉強できたことが、合格につながったと思います。試験当日も、絶対合格するという強い気持ちで試験に挑みました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
引き出しを多くもつこと
プランニングをするとき、初めはとても時間がかかり、まとめるときにすごく時間がかかりました。ですが、講師の方々からアドバイスをもらっていくとこで、少しずつ時間を意識してプランを考えることができるようになりました。また、クラス内でグループをつくり、いろんな人のプランを見ることで、自分の引き出しが増え、エスキスがまとまりやすくなりました。初めて仕事でプランニングしたときに、製図のエスキスの基本的な考え方が役に立ちました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
往復練習あるのみ
普段はCADを使っているため、最初に手描きの図面を描いたとき、すごく時間がかかりました。そこからも中々作図時間を短くすることができず苦労しました。会社などで朝やお昼時間を使って、部分詳細を練習することで少しでも作図が速くなるよう努力することで、克服しました。また、講師の方からも早く描くコツを教えて頂き、その教えもらったことを常に意識して作図に取り組みました。
学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたこと
自分で判断する力を身につける
学科を勉強中に、製図のことについて講師の方から何度か言われていたので、私自身もそこは意識して覚えているようにしていましたが、いざ図面を描くとなったとき、分かっているのに図面に落とし込むことができていないときがありました。それは、製図は時間との戦いで、その焦りから見落としてしまうことが多いからでした。しかしそれは、学科のときからもっとしっかり法規を頭に入れとくと防げるものもあったと思います。学科のときに、製図では何が必要になってくるのかを自分で判断することも大切と気づくことができました。
製図合格のポイント
地道に努力すること製図も学科と同様、残り1か月切っても、時間内に図面を完成することができていませんでした。しかし、ここまできたからには受かりたいという思いがあったため、職場に早く行き、部分詳細図の練習をしたり、お昼休みにはプランを考えるなど、隙間時間を有効活用し、無駄な時間をすべて勉強にあてました。その結果、試験まで残り2週間を切ったくらいから、時間内に図面を書き終えることができるようになりました。地道にがんばれたことが合格につながったと思います。