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SPECIAL INTERVIEW
最後まであきらめないこと!!!

齊藤 遥菜さん (22) 令和3年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- ハウスメーカー(インテリアコーディネーター)
- 教室:
- 梅田校
計画:16点、法規:14点、構造:16点、施工:18点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
各々の生活スタイルを建物で表すことが楽しかった
大学に進学したころは、建築が好きというよりかは、模型づくりが好きで入学しました。ですが、建築についてより深く学んでいくうちに、人によっての使い方だったり、年齢層が変わるだけで内装が全く別物になっていくといった変化が面白いと感じ、様々な人たちが自分に合う家で住み続けてほしいと思い、ハウスメーカーに就職しました。
2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
自身のキャリアアップのために
会社の上司に薦めていただいたことがきっかけです。自身のキャリアアップのためにも受験することにしました。ですが、講義を受けはじめたのが4月後半だったこともあり「勉強についていけるか」「仕事と勉強を両立できるか」と不安だらけでした。ですが、会社の人たちも勉強をしやすい環境をつくってくださり、講師の講義もすごくわかりやすかったので、次第に不安はなくなりました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
映像ではなく人から教わりたかったから
私自身、わからないことは直ぐにその場で解決したい性格で、映像講義だとわからないことがわからないまま進んでしまうので、ライブ講義をしてくださる総合資格学院に通うことにしました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
勉強のやり方
はじめのころは宿題を終わらせることを目的として勉強を進めていました。2日休んで1日にまとまった時間を取って勉強といった方法で進めていましたが、ただただこなしているだけで全く頭に入っていませんでした。それ以降は毎日2~3時間勉強時間を取り、前日に勉強したことの復習・新しい問題にチャレンジしていくことで、問題の解ける数がぐんと増えました。毎日コツコツと勉強していくことの大切さをすごく感じました。
周り(会社の同期や身近の先輩社員)の1級建築士に対する学習状況
先輩・上司はほとんど資格習得済
先輩方は資格習得済の方が大半を占めていますので、勉強方法だったり、問題の解き方、効率の良い図面の描き方など教えていただきました。また、同期と同じ教室に通っていたので、テストの点数や勉強の進捗状況を報告し合い、モチベーションを上げていました。
当学院で学習した内容が、学校生活または就職活動で活かせたエピソード
仕事で知識が活きた
今までは図面の細かいところやミスなども気にも止まらなかったのですが、学院で勉強してからは、採光の問題だったり図面の表記・スケール感なども理解できるようになり、お客様に図面の説明をスムーズにできるようになりました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
わからないことをゼロにできた
ライブ講義だとわからないことをすぐ聞けて疑問を残さずに帰れるので、そこが1番良いと思いました。また映像講義のように淡々と話が進んでいくこともなく、難しい問題は丁寧に、覚えやすいように語呂合わせで教えていただいたりしたので、すごく楽しく効率的に学習ができました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
法令集は自分が見やすいように
法規は唯一持ち込み可の教科なのに、すごく苦手でした。答えを見つけたつもりでも不正解ばかりで、ずっと悩んでいました。そのときチューターに「一度解いた問題は違うマーカーで線を引けば、『このページは一度開いたことがある』と安心感や自信が出るよ」と教えてくださり、それを試していったら点数が一気に9点ほどあがりました!
学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導で感じた効果
モチベーション高く学習できた
必修項目習得講座で学ぶ採光や防火設備など、製図試験で問われるとわかっているものこそ、学科対策中にしっかり覚えておく必要があります。学科試験後は製図まで 2カ月しかないのだから、今のうちに完璧に理解しておかねばと思って行っていた学習が、結果的に製図試験にも活かせたと思います。
学科合格のポイント
最後まであきらめなかったこと短期コースということもあり、何度か気持ちが折れかけていました。模擬試験でも合格ラインに乗ったこともなく、どんどん自信をなくしていきました。ですが「負けてたまるか!」という精神で隙があれば勉強をしました。最後まであきらめずやり切ってよかったと思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
エスキスは丁寧且つ迅速に
はじめのころは、エスキスにすごく時間を取られていました。ですが、何度も練習をしていくうちに、ある程度のパターンが自分のなかでできて、エスキスのスピードも上がってきます。ただ、エスキスに集中しすぎると、条件違反とかをしてしまうので、こまめに条件違反をしていないかの確認が大切です。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
ただただ描き続ける
エスキスの段階で家具配置・部屋名・寸法、そういったものを丁寧に記入し、下準備をしておくことで、よりスムーズに作図ができるようになります。作図の段階では考えることはないように、ただただエスキスを見て描き続けるようにしていました。
学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたこと
製図で問われる法令を頭に叩き込む
製図試験は、法令に違反していない建物がまず大前提です。時間に追われて急いでいたりすると見落としがちで、法規に関しては細心の注意を払うことが合格への第一歩です。学科対策中から法規をしっかり頭に叩き込んでおけば防げたケアレスミスもあったと思います。学科時点から、何が製図で問われるかを考えて学習することが大切です。
製図合格のポイント
何枚も図面を描き続ける何枚も図面を描くことで、一連の流れを体に覚えさせることを最優先に取り組んできました。描き続けることで、図面を描くスピードも上がります。後は、他の受講生の図面をよく見ていました。受講生の線の太さや文字など、どう上手に描いているか観察し、参考にして図面を描いていました。
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トレイントレーニング
その名の通り通勤時間の電車のなかでものすごく活用できました。単行本サイズで持ち運びに便利で、ところどころにわかりやすい解説もあり、トレトレにはすごく助けられました。
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今年絶対合格するダイアリー
ダイアリーの時間の部分を勉強で埋めたくて勉強をしていた自分もいました。ダイアリーがあったおかげで、「自分がどれだけの時間、どの教科の学習をしていたか」を可視化できましたので、各科目に偏りがなく勉強ができたと思います。
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ライセンスアドバイザー
いつも親身になってくださって、わからないことだったりもすぐに返答してくれたりと色々助けていただきました。またテストの点数がなかなか伸びず、気が落ちていたときなども、前向きな言葉をかけていただいてがんばろうと思えました。
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