- 令和3年度祝賀会
- 2級建築士合格体験記一覧
- 和田 奈津子さん
SPECIAL INTERVIEW
最後に背中を押すのは過去の自分!

和田 奈津子(21) 令和3年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 高専
- 所属:
- 大学3年生(建築学科)
- 教室:
- 鹿児島校
計画: 21点、法規: 19点、構造: 19点、施工: 14点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
人と関わりながら、ものづくりがしたい
私はもともと美術や図工が好きで、デザインやものづくりのできる、高専の建築学科に入学しました。入学後は、設計製図課題や研究室でのプロジェクトを通じ、人と関わり、人に寄り添った建築をつくることが自分のなかで大きなテーマとなりました。将来は、多くの人に笑顔を届けることのできる建築士になりたいです。
2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
自分で決断したからこそがんばれる
受験を決断した理由は、学習時間が作りやすい学生のうちに将来に役立つ資格を取得したかったからです。受験を決める際に不安だったことは「大学の講義との両立」です。たくさん悩みましたが、学校の先生や先輩、友人に相談に乗ってもらい「できるかできないか」ではなく「やるかやらないか」なのだと気付かされ、受験を決意しました。たくさん悩み、最後は自分自身で決断したからこそ、受験勉強をがんばることができたと感じています。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
対面講義が自分に適していたから
対面講義の方が、自分の性格に合っていると感じたためです。実際に対面講義だと、分からない点をその場で質問でき、理解できるまで講師が教えてくださるので、知識が定着しやすかったと感じます。また、共に講義を受ける他の受講生の存在が、自分自身のやる気を引き出す1つの要因であったと思います。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
緊張や不安でペースが乱れる
受験が近づくにつれ、合格できるのだろうか……と不安になり、勉強のペースを乱したことがありました。そんなとき友人に「努力したものが成功するとは限らない。しかし、成功したものは必ず努力している」という言葉を紹介してもらい、気持ちを立て直すことができました。どれだけ努力しても不安はつきものだと思いますが、試験中に背中を押してくれるのは、過去にがんばった自分自身だと思います。
当学院で学習した内容が、学校生活または就職活動で活かせたエピソード
設計製図課題で、細部まで考えられるように
学校の設計製図課題で、計画・環境の知識や、法規の知識が特に役立ったと感じます。総合資格学院で学習した内容を、実際に大学の設計課題のプランに落とし込むことができたり、外観のデザインに活用することができたときには、やりがいや楽しさを感じました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
知識が定着しやすい
ライブ講義を受けて良かったことは、「理解できない点をその場で教えてもらえるところ」です。講師は、疑問点や理解できない点を、理解できるまで丁寧に教えてくださるので、とても助かりました。また、理解できると、記憶が定着しやすく感じました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
問題をこなす
法規は、なかなか点数が上がらず苦戦しました。問題の選択肢全てについて、答えが分かっていても、どのページを開くと答えにたどり着くのかを確認しました。その方法で、問題をこなした結果、点数が伸びていきました。
学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導で感じた効果
講師のわかりやすい講義
講義は、設計製図試験を見据え、ポイントを抑えて丁寧に指導していただきました。質問に対しても、理解しやすいよう、具体例を出しながら説明していただきました。製図試験では、法律や計画などでとても役立ちました。
学科合格のポイント
勉強時間の確保学科試験は、どれだけ時間をつくり、問題をこなしたかが重要です。問題を解けば解くほど点数として表れ、自信につながります。大学の課題で忙しい日も、勉強をしたくない日もありました。しかし、忙しさや怠ける気持ちに蓋をし、最後まで時間を作る努力をすることが大切だと感じました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
エスキスノートを作る
毎回異なる条件の課題を取り組むなかで、プランニングに悩む課題もありました。その際、講師の方に「エスキスノート」の作成を勧められ、基本のプランから各課題のプランニングを何度も練習し、良い点と悪い点をまとめました。ノートにまとめることで、苦手とする問題の傾向を分析でき、様々な条件の課題にも対応できるようになりました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
線の美しさと作図速度
設計製図の試験では、丁寧かつ迅速に作図を行うことが重要であるため、その練習に励みました。「線の美しさ」についてはシャープペンの芯の濃さを使い分けました。「速度」については、タイマーを購入し、自分のタイムスケジュールを作成しました。どの課題でもスケジュール通り描くことができるよう、何度も練習しました。
学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたこと
勉強時間の確保と集中力
製図試験では、何より作図の練習をするための時間の確保が重要でした。そのため、学科対策期間中から「勉強時間を確保する習慣をつける」ことや「集中力を維持し、効率よく勉強する」習慣をつけることが重要であると思います。
製図合格のポイント
常に全力で臨む本番焦らないようにするためにも、講義中の問題や宿題は、常に全力で臨むことが大切です。また、講師の方や友達からアドバイスをもらうことで、自分では気がつかないミスを見つけることができるので、積極的にアドバイスを貰うことをおすすめします。
-
今年絶対合格するダイアリー
このダイヤリーを活用することで、スケジュール管理能力がつき、優先順位をつけ、効率よく勉強を進めることができました。また、テストの点数を記入する欄があり、結果が目に見えてわかるため、やる気が出ました。設計製図勉強の際は、ミスした点を細かく記入することで、自分の間違いの傾向を分析することができました。
詳細はこちら -
自習室
設計製図の学習をする際は、家だと集中力が続かないため、よく自習室を活用していました。特に試験前は、毎日学校へ行き、本番と同じスケジュールで作図をしました。欲しい資料や課題プリントを印刷してもらえる点、質問ができる点がとても役立ちました。
詳細はこちら -
教務スタッフ
日々のダイアリーの確認や、苦手な箇所を教えていただきました。特に設計製図勉強の際は、苦手とする箇所と、対策としてすべき課題をリストにしていただき、とても役立ちました。
詳細はこちら