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SPECIAL INTERVIEW
継続は力なり!

安原 梨湖さん (23) 令和3年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- リフォーム会社(工事監理)
- 教室:
- 名古屋校
計画:20点、法規:20点、構造:16点、施工:21点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
古いものを大切に!
小学校2年生のころに実家が建っているところを見た経験が建築の道に進もうと思ったきっかけでした。高校での進路選択で理系に進み、大学では建築を専攻しました。その過程で様々な建築に触れ、古い建築をリフォーム・リノベーションすることに魅力を感じるようになりリフォーム会社に就職しました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
入社1年目で受験必須
内定の段階で、会社から1年目で受験必須、業務でも必要であることがわかっていました。受験が必須であるのなら早めに勉強し、絶対に合格しようと思い、大学在学中から総合資格学院に通い、合格をめざしました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
映像講義ではなく対面講義が良かったから
総合資格学院を選んだ理由は講師から直接教わることができるという点が一番の理由です。私は自宅で映像講義を集中して聞き、学習を続ける自信がありませんでした。学校に行くことで切り替えをし、対面での講義により、疑問点をその場で解決できる環境を選択しました。実際に他の資格スクールを利用した同級生と比較しても、学校側の解答の密度や内容の理解度で差がありました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
2回の転校
学科試験までに1回、製図試験までに1回転校があり、環境が大きく変化することに対して不安な気持ちでいっぱいでしたが、どの校舎でも講師やライセンスアドバイザー、教務スタッフの方々に親切にしていただき、転校後も不安に感じることなく学習に集中することができました。
周り(会社の同期や身近の先輩社員)の2級建築士に対する学習状況
先輩はほとんど資格取得済み
同じ会社の同期のほとんどが受験生で、受験日まで互いに励まし合ってモチベーションを保っていました。2年目以上の先輩はやはり仕事と勉強の両立に苦労されていた様子だったのでやはり新入社員の間に取得しておいてよかったと思いました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
大学の講義の内容の理解が深まった
学生なので実務経験はなく、大学内でも実務に関する授業も少なかったため、専門的な用語や実際の工事、構造、施工などのイメージできなく、理解しにくいことがありました。しかし、学院で講義を受け、知識として習得したことで、大学の授業も納得できることが増え、理解が深まりました。
講師によるライブ講義を受けて良かったこと
総合的にサポート
講師のいる教室にいき、講義を受けるということが気持ちの切り替えにもつながり、集中力を保つことができました。また、講師の方には仕事と学習の両立についてなどの悩みにも相談に乗っていただき、学習面だけではなく精神面でも支えていただきました。社会人1年目の私にとっては非常にありがたかったです。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
実際の現場写真を見て理解を深める
実務経験がなかったため、施工の内容が具体的にイメージできずに言葉を理解できない部分がありました。そのようなときにはインターネットで施工の動画などを見て、記憶を定着させていました。
学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導で感じた効果
モチベーションを高め続けることができた
学科試験が終わると製図試験まで2ヵ月しかないので、学科試験の学習時から製図を意識して学習しなければならないという勉強に対する姿勢が高いモチベーション保つことに繋がったと思います。
学科合格のポイント
諦めずにやりきることまずは学科を合格しないと、製図試験に進めないため合格するぞという強い気持ちを持って日々の宿題や学習に挑むことでモチベーションを保って試験に挑めたと思います。毎日何かしらをやる、継続して学習することが合格のポイントです。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
自分の答案と解答例を徹底比較
プランニングがうまく納まらないときは、自分の答案と解答例を何度も見比べて問題の特色の把握や理解を深めること、プランニングのパターンを頭に入れることを重点的に行いました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
早く作図するコツを聞く
最初の時期は総合資格学院の目標時間内に作図することが全然できませんでした。そこで、できている人にどうやって早く描いているかを聞いてそれを実践していました。そうすることで徐々に目標時間内に描けるようになりました。
学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたこと
法規の内容のインプット
製図試験は法令に違反しないことが非常に重要です。学科の講義中には、講師が製図でも重要になる法令を何回も繰り返し教えていただいたので、法令の内容をちゃんと理解したうえで製図対策に臨むことができました。
製図合格のポイント
素直に言われたことをやる学科でも同様だと思いますが、総合資格学院から出された宿題、教えてもらったエスキス手順を素直にやって提出することが合格への近道だと思います。私は宿題をすることで精一杯だったのであまり+αの学習はできませんでしたが、製図試験当日には自分はこれだけやったという自信になりました。