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SPECIAL INTERVIEW
あきらめずにコツコツと

青木 一翔さん (23) 令和4年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 専門学校
- 勤務先:
- 工務店(意匠設計)
- 教室:
- 藤沢校
計画:18点 環境/設備:16点 法規:26点 構造:27点 施工:16点
受講講座
- 受験回数:
- 学科2回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
家づくりを楽しそうに語る父に影響され
父の背中を見て育った私は、昔からものづくりが好きで、時には講義中のノートに間取りを描くこともありました。高校卒業後は本格的に建築を勉強したく専門学校に進みました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
信頼してもらえる建築士となるため
専門学校入学時には1級建築士を目標にしていたため、決断というよりは取る以外の選択肢はありませんでした。正直私が行う業務は2級建築士の資格でできる内容ですが、お客さまからより信頼を得るために取得しました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
対面講義に惹かれ
総合資格学院の合格実績はもちろん、講師が登壇しておこなうライブ講義に惹かれこちらの学院を選びました。またカリキュラムの内容、豊富な教材、手厚いサービスなども受講の決め手でした。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
自分に合った学習環境を
私は自宅では長時間集中して学習することが難しいと感じたため、なるべく学院に行き勉強するようにしていました。学院には同じ志を持った受講生も多くいたため、集中して取り組むことができました。ライバルではありましたが教え合ったり励まし合ったりと切磋琢磨して学習できたのはよかったです。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
オンとオフの切り替え
なるべく1回の勉強で集中できる時間を増やそうとしました。疲れているときに、無理に勉強しても頭に入ってこなく時間が無駄になってしまったことがありましたので、疲れたときはしっかり休むようにしていました。ただ、絶対に学習する時間は決めていたため、自然と体も馴染んでいきました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
仕事で学習内容を実感
施工に関しては、実務では戸建住宅がほとんどで大きな現場に携わることありませんが、法規的な面では防火関係や道路など学院で教わったことが確認申請の際に役立つことは多々ありました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
解決に至るまでが速い
わからないことはすぐに講師に聞けて解決できたため、効率よく学習できました。わからないことを理解するのに時間を要することなく、次から次へと新しい知識を得られたのはライブ講義の良いところだと思います。講師の声で覚えた内容などもありました(笑)。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
法令集は毎日開く
法規に関しては、学科1年目は時間内に解くのが精一杯でしたが、2年目では担当していただいた講師の教え方が自分に合い、実際に解くスピードも速くなりました。法令集を毎日開くことで条文やページ数などを覚えられたことがスピードアップにつながったと思います。
学科合格のポイント
勉強をした分自信につながる1年目に学科で落ちてしまったときに厳しい試験だと痛感させられました。ですが2年目で学院のカリキュラムを信じ続けた結果、徐々に知識が身につき自信を持って試験に臨むことができました。試験範囲も広く不安はありましたが、あきらめずにコツコツと勉強を続けられたことが合格のポイントだったと思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
その用途に応じた空間構成や規模感の把握
仕事では住宅規模でしかプランニングをしていないため、なかなか大きい規模のプランニングを時間内に収めることに苦労しました。今年度の課題は事務所ビルだったため、実際に建っている事務所ビルの図面を見て空間構成や規模感を把握するなど自分なりに工夫しました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
作図は勝手に手が動くぐらいに
2級とはちがい規模はもちろん作図量や内容も重かったです。最初は時間内に描き切ることは到底できないと思っていましたが、学院の指導手順に従い1枚でも多くトレースするようにしていました。時間内に描き切ることができてきたら法令違反、条件漏れがないか必ずチェックを行うよう心掛けていました。
製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたことを教えてください。
学科の内容が製図に関わる
設備関係は非常に苦戦しました。環境設備で学んだ設備関係、配管などは製図試験でも直接的に関係してきて、もっと深く理解しておけばよかったと反省しています。
製図合格のポイント
与えられた条件は必ず、法令違反は絶対に回避まずは与えられた条件、法令違反は絶対にしないよう、チェックを何度もするように心掛けました。求められている以上のことはしないで、求められているなかで完成度の高い図面を作図できるようにしたことがよかったと思います。また、作図強化講座で作図時間を縮めることができるようになったことも大きかったです。
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合格サイクル+継続学習
演習テスト、復習テストがあることで1週間後、2週間後の理解度が自分で把握できるのが良かったです。また、テストに向けて復習するようになったので自然と復習サイクルの癖がつきました。
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デジトレ
学習時間を確保するため、移動のときや休憩時間に1問でも2問でも行うことを心掛けていました。携帯でも学習できたため、取り組みやすく非常に良かったです。
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作図強化講座
最初の作図トレースはすごく時間がかかっていましたが、お盆に行われた作図強化講座を受講し、講師や受講生たちとアドバイスや意見交換したことで飛躍的に作図が速くなり、学院の目標時間で作図ができるようになりました。