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SPECIAL INTERVIEW
自分に打ち勝つ!!!

一森 準平さん (32) 令和4年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 指定確認検査機関(用地補償コンサルタント)
- 教室:
- なんば校
計画:13点 環境/設備:19点 法規:26点 構造:24点 施工:17点
受講講座
- 1級建築士ビクトリー合格必勝コース
- 受験回数:
- 学科3回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
1級建築士プラスアルファの仕事
現職において、1級建築士資格を取得して、仕事をする人はそこまで多くいません。しかし、1級建築士の視点から物事を考え、発言することが必要になる場面もあります。その時には、やはり1級建築士の資格が重要になってきます。さらに、別の資格に加え、今の仕事では、1級建築士の資格があることで立場的に有利になったり、信頼を得ることができます。ただ単に、1級建築士だけで終わるのはもったいないと思い、現職に就いています。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
2級建築士から1級建築士へ!!
専門学校時に2級建築士を取得し、1級建築士に挑戦することは自分の中では決定事項でした。また、1級建築士になることは、小学生時代からの夢でもありました。私の場合は大学を卒業し、回り回っての挑戦となっていたので、年齢的な不安もありましたが、支えてくださる周りの方々がいたので、不安を力に変えることができました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
高い合格率!!
建築士試験は、相対試験であり、合格率が非常に重要になってくると感じたため、合格の可能性を1%でも上げるため、合格率が高い総合資格学院に通学することを決めました。実際に通学をしてみて、周りには本気になっている人が多く、「そういう人達に負けていられない」と考えることができたため、学院は自分に合っていたと思います。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
ピークの波を合わせましょう!!
私の場合は、ピークの波を合わせるのに苦労しました。講義が始まったすぐの時点では、トップクラスを維持していましたが、段々と下降気味に…。それでも「最終的に合格すればいい」と思い、落ち込むモチベーションをギリギリで耐えていました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
時間は自分で作り出す!!
24時間というのは人に平等に与えられています。その中で時間を確保するのも、手放すのも自分次第です。しっかりと作り出そうとすれば、なんとか時間の確保はできると思うので、自分に甘くならないようにマネジメントしました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
簡単なことでもアドバイス
現職場には、建築士は多くいません。S造の工程のことや施工方法などの専門的なことに対して、先輩や上司にアドバイスできたのは、1級建築士の資格対策をしていたことが活かされたように感じます。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
質問しやすい環境
自分のわからないことをすぐに質問できたのが非常によかったです。解説のあとには、講師が違う問題を提示してくれたので、他の問題での展開も考えることができました。また、同じクラスの方が質問をし、それを講師の方がクラスに共有してくださったので、クラス全体の能力アップにつながったように感じます。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
苦手から逃げない!!
法規と構造は比較的、能動的に知識として蓄積することができました。計画については苦手だなと感じながらも、出勤時に建物の名称等を自分のわかりやすい方法で頭にたたき込みました。
設計製図試験も見据え、学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導を行いましたが、感じた効果を教えてください。
少しずつレベルアップを!!
学科対策時は製図のことまでは、正直なところあまり意識が向かないかもしれません。製図試験に出そうなところだけでも最低限理解するようにと心がけ、学習していました。
学科合格のポイント
法規と構造で50点以上!!全体で得点できる割合が最も大きい科目で点数を積み上げることが重要!!構造力学から逃げないでください!!
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
暗記より理解
製図講義が始まった当初は、記述は暗記だと思って取り組んでいました。しかし、講義が進む中で、自分の描いた図面から記述を求められることが多くなり、手が止まってしまうこともありました。何事においてもですが、丸暗記になってしまうと、ある一定までしか応用が利きません。理解することを心掛けるようになってから、少し捻った問題にも立ち向かうことができたと思います。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
スピード管理!!
作図において重要なのはやはりスピードだと思います。早く描くことが出来る人は図面のクオリティーを追い求めることができます。そのためにも、階段やEVなどのパーツを素早く描くことができるように、トレーニングを繰り返しました。
製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたことを教えてください。
まずは学科に集中!!
正直なところ、学科対策期間に製図試験のことを考える余裕はなかったです。余裕があるなら、計画の数値等が製図試験においてポイントになると感じたので、数値と製図試験を結びつけて学習できればベストかなと思います。
製図合格のポイント
最後の最後まであきらめない!!製図試験において、終了の30分前に重大なミスを犯していることに気づきました。かなり焦りましたが、終了5分前になんとか訂正完了。ラスト5分で図面の補足を殴り書き。そんなこんなで合格したので、最後の最後まで粘りきった人が合格できる試験だと感じました。