合格体験記 一級建築士坂田 佳誉子さん

SPECIAL INTERVIEW

本番の日を最高の状態にする!

坂田 佳誉子さん (23) 令和4年度 1級建築士合格

学歴:
大学

勤務先:
大学院1年生(建築学科)

教室:
柏校
本試験得点 106点

計画:15点 環境/設備:18点 法規:26点 構造:26点 施工:21点

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ

在学中に1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

周りの環境を整える

今が一番時間を取れる時期であり、頭もまだ若く他の受験生より記憶力が高いはずという理由で決断しました。この一年間には、卒論・卒制・コロナ感染など様々な苦難がありましたが、オンデマンドに切り替えたり、教材を郵送していただいたりと総合資格学院の方に助けていただきました。それだけではなく、同じ境遇の友人の存在も励ましになりました。また、試験直前には友人との時間を少なくしたり、アルバイトを休んだり、周りからの理解がとても助けになりました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

自分にとって一番力がつく環境を

私は暇ができるとすぐサボってしまう性格だということを理解しているので、独学では不可能だと考えていました。また、コロナ禍のオンライン授業も身が入らなかった経験から、通学で、さらに課題も細かく設定されている環境を選びました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

毎週同じ質をキープすることの難しさ、経験不足

学生は特に、週によって忙しさが大きく変動してしまうということがハンデになると思いました。勉強に手をつけられない時期があると、それを取り戻しながら、その週の予習・復習をこなさなければならず、逃げないように踏ん張ることが必要でした。さらに、実務経験が全くないので、見たことのイメージすらできない話もあり、理解に時間がかかることも多かったです。そのときは質問をたくさんしたり、自分で調べたりすることでカバーしました。

周りの1級建築士に対する学習状況

お互いを鼓舞

同じスタートを切った同級生と、学習状況から設計課題の進捗なども共有し、お互いを鼓舞していました。帰りの電車で、励まし合いながら毎週を乗り切っていました。勉強を開始した時期もほぼ同じであり、自分の理解度や進捗度合いを測る指標にし合っていました。

当学院で学習した内容が、学校生活または就職活動などで役立ったエピソード

設計課題に還元できる

これまでの設計課題では、構造部材や材質、図面の描き方など、わからずじまい仕舞いだったものが多かったのですが、勉強した知識を生かす場面が何度もあり、設計課題にも還元できることを実感しました。

当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと

一度きり、集中して取り組む

講師の話は一度きりで、聞き返せないものなので、一言も聞き逃さないようにと、最後まで集中して取り組むことができました。そのおかげで、一度の講義で内容の理解や記憶することがある程度できたので、無駄な復習・暗記時間が省かれたと思います。

学科攻略法

得意科目と苦手科目

Strong and weak points

環境・設備

得意科目

法規

苦手科目

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法

テキストを活用し、繰り返し解く

学習をはじめたころは、法令集の見方が全くわからず、理解もできていませんでした。そこでテキストを深く読み、時間を計りながら何度も解くことで、次第に得意科目になっていきました。

設計製図試験を見据えた、学科学習時から正しく理解し、記述できるよう指導を行いましたが、感じた効果を教えてください。

製図試験のイメージを持つことができる

製図試験の経験がなく、どのようなものなのか、どのような学習なのかさえわからなかったので、イメージづくりができたことが非常にプラスになりました。学科合格後の不安材料が一つ解消されたことは大きいと思います。

学科合格のポイント

本番を最高の状態に

自分がそれぞれの科目において最高の状態にするには何日必要か概算をしながら、直前を過ごしていました。さらに、全て暗記したと感じた日から、過去問題集を全て解き、記憶や理解の抜けを再度確認し、これで落ちる訳がないという自信をつけて臨むことができました。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

講師についていく

製図試験の経験が全くなく、自分に合う頭の使い方や時間配分などもわからない状態だったので、とにかく講師の言うように取り組みました。毎週、自分のエスキスのどこが甘かったのかを考え、わからないことは質問をたくさんしました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

とにかくスピード

作図はとにかくスピードだと思います。何度も時間を計り、プレッシャーをかけながら練習ができる環境のおかげで早くなりました。

製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたことを教えてください。

記述対策のための勉強法

記述では、単語の意味や効果も理解する必要があり、単なる暗記だけでは足りなかったと反省をしました。

製図合格のポイント

落ち着いて、かつスピーディーに

課題文の読み落としをしないためには落ち着く必要があり、緊張をできるだけほぐす必要があると思います。また、落ち着いて読んだ後は、いつも通りスピードを意識して製図する必要があります。いつもと違う環境で描くと、なぜか時間がかかるので、何度も時計を確認するようにしました。試験終了後、試験官の方に「図面綺麗だったよ」と声をかけていただき、ホッとしたことが一番の思い出です。

メッセージ

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

私は将来の目標のために、1級建築士試験に挑戦しました。私はまだ学生であり、まだまだ学ぶべきことがたくさんあるので、1級建築士としてのプライドを持って社会に出られるよう、これからも研鑽を続けていきます。

資格取得をめざす方へアドバイス

決断したらとにかく早くはじめるべきだと思います。また、周りの環境を整えることも怠らないのが良いと思います。そして、試験を一回で決めるという覚悟を持つ必要があります。

総合資格で良かったところ

  • 合格サイクル+継続学習

    私は負けず嫌いで、テストの点や順位にこだわる性格だったので、テストのための対策をすることで、自然と復習する習慣付けに繋がりました。

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  • 学科テキスト

    テキストの内容を全て暗記すれば必ず合格できるクオリティであるから。とにかくテキストを何周も読み込みました。

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  • 交換添削実習

    自分と他人の製図を比較し、自分の製図を客観視する貴重な機会であったから。また、自分で見つけたコツや考え方を共有することで、多くの学びを得たと感じています。

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